すべてのおすすめ
バレンタインチョコくれ
わけへだてなくくれ
バレンタインチョコくれ
ナンピトたりともくれ
せっかく4トントラックを手配したんだから荷台が満タンになるまでくれ
それまでバレンタインデーは終わら ....
水も飲まず
GAMEに耽って
夕方
肩の痙攣が止まらなくなったら
世界の肉をしゃぶりに行く
丸めた汗臭い服を構わず羽織って
液晶に浸かった神経を
引っこぬいて
ものも言わず ....
明日の朝になったら
気付かないうちにあたしが
鮭の小骨になってて
どの食卓でもよけられて皿の端に置いてきぼりで
最後には
グルメな猫にも食べてもらえずに
入れられたゴミ袋を ....
どうして
しかられたの
まちがってることを
しちゃったから
なの
どうして
ほめてくれたの
できなかったことが
できたから
なの
なにかのためだとか
きまったことだと ....
地下鉄が眠る間に
僕たちは上を走ろう
赤いランプは無視している
とっくに壊れている
アクセルを踏み込んだら
青いランプは君の瞳の中
そんなにも欲している
白い花が咲く夜の ....
花は美しく
どんな世界をも完成させます
花は清く
失った物の美しさを
思わせるようです
花は明日枯れるので
一層美しくありたいのでしょうか
その
脅えるように開いたつぼみは
わた ....
昭和麓拾年に第一詩を叫んだ
涙と共に溢れ出た其れは
母親を始めとする数人の中での
第一詩だった
昭和奈奈拾麓年に童貞詩を読んだ
熱い感情で紡がれた其れは
拾麓年目の人生の中に於いての
....
金は天下の
まわり物
はまり
はまって
うん百回
昨日も
はまって
貯まってる
ここで
出さなきゃ
エラー出る
まわせ
まわせ
光よ
走れ
ああ
....
午後に揺れる はちみつ色の池が
とろり とろり
眠くて仕方ありません
医学的にホルモン・バランス
春の陽気を否めませんのよ
かすんだ景色を走るの 普通電車が
....
荒れるといった 天候はやはり
買い物に行こうと 車だしたら
あたった
ふきさらしの 水田に積まれた雪は
風にたたかれて 横に 流れる
降る雪と 流れる雪で
前も 後ろ も見 ....
友よ、
すでに日の光を受けている君の震える足で
「初めの一歩」を踏み出そう
まだ描かれてはいない、空白の明日に向けて
深夜の闇の部屋の中で
耳を澄ますと聞こえて来る
胸 ....
夜倶楽部 アヴァロンで誕生日を迎え
トランス野郎に囲まれる
逃げ出した喫煙所では 他の誕生日お姉さんのパーティー
「ハイファイブを呉れ」と言うので
「今日は俺も誕生日だ」と言いながら呉れてやっ ....
りんりんと
しなびた空気をいま
のみこんで
ナイフを もっています
ナイフは 金物屋のおじさんが
よく切れるよ と言っていたので
(おじさんは嬢ちゃん、といった)
(ナイフを売っ ....
国外の女が
盈月ホロホロに杯めく山々を隔して
抱きしめてくれたんです
金髪でした
雪をかぶった斜面に泣き、泣き、泣き
左手に見下ろす官舎から
笑顔で見送る仲間たちが小さくなっていきます ....
はあかるいやわらかさをもっていて
とき につめたい
さようならのあたたかさを
わたしはしらない
東京の月はたんさんのあじがするの
つめをみがいて。
もうすぐくるちいさなわかれを
のみこむ ....
神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい
私の可能性は自分だけでは見いだす事が出来ず
私の限界は手に触れる程近くにある
私の思考には制限があり、明日の事すら予期できず
通り過ぎて来た過去にすら捕 ....
さびついた
すいどうのじゃぐちを
ひろってきてくれたひと
さぁて きせきとやらを
おこしてみようか
ぐるぐるうでをまわしながら
ほんとなんにもないなあ
おしいれやどうぐばこをぶっしょ ....
はけ が とどいて
ぬられる めと て
ほおばる いろいし
つめたい みみたぶ
ひ に すか され
ひ に こげ つき
そら の くに よ
ほほ さらわせ て
蛙
青葉の無限について
ひもとくうたは
いつの日か
にぶい戦争として
終わりを迎えます
それでも
雨のこと
肌にしみついて
忘れません
うれしいね
きっといつか
血は海のた ....
遺伝子ってのは
忘れてても
覚えている奴
あんまり頭を使わずとも
友よ
あなた
考えてないけど
市バス乗り場て
読めるなあ
習ったからだけや
ないでしょう
【覚えている】 ....
いつからだろうマフラーがすっかり
魚だ
巻くと冷たい鱗がささり
しかも時々鋭い歯でかみつく
工場からの帰り
俺の手は油と煤だらけだが
首のあたりからは
腐った泥の臭いしかしない
明 ....
不意、A!土星からの怒声の一閃に
幽れる街灯の非直線 交環るは
千弦のスイスギター 歌現の未過月が
高塔無敬の時計台でカラカラと長針と
歓談 カウントダウナーの蝶信仰
Q天巡るシープの前足の ....
夜の浜辺で一人
寂しい叫びを{ルビ宇宙=そら}に放り投げる
震える声は
一枚の手紙となって、舞い上がり
静かな波の唸りの上を、舞い上がり
海の{ルビ面=も}の、
月の光の道の上を、舞い ....
すべての歯の間という間にクッキーを詰めてにやりと笑ってみせるとあんたはにかっと笑って各々の歯の間に胡麻を挟んで見せて、全部食べろと言うので舐め取ってみるとさながら胡麻クッキーが如しだ
....
この村には年に一度
山の神様のお祭りがある
唯一舗装された国道沿いに
今年もいくつかの出店が並ぶ
たこやき
やきそば
金魚すくい
年に一度のこの祭りの日
多くの村人達が頂上の神様を訪れ ....
僕のエレベーターが機能しないのですが
機能というからには昨日からなのですが
頭の毛が抜け始めたのはもっと前からなんですが
床にだらしなく広がる乳液
それは僕の止まらないサーカス
細胞 ....
ぼんやり東京をながめてた
ビルの匂いがした
冬
いろ つや かたち
小瓶をさかさにして
こぼれおちるこげ茶色のおんしょくを
君にたむけて
ピンクの舌でふれる液体
冬の匂い
ぽ ....
野茂投手が
大きく腰をひねり
ボールを投げるのを
見ていると
カッコイイ
僕と同じ大阪で育ち
朝が弱いので
朝の練習はとても
嫌いだったらしい
米の、放送局のインタビュアーに ....
男 「ちん ちん」
女 「ぽこっ ぽこっ」
やまと 「いよぉおおっ」
男 「ちーん」
女 「ぽこっ」
やまと 「ぃよぉおおおっ」
女 「ぽこっ」
男 「ちん」
....
たまりにたまったエロ本とか
エロビデオとか
そんなもの
欲望とか、りびどー
だ
とかを
いっさいがっさい
ごみぶくろに入れて
見下しながら、お酒を飲む
これだけで幸せにな ....
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