すべてのおすすめ
きみは野いちごをひと粒ほうばる
ぼくの喉の奧の海底で塞がったままの洞窟に
ためておいた雨の音を聞きながら
きみは野いちごをひと粒のみこむ

悲しみなど知らないふりをして
今日、夕刻に買って ....
思いを つらぬいていく
大切な悲しみの持つ深さ
この青白い深さ
しんとして
真冬の月のレモン味

思いを つらぬいていく
生きるという思い
生きるという思いを
大事にしたい
真冬の ....
カラダに湧き上がる返事の針路を還るとそれが耳管で唱歌。洗い流した新緑の土足で打ち消してしまい、くるめくほどにただ一点を覗いて。溢れんばかりの月魄を留め、コレ以上は近づけない(言葉が、なぜ 遅い 欄干を .... 四芒星の女神は微笑みを浮かべる。

全てを厭う穢れた怪物を、その目に映して。
長い髪を靡かせて、何の躊躇もなく近づいてくる。

怪物の闇の中で幽かに瞬く六等星を、彼女はその手で見つけ出し、優 ....
○「詩とは?」

詩とは何か?
死と同じようにわからない!
わからないままに
書いている
生きている
この生には
なんとも奇妙な日々がつづいている
流されて 打ち上げられて
無意味に蠢くだけのこの不具の身体
それでいながら守られて
意志を発揮する間もない時がつづき

あるいは罰のようにさ ....
女性は
暴力の何たるかが
わからないのではないか

殴って黙らせたことがあるか
またどのくらい殴ったら
死なせてしまうかとか

そも殴りかかっていい相手なのか
測ったりは?

犯 ....
○「ユーチューブ」
ユーチューブを初めて見た!
若い女性の股を広げている動画などが
いっぱい出て来た
スポーツのエロ化か?
うーんこんなものを毎日見ていたら
脳梗塞になるような気がして
 ....
最も遠い牡牛を見に行こう
インゲン豆の思想を持って
白鳥の内面を持って
大地の虫歯
お茶の先端に刺さる深く静かな悲しみ
誠実な熟読と
ヤマウズラの貞節な唾液を持って

今朝はグリーグの ....
あんたらなんて言いはったっけか?
自称何とかって、えっ、詩人
そうそう、自称詩人言いはりますのや
まあ、随分と大きく出はりましたなぁ
そないなことゆうたら
おばちゃんなんか
自称今田美桜や ....
誰か一人が歩いているとき
町の喧騒はさみしく かなしい
誰か一人が笑っているとき
町の灯りはさみしく かなしい

だから雪は濡れているのです
うろ覚えの愛情のように
「富士山」

どんな山も
どうやら富士山らしい

そんな時
わたしは何かの力に押されるように
静かにほほえむだろう

ほほえみながら
この
ほほえみのことを考え
どんぐりの木の ....
Dear St.Nicolas,


極北の暮らしも
季節は、
子供たちへの贈り物の準備
そんな 忙しさをましていることと
存じ上げます。

今年の クリスマスの
願い事のリス ....
夜に觜があるとしても

火に吹き出し口があるとしても



そんなもんは許さねえ



俺が許さねえ






トランペット二度と吹けなくなる迄
 ....
書籍は長方体

紙という平面の積層体

平たい面に

文字という星が

整然とキラキラと輝く

星は重なり合い星雲となり、

次のページへ

次のページと重なり

 ....
俺の細胞が新しい刺激を求めて蠢き騒めくとき俺はそれを自分自身で作り出すことが出来る、外にある何かを利用したり誰かを引き込んだりしようなんて考えない、俺は自分のイマジネーションを振り絞ることにしか興 .... 暗渠の上の緑道を歩く

枯葉を踏みながら
自分の影を踏みながら
何処も目指さずに
誰も目指さずに

曲がりくねった道を彷徨う

陽射しはただ微笑むだけで
空の青さが背筋に染みる ....
○「理屈妻」
ああ言えば
こう言う
こう言えば
ああ言う
言えば言うほど
火に油
僕は付き合いきれないから
散歩に出る

○「ボケ」
今朝は寒いなあ!と思っていたら
コタツのス ....
 

枯れ果てた
くたびれた涙みたいな
蒼い月を
呼んだよ

泣いてないって
笑ってるでしょって
季節ごとにカンタンな嘘を
恥ずかしげもなく
ついたよ

だからわたしは
 ....
忘れたくない
自分は
存在しているということを
有り難く思う
命を味わおう



ありがとう
いつも
ありがとうを
ありがとう
いのちよ



 ※ 五行歌とは、五 ....
ジャズ

https://suno.com/s/OnEIvAu82hec0Wor

https://suno.com/s/BnCz1C68jnmUswfQ

なんとなく

https: ....
私には横たわる為の納屋が無い
私には生まれる為の厩が無い
死ぬ為の浴槽すらも

私には錆びた電気椅子があるだけ

私の頭には穴がぽっかり空いていて
以前はそこは入り口でしたが
今は魂が ....
私は 木目地にすぎない。
光がひずみ
色が変わり、 そのテンペラを細みガラクタはあつまって
苑内を崩してく           間仕切りには丁度
              月光浴ディストーシ ....
愛を忘れた神殺しの
愛が
宙で宙ぶらりんになっている。

そうして
遠くて近い銀河の岸で
神殺しに殺された神は
宙ぶらりんの愛で生き返る。

自分に都合のいいだけの神なんて無いの
 ....
まずあるのは牧歌調の死霊たちの手帳であり、そこから遠い物質の往復が流れ、大地と海の手袋、すなわち科学的な絶望の電話機が流れ、雨の日に垂直に喋ることで有名な手品師の睾丸が突然に流れ、絶叫が流れ、緑色の陶 .... 立ち枯れた夏草に綿の花
朝の光に否応もなく
蒼い影を生み落とし
泣いて端から透けていく
でもわたしは目の端に
季ちがいの早贄とされた
わたしの春を見ていた
雪から突き出た枯草や
裸の樹 ....
・種・
言葉がわらって弾けて
青い波しぶきに似た眩しさ、私のものと違う。じっと我慢して、じっと耐えて、私の容れ物が耐えられなくなる頃に、心の柔らかいところから 割いて生まれる、血濡れた刃が、言葉、 ....
それは遠い遠い昔のこと
命は身体という
不自由な傷つきやすい器を
必要としていたという

鼓動 とか
呼吸 とか
だから今はもう
命の比喩としてかすかに
その器の記憶を伝えるだけ
 ....
何年もまえから
週末になると三時間ほどかけて
家に帰っている

はじめのころは
半分くらい旅行している感覚で
ぶっちゃけ云うと
けっこうしんどかったな

だから
二週に一回 ....
+

 ルービックキューブを浮かべた
 コーラーフロートに黒糖をかけて
 のむ/のむ/
 のむ/
 天使たちの地獄めぐりにいあわせている。
 わらいたくて笑うひとは可愛いさ。
 インタ ....
りつさんの自由詩おすすめリスト(995)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
野いちご- 歌留多カ ...自由詩225-12-15
真冬の月のレモン味_※(音楽付き)- こしごえ自由詩225-12-15
わからない、だろうが- あらい自由詩125-12-15
運命の邂逅- 愛心自由詩125-12-15
独り言12.15b- zenyama太 ...自由詩4*25-12-15
奇妙な日々- 岡部淳太 ...自由詩5*25-12-15
釘を刺す- りゅうさ ...自由詩5*25-12-15
独り言12.15- zenyama太 ...自由詩2*25-12-15
抒情詩について- 牛坂夏輝自由詩225-12-15
おもろないねん- 花形新次自由詩125-12-14
熱燗- 飯沼ふる ...自由詩3*25-12-14
あの子へ- 道草次郎自由詩525-12-14
〒_HOH_OHO- 月乃 猫自由詩10*25-12-14
Saturday_Night_Special- TAT自由詩125-12-14
四角い宇宙- 多賀良ヒ ...自由詩325-12-14
たとえ食らい尽くしても満たされる事は無いだろう- ホロウ・ ...自由詩125-12-14
冬の散歩道- 夏井椋也自由詩1225-12-14
独り言12.13- zenyama太 ...自由詩2*25-12-14
蒼いカノン- 秋葉竹自由詩225-12-14
※五行歌_二首「ありがとう_いのちよ」- こしごえ自由詩8*25-12-13
つづら坂(過去作)と音- wc自由詩8*25-12-13
- 由比良 ...自由詩125-12-13
さんぜんとひとしずくのいっぱい- あらい自由詩425-12-13
(おとぎばなし)愛を忘れた神殺しの_※(音楽_3曲付き)- こしごえ自由詩7*25-12-13
Emanation- 牛坂夏輝自由詩2*25-12-13
赤冬- ただのみ ...自由詩725-12-13
詩作三部作- 這 いず ...自由詩325-12-13
long_long_ago- 塔野夏子自由詩8*25-12-13
にんげんばんじだれのなに?- 秋葉竹自由詩325-12-13
ミーマニアさんたち- 百(もも ...自由詩3*25-12-13

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34