すべてのおすすめ
海辺に立った少女の足を洗う、静かな波音
星は祈るように首をつっている
泣いているの?
君は何をみていた?
帰るための場所
海の新星
流線型の悲しい魚
それとも
死んだ珊瑚の世界
....
明日になんて、ならなくていい。
心地良い夜の中、時間が止まって欲しい。
なのに。
時計の音が聞こえる。
止めなきゃ。
扇風機が回ってる。
止めなきゃ。
CDを流してる ....
最後に会ったのは
いつだったかな
たった
二、三年前までは
僕の全てが
君だったのに
悲しいもので
今の僕は
君の顔すら
上手 ....
あの日
いつもより10分早く起きた
あの日
朝食はトーストとポテトサラダを食べた
あの日
うお座の運勢は第三位だった
あの日
重要な会議があるからと
君は三 ....
寂しいときには
歌を歌う
一人っきりのエレベーターの中で
たった15秒の僕だけのステージ
やさしい言葉を叫びとばす
寂しいときは
眠らない
ベッドの上ですごく ....
例えば君の身近にあるすべてを
一つだけ残して捨てるとしたら
僕はどこまで生き残れるかな?
水や空気や地球といった
数多くの強敵を打ち倒して
最後まで勝ち残る事は出来るかな?
....
今日は死ぬにはとてもいい日だ
草穂を揺らす風が吹く
ヒマラヤスギが黙然と立つ落日
強さの代わりに口を閉ざすんだ
風がすわりと立ちはらむ草原で
空気に重さがあるということを
彼らは厳かに ....
灰色のコンクリートには
ない、ない
としか書かれていなくて
薄紫色の夕暮れには
さあ、さあ
としか書かれていなくて
茶色の地面には
まあ、まあ
としか書かれていなくて
青 ....
昨日の夕焼けの事を
思い憂うこと勿れ
だってそうだろう
朝焼けに向かう方が
近道じゃないか
ここは
夕焼けの墓場
毎日毎日死んでしまうから
ここにそっと葬られるのさ
見て ....
愛していると言われた
ホントかどうか疑った
衣類を剥いて 手足を縛った
跡が残るように きつく きつく
愛していると言われた
ホントかどうか疑った
....
最近 急にお前が大人びて見える
きっと俺がまだまだ幼いから、しゃべりづらかったんだな
{引用=
ごめんな
}
子供っぽくてごめんな
お前の好みの男 ....
車を降りる
星が散ってる
金木犀薫る
きみの笑い声って
三年後の秋にも
届いてきてるんだ
車を降りる
星が散ってる
金木犀薫る
こぼれる笑みを舌先で隠し
焦らしながら導いて 沈める
時折 突き上げられては 鳴き声をあげ
遮二無二躍る 私の姿は きっと醜い
美しく歪んだ顔に目を落とし
我を失い倒れ込む
....
また原油
高騰の影響で
野菜の値段が
上がっている
そうだけど
生命が燃焼し
続けるその熱効率は
これから永い
冬までずっと
下方向に
傾いていく
ビニールハウス
栽培の野菜を ....
貴方の傍にいて最近
凄く怖くなるの
悲しい気持ちになるから
出来るだけ顔を合わせないように
泣き声も出せず殺して涙するの
ずっと一緒にいようと
約束したばかりなのにね
私たち少し何か ....
さっき呟いた「逢いたい」の意味は
今すぐ会いに来て キスして抱いて
失恋、をしなくちゃいけないんだ。
こんなことに今更気付いたよ。
ちゃんと恋を失なわなきゃいけないんだ。
だから、他の誰のことも好きになれないんだ。
あなたを失うだけじゃ、
....
『海の中で時計は止まる』
そっと手をつなぎながら
僕ら海に泳ごう
ひと足とびに歌を口ずさんで
思い出の波にゆらぎながら
毎日君に話せなかった言葉を話そう
『羊が手を振る』
....
君はどこかへむかい
歩き 走り
僕の知らないどこかへと
たどりつく
その途中少し疲れたなら
僕のいるここに
立ち寄ってくれないか
向かいのいすにすわって
ここまでやってきた理 ....
hope in dark.
どうしようもなく降る雨の中
Can you fly?
残された希望の名残で
I lost you.
失ったものへの悔いなど不要で
悲しいだけのMy self.
....
あの夜の出会いは一期一会だったのかなぁ
だって君とはもう二度と会えないだろうから
あの夜へ戻ることができるなら
俺には似合わないけど
笑顔でお別れをいってあげれるのになぁ
....
何時の間にアタシは
こんなに堪え性のない子になったんだろう
あと2回 夜が明けさえすればいいのに
声が聴きたくて堪らない
お体は大丈夫ですか?
きっと傍から見たら
馬鹿みたいでしょ ....
飼い殺した新鮮な感情 目は曇っている
心に吊ったてるてる坊主 一体 何個目かな
絶えない否定と肯定 大丈夫 昨日は戻らない
慰めるだけ 虚しくなるから わかっているのに 忍ばせた
卵が ....
『うれし雨』
この雨は泣いてる雨なんかじゃない
きっとうれし雨なんだ
そうじゃなきゃいけないんだ
『何でも無い一日』
ただひざを抱えて
外を眺めていた
少し肌寒いのは
....
一生なんて一瞬だなんて
(りんごが落ちるみたいにひどい顔)
好きだって言ってくれたのに
(だけども今恋してた)
笑わないでよ
(りんごの匂いは血の味に似ている)
笑 ....
包帯 が
巻かれた
そこから
光 が差し込むのならば
身体いっぱいに
包帯 を
巻いてやれ
なぜ君ら
かかわって来るんだ
少し黙れよ
雨の日に
濡れる右肩
君に見とれる
必要ないんなら
教えてくれない
やめるから
青春時代の青臭い
どうにもやりきれ ....
もういいかい?
まだだよ
なんて二人して楽しかったね
だけど君に見つかったとき
言えなかったんだ
好きだって事
学生時代みたいに
遠くから眺めてそれだけで
僕ら幸せなのかな
走ってい ....
昨日
隣の席の
あの子の夢を見た
今日
同じ部活の
あの先輩の夢を見た
明日
大好きな
君の夢を見たい
たくさんの
シャボン玉が
飛んでるよ
ねえ
泣かないで
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