猫は知っている
人が磨き人に割られるランプらの意味
猫は知っている
女たちがくちびるの感覚で
こぼれる涙に色をつけたがるかの謎を
猫は知っている
男たちの欲望に満ちたやさしさが
つぎの曲 ....
その人の
お心づかいが
嬉しくありがたい私は
生きるための
心の糧を頂いている



礼も過ぎれば
無礼になるというけれど
感謝の気持ちは
次から次へとわき起こる
ああいけま ....
人間

空気

原子
あらゆる物質は素粒子から出来ている
素粒子は刹那に生生流転を繰り返し
留まることを知らない
星々の寿命は100億年と言われ
人は100年程度
どうせ生きる ....
夜がまた
しなだれかかって来る香り
羽毛にくるまりひとりで眠る

その清い
息がこの身に触れるほど
小声でなにかを囁いておくれ

どこまでも
つづく月下のまっすぐな
小道を ....
田んぼ道に
美しい野の花が
たくさん咲いている
花屋の花にも負けない美しさで
咲いている
ものの美しさは値段ではない
土の中へ
種をまくと
芽が出てくる
こんな不思議なことがあるだろうか
そして太陽の光を浴びて
すくすく育っていく
やがて小さな芽が
大きな大根になる
こんな不思議なことがあるだろうか
 ....
途切れていることが多くて
連休のときに、宿をさがしたら、1ヵ所しか受付をしていなかった。
けれどいくつかの宿の登録があったので、料理が上手なのに職場の復旧がままならず
包丁をにぎっていないひとが ....
絶えず冷たい雨に打たれ
ふるふると無力に震えながら

ふとひろがりゆく青空に
ひっそりお辞儀してみても
なにひとつヒント与えられず

冷たく叩き付け雨は降り続き
ふるふる震え叱咤し自ら ....
光は
沈黙して
影も
沈黙するから
手を合わせる



闇の
しずかさに
ぽつんとちいさく
ひとつの光
脈動している



光合成をする
葉と
つながっているの ....
爆散する
流れ星が青いなんて知らなかった
一瞬の朝をもたらすなんて知らなかった
願い事は明るいところでしか叶わないという疑念が
確信に変わってしまった
ある極夜が明けることは
反対側の誰か ....
花のことばを受けとった
これで こころは繋がるだろうか

明るいからひらいたよ 暗くなってとじた
思えば散ってしまうから
窓のこちらに棲んでいる
冴えた夢 透けはじめる頃
言いかさねるお ....
わからない
先のことは
自然に任せよう
花は
実る



何はともあれ
私は
信じるよ
月が
お日さまを思うように



さまざまな夢は
夢ではなかった
この手 ....
  

その炎が走ることが
わたしの命のトモシビが灯ることだと
こころのなかを正確に吐露してくれた
旅人になりたかったミイは
とても元気に軽やかに憎々しく
他人やほかの動物や草花 ....
私たちは畔にいる
この川に隔てられ
貴女 と 私
大空の下 太陽の下
絶え間なく絶え間なく
落ち続けて昇り続けて

(生きる姿勢を変えたのはいつからのこと?)

洋上で過ごす如く
 ....
   1

(朝は、パン♪パン、パ♪パン♪)(昼も、パン♪パン、パ、パン♪)(夜は、うどん♪うどん♪うどん!♪)巨大な一斤の食パンの被り物を頭に被った白いコックコートを着た小太りの男が、「やきたて ....
異端シャレ問の黒い影がついにオラの詩にも忍びよって喉元を強くおさえつけた。
・・・・・・しゃ、しゃ、しゃれべない、とようやくオラはどうにか自白すた
シャレべないとはいかにも結構な苦しまぎれの抗 ....
プラットフォーム天井から 
姿見えずゆっくり繰り返し響く
低くくぐもったイキモノの鳴き声 

ふと偶然に聴いた朝、

「ハトってこんな鳴き声だっけ?!」

想わず驚き私は隣に立つ友人に ....
読者あっての五行歌は
高く広く深い
器を持っている
度量の大きい詩歌だ
私はそこに惚れている
令和の五月
夏のようでも冬のようでもある夢の白昼
暑さに震えて
五反野駅前を歩いた

わたしのわるい眼では
通行人の姿が見えない影だけが揺らぐ

バス停では
不揃いの椅子が並ぶ
ど ....
つきつめると
その人の
お人柄だ
宝は
その笑顔だ



欲望には
限が無い
私の
どんぐりは
光合成をする



実感は
あまり無いが
けっして私は
若くは ....
生まれつき聾唖を背負った
人生は地獄だと
一本の大きな釘が私の胸めがけて突き刺してきた
その日から私は
果てしない透明の中に自分を失いそうになりながら
無音を指揮する能力を身につけようとして ....
新緑の渓に分け入ると

この姿は透明になってしまい

緑色に染まっていった

宝石の魚はピシャリと跳ねて

日々の雑踏が彼方に消える
繰り返し
繰り返し
思う
物は考えようだ
いちどきりの人生よ



この手と
共に
やってきた
人生
かけがえのない



かえるの
合唱で
ひとつ
ひとつの ....
なぜこんなにも、偉い大人にならないといけないのか、どうしてこうも金を稼げない引け目が取れないのか、と考えたが、大人になるということは、責任を持たなければならないのだ。どういう責任かと言うと、子供たちに .... せつない せつないよ、と窓が泣いているのです
泣いているのですこつこつと 風はなぐさめられながら
しわしわとかすれ
ぽろぽろくだけ
かたうでの蟹が ご飯からいくつかどうぞとならべても
どうし ....
時は
過ぎる
何がどうあろうと
魂は
共に在る
この世に神は存在しない。

ただすべての事に例外があるように

貧乏神と死神は存在する。









※3年前、ぼくは娘を心不全で亡くしました。
その日は奇しくもぼ ....
○「時の流れ」
時の流れがはやすぎて
立夏になっても
ストーブ出しっぱなしだ

○「転ばぬ先の知恵」
年寄りは
人のことよりも
自分のことに集中すべきだ

○「田舎暮らし」
*田 ....
ああ 三年ぶりの頭の爽快
傘を差さない彼女の夢のみが僕を捕らえるけれど
穴のない血管と青空と
正しい脈拍があるからぼくは大丈夫

ぼくは精神科病棟を横切って
新しい神保町へ
勢いあまっ ....
幾つもの街を壊し、
平和な村を焼き払って
異臭に鼻を抑え、
黒焦げの死体を踏んで
やっと生き延びた

どうかお願いだ、
火薬の匂いがするボクと、
朝までいて欲しい
嘘でも良いから
 ....
ヒロセマコトさんのおすすめリスト(1037)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
猫を描く- soft_machine自由詩5*24-5-24
※五行歌_六首「心の糧を頂いている」- こしごえ自由詩3*24-5-23
- レタス自由詩6*24-5-23
海月のうた- 秋葉竹短歌424-5-23
野の花- zenyama太 ...自由詩4*24-5-23
家庭菜園- zenyama太 ...自由詩2*24-5-23
カスタマーハラスメント- 白書易散文(批評 ...124-5-23
意志ト勇気のうた- ひだかた ...自由詩4*24-5-22
※五行歌_九首「傷が深ければ深いほど高くなるいのち」- こしごえ自由詩6*24-5-22
祈り- 中沢人鳥自由詩4*24-5-22
偶然と_ことば- soft_machine自由詩7*24-5-21
※五行歌_三首「さまざまな夢は」- こしごえ自由詩4*24-5-21
悲しみのミイ- 秋葉竹自由詩824-5-20
この川のほとりで(新訂)- ひだかた ...自由詩424-5-20
小麦の薫る男(サンドイッチマン)- 本田憲嵩自由詩924-5-20
異端シャレ問- 菊西 夕 ...自由詩4*24-5-19
キズキのうた- ひだかた ...自由詩624-5-19
※五行歌_「私はそこに惚れている」- こしごえ自由詩4*24-5-19
五反野- 形代 律自由詩5+24-5-19
※五行歌_四首「どんぐりは_光合成をする」- こしごえ自由詩4+*24-5-19
指揮- 鳥星自由詩724-5-19
五行歌_渓谷- レタス自由詩7*24-5-19
※五行歌_五首「支えられて_支えている」- こしごえ自由詩3*24-5-18
平和のために望むもの- 杉原詠二 ...散文(批評 ...2*24-5-18
- soft_machine自由詩7+*24-5-18
※五行歌_「時は_過ぎる_何がどうあろうと」- こしごえ自由詩5*24-5-17
存在- HAL自由詩3*24-5-17
独り言5.17- zenyama太 ...自由詩3*24-5-17
清らかな猫の歌- 森 真察 ...自由詩524-5-17
畔の家- atsuchan69自由詩9*24-5-17

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