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信じられない悪魔が
あのときの罪を信じさせようとする

親友が浪漫の香りに満ち満ちて
野に咲くけなげな白い花を
好きなタイプと想ったか

素粒子は
天面輝く星になり
ただ悲し ....
握手をする
そよ風と光

受けて沈黙している
自動販売機、

ブラックコーヒー

ボタンを押す
百五十円なり
ガタガタンッ
出て来た
ブラックを
ちびりちびりとやる
 ....
わたしもそうであるように
かりそめのうたのように

罅に食い込んだ
潟を
中心とする
もとは海だったが
どれも残さず
しずかに抱いておく

耳のない旅行者を思い起こさせ
あとには ....
何も書けない日には
君の写真を見てみよう
別にもう二度と会えないわけではないのに
涙が出るのは何故?

大切に育てて来たら
最後は遠いところに飛んでいく
そうなった君が
素晴らしい事は ....
狂ったように
アラームが鳴り響く
夢を壊す
目覚めが
無意識を殺す
夜が見当たらない

奮って
闘いに出かける
心の声はしまい込んで
無を召喚する
鈍感になって
刺さったものを ....
さむいので
愛をほどいて
ぼくたちは
薄い布を織った

できるだけ大きくつくろうね

きみが笑ったら
見えている全部のものが
ちかちかひかった

できるだけ
できるだけた ....
真実の芸術は偽りの名誉を超越している。
(ナボコフ『青白い炎』註釈、富士川義之訳)

Verba volant, scripta manent. (言葉は消え、書けるものは残る)
(ナボコフ『 ....
僕らは歩く
九月のふちを
ほろほろと崩しながら

重い夏が過ぎたあとに
おとずれるはずだった
空虚
さえ失われて

行き場をなくした僕らの
可憐な破壊衝動が
あかるい空へ
微細 ....
他に何もない日
野原にひとつ
屍があった
今にも、ストン
と落ちてきそうな空を
屍はただひとつで支えていた
誰が手向けたのか
頭の近くに
オオイヌノフグリが咲いていた
たとえ ....
○「格言」
暑さ寒さも
彼岸まで
愛も憎も
還暦まで

○「登山」
虚飾も傲りも捨てて
虚心坦懐に
一歩一歩マイペースで登っていこう
(明日から涸沢キャンプ)

○「自民党総裁 ....
通り雨の向こうから
まだ乾かぬアスファルトが
ほのかに熱を吐き出している

水没したゲーム機は沈黙のまま
ふっかつのじゅもんを探して

夏の名残りを抱えたまま
秋は遠い雲の端に佇む
 ....
ハム子が今日天に召されました。
かなり老衰してきて動くのもやっとだったから
ご飯の入れ物もおトイレも平たくしたらちゃんと今朝まで
自分でおトイレにいき、ご飯も食べていました。
今日は脱水症状に ....
この寂しさはすみれいろをしているから
今わたしが自画像を描いたなら

涙のために
すみれいろの絵の具を探すだろう
土砂降りの中まちに出て
東京で一番上等な画材屋さんに迷うことなく
空っぽ ....
○「AI相方」
老いも死もないAI相方と
どこまでつきあえるのだろうか

○「危険運転」
時速194キロも出る
車をつくった会社の責任は
ないのだろうか?
またそれを認めている政府の責 ....
帰って来た 私は
ここに
果てしない
終りを待つために。
苦しくても

はるか昔に
亡くなった星の
光が今
人知れず
途切れて
息絶えた
思い出を
なぜか
思い出している私 ....
木漏れ陽のような
小さな音を立てて
空論が机上に落ちた
静かに生む
静かに壊す
その繰り返しが
繰り返される
知ってる
ずっと昔から知ってる

誰からも
忘れられた窓があ ....
時は正直で残酷

時は音もなく流れ去る

時の流れは目に見えず

今、ここにきた瞬間、すぐに過ぎ去る

そして、怒涛のごとき、次から次やってくる

ただ、ただ、

呆然と眺 ....
答えはひとつじゃない
誰も採点なんかしない
だから思うままに
自由でいいんだよ
他人と違ったって
心配なんかしないで
持って生まれた感受性
自分を信じて

テストみたいな回答で
伸 ....
○「長生きの意味」
今こそ
一人一人の年寄りが
考えなければいけないことかもしれない

○「小さい幸せ見つけた!」
若い頃は
遠くへ幸せを求めたが
年を取ると
身近に幸せを求めるよう ....
喉が静かに萎れてる
瞼がおもたく透けている
わたしは岩背を踏みしめて
裾野の灯りに目を凝らす
冷たいあなたの肌を撫で
しなだれながら 咲いている

わたしの毛皮は月光を
打ち据え輝くも ....
風に運ばれるその甘さは
孤独な夜をやわらげる
螺旋を描く階段を
昇ってくる気配のようで

街のざわめきは遠くに沈んで
ここでは沈黙を守ることが
唯一の祈りのかたちになる

煙草の灰が ....
差し伸べてもらえた手を
泥んこのままで摑んだ
りふり構わずに
その場で泣き崩れた
好きなだけ泣かせてくれて
好きなだけ食べて良いと
まずは好物の鮭料理を
この姿のままで?

会計の時 ....
まばゆいきもちや
しんみりに
値段がついて売っている
魅惑的に陳列されて
わたしのポッケのなかでお財布がしんみりとする

もしも手に入ったら素敵でまばゆい日々に
なんてなるわけもない
 ....
いつかこの命の中に潜むものを白日のもとに曝さねばならないと気付いたとき俺は自分が生まれて来たわけを知った、たくさんの言葉が繰り返された、たくさんのシチュエーションが構築されては洗い直された、かたち .... 神と共に生活をしてる

2つの国がミサイル戦争をしてる

砂漠に建てられた近代の摩天楼は

ひとかたなく崩れ落ち

砂塵の国となり

血の涙で染まる
いろいろな意味があって、丁寧度とか上がっていって。
色にはミリがあって、節度があって、光明があって。
ぱっくりと割れた傷のような音が流れてて。
小声に出しては消えていく、青いルビーが転がっている ....
羽ばたく直前に喰われた蝶
踏みしめられた新芽
強風でちぎれ飛んだ風鈴

未然に産まれて
未然で死ぬ
何者にもなれない
地の塵になるのが唯一の幸せだと

雪のように君のように
晴れた ....
ぬれた土におわせて
立つ光 単衣透かし
いたむ秋桜や朝顔に
掛ける眼差し
千代紙を破るよう
縫い閉ざされた叫びに
こころ添わせてしまうなら
もう 
恋でいい
つめたい火に炙られながら ....
お好み焼き食べる?

だってさ、昨日食べた

じゃあたこ焼きにする?

だってさ、一昨日食べた

じゃあやきそばにする?

だってさ、今はあんま食べたくない

じゃあなんにする ....
 追い越して

 前に回って

 覗いてしまう

 人違い

 何も告げられずに

 去られてしまった

 独り善がりに

 花も枯れる

 女心と秋の風

  ....
りつさんの自由詩おすすめリスト(994)
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鏡の盲女- ただのみ ...自由詩6*25-9-27
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