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詩によって孤独な戦いを強いられている

木の葉が井戸に落ちて水の輪が拡がるように
深く深く地底まで潜り込むように
言葉は解釈を違えて迷子になる

託した想いは誰かの思いにすり替わっては
 ....
林檎の内部には
乾いた正常な絶望があり
その鏡の
理想化された煙の海辺で
きみの通過できない空間が
雨に熱狂的な暗示を加えている

雨は吟味された言葉の正義と連続性
そして消費された壮 ....
○「お茶飲み話」
兄弟や近所の人たちが
何気なく集まって
お茶を飲みおしゃべりをする
いつまでもこの平和が続きますように

○「人類の危機」
もう国どうしで争っている戦国時代では
ない ....
君の音が途絶えてひさしく
陰か
陰に
陰だ
振り返った電信柱の裏に
光が眩しい曲がり角に
車窓の先にある河川敷を歩く人に
君がいた
幻が現実にかぶさって覆い
目は
正解を見た

 ....
日本人には責任という言葉の意味が
わからないのじゃないかと思う

やっぱりあれじゃないですか
腹を切る、ザシュ

切らなくていいから
今度、穴埋めしてくれよ

僕は責任の意味、わかっ ....
窓口で呼ばれるのを待っている
番号札を握りしめて
延々とオルゴールが回る

私は大層な夢を
にじむ目で見たが
光ばかり
きらきら、きらきら
夢がにじんで
許してくれるような
余地も ....
{引用=

白い吐息に、

深山は十六夜の雪明り
影を踏む音も 粉雪にすわれ、


 人の気配など
ありようもない午の刻
新雪に足跡を残しては、
森をさまよい
 さまよい
  ....
 (自分は必死に必死に必要なことだからと堪える
 、)衝撃を背景にして(耐えるけれども同時に
 今)すこしとぎれた
 ヒトが憂げにあまる一話一句を。

 狭い砂時計の護岸を彷徨う住人にと ....
「ソルト曜日」
不老不死の種を手に入れた
水鳩池のアヒルは
真四角を真正面に置いて
説教を止めない


「ラムネ曜日」
倒木を眺めている
鳥の背に雪が降る
左巻きの蛇の舌
傘より ....
怨霊は穏やかに、奈落の底はなだらかに落ちる、誰もが気付かないうちに二度と這い上がれないところまで落ちてしまう、そしてあらゆる拷問の餌食になる、あの世の目的は別にある、天国だの地獄だの信じる必要は無 .... この鯨の背から望む{ルビ黝=あおぐろ}い海はいつ果てるのかとんと判らないのだが、僕たちは進まなければならないのだ。ときたまに視界を滑空する海鳥たちは果たしてどこでその羽根を休めるのか、僕は夢想しながら .... ○「老いと死をみつめて」
生きている
のじゃない
生かされているんだ
生まれるのも死ぬのも
自分の意志ではない
人間誰一人
死のうと思って死ねるもんじゃない
生きようと思って生きれるも ....
戦争?
そんなわけのわからないことのために
死ねるか

もうわけのわからないことのために
なんと多くの生き死にが

五里霧中って感じですね

今となっては
健常者(笑)ですよ

 ....
あなたを苦しみから救えるのは



言葉だろうか

歌だろうか

休みだろうか

報せだろうか
 ....
+

 かわいい、
 やさしいことをしよう。

 朝焼けがすきだ。
 夕暮れのなかでお月さまを
 みつけることがすきだ。
 一度も開封されていない包丁の
 パッケージをみるのがすきだ ....
 どこへむかって 富んで征くのか?
(じつに青い鳥とは悪意であろうよ)
 なにをおもって 演って来た?
(みじめに 揺れたのですよ)
 つたえることもなく、みえやしないか
(極限を おも ....
「マルチタスクができる人ってすごいよね
 左右の脳で別々のことできるんだって」
「へぇ、そうなんだ」
路線バスの中で前の席の女子高生が会話が
私のタスクに割り込んだ
いやそれは間違いだよと言 ....
ものごしもやわらかに
巣だったばかりの雀でも見たか
いま笑みがよぎったような
そんな口角 会釈して通り過ぎる
男の 三歩後ろをいつも悲しみがついて歩く
若いころ旅先で棕櫚の並木を初めて見た
 ....
デザートを
食べなかったので
スカートを
履かなかった

なので なので
寄り道に原宿へ

電車で
品川を見て置きながら
こんな丸いテーブルで
ホラーを見てる

でも
こん ....
海は
空の色をうつすから
いちばん綺麗なところは 
空の色をしているって
悲しい詩人に聴いた気がするけど

花は
蕾から花開くときの
たにんの嫉妬に耐えられなくなり
すぐに枯 ....
○「学ぶ力」
学ばないと
電子レンジの使い方さえも
わからなくなる
知識と技術は
日進月歩で進化している
俺は
日進月歩で老化している

○「政治」
政治家は
支持層のために働い ....
 意中の牌を掴んだときの感触
 こみ上げてくる興奮に震えることも
 対面のオジサンの手が一瞬震えた
 右をみて頷いて
 左を見て眉間にシワを寄せた
 正面に向いたとき
 視線を避けるよ ....
淡いあわいところを夢見る

月の光で影ができるような
わたしたち、幼い風に吹かれて
食べている(食べている)
ブブンヤキソバ
わたしたちは全部ではないから
いつまでたっても部分だから
ブブンヤキソバばかり
食べているの(食べているの) ....
○「幸せ格差」

「人の不幸せは  蜜の味」

「人の幸せは 嫉妬の味」

幸せな人は 不幸せな人の気持ちなど
気づかないから
思わぬ被害を被ることがある


○「田舎の団欒」
 ....
 たまらなく眩しいようでおなじ色にしたばかり。まだ砕かれまだ潰される。私が私のまま ふれることなく存在していただけ。こうしていたいとそうしたところで目を閉じてもムチャクチャなのはわかっていた。午前二時 .... 窓口で紙の保険証を見せました
この方、マイナンバーカードはと聞かれました
分かりません、独居の方なのでとこたえました
後見人さんはと聞かれました
後見人さんはそこまでなかなか出来ませんとこ ....
落ちてゆく滴から目をそらし
雑踏の装いに染まろうとする
あなたはあなたから離れていいのだ
心あるけだものが訪れるまでの間は
Yとは友達だった

しばしば話し込み
時に酒を飲み
気の置けない関係だった

熟練した監察医とはいえ
友人の亡骸を切り刻むのは
ごめんこうむりたかったが
公僕の悲しさ
選択の余地は ....
○「電車の中の会話」
じいちゃん二人の会話が面白かった!
「Kさんは79歳まで働いて
仕事をやめて5年後に亡くなったんだよ。
あんなに元気だったのにね。」
「家にいても何もすることがないから ....
りつさんの自由詩おすすめリスト(995)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
孤高- 栗栖真理 ...自由詩325-12-8
林檎、あるいは生贄の友達- 牛坂夏輝自由詩5*25-12-8
独り言12.8- zenyama太 ...自由詩2*25-12-8
くらげ- 這 いず ...自由詩225-12-8
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窓口- 這 いず ...自由詩325-12-8
湯屋_Ⅱ- 月乃 猫自由詩15*25-12-7
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gargoyle- TAT自由詩225-12-7
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マルチタスクができない幸せ- イオン自由詩3*25-12-6
陽気な男- ただのみ ...自由詩7*25-12-6
雨になったら走った- 弥生 陽自由詩325-12-6
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麻雀- 佐白光自由詩4*25-12-6
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独り言12.5- zenyama太 ...自由詩2*25-12-5
ひととおりの眦と- あらい自由詩325-12-5
そういえば- wc自由詩9*25-12-4
ノート(62Y.11.16)- 木立 悟自由詩525-12-4
Yの解剖- やまうち ...自由詩525-12-4
独り言12.4- zenyama太 ...自由詩3*25-12-4

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