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まあ
いろいろとあるさ
しかたない
でも諦めないよ
このいのちは



自然は
もともと
多様な世界だ
私も自然の一部
私のちいさな命光る



この
いのちを
 ....
青空の青は
宇宙との境目。
太古の人も
見ていた
青空の青
空気がふるえている
闇の中のこおろぎの歌に
木で休む小鳥の歌に。
愛の歌であふれているというのに
なぜ世界は



その
言葉は忘れても
ああ
こころのぬくもりは
よみがえる ....
光の
深い
いつくしみに
影の私は
満たされる



銀河の先には
星々の
海光り
光の波音
歌っている
夏の
残り火に
照らされて
じんじんじんわりとする
思い出



さようならは
言わないよ
またね だ
あなたの優しさを
忘れないよ ピース
この体の
おかげで
いろんなことを
体験出来る
ありがとう体さん



よろこび
悲しみ
時には人を傷つけても
いつも感謝を忘れたくはない
最後を待っている私



 ....
澄みわたる
青い空を
深く深く
みつめると
静かさ胸にしんとする



形見の歌を
声に出して
なぞる
あのひとの
いのちを




今を通りすぎる
涙は
 ....
風に舞う
赤とんぼたちの翅が
秋の陽を
反射するなか
草刈りを終える



秋の日の
かたむいてゆく時
こころも何かへと
かたむいてゆく
山鳩の歌ひびき



青空 ....
ゆうぐれどきの
西の空は
蒼く透けて
闇に解けるまえの
悲しみの果てです
絶望を
葬送した日に
影は濃くなり
いのちは伸びた
ここにある希望
幸せな私
なのに
これ以上
何を望む
分からんいのち



だからって
自殺はするな
この体を
大事にしろよ
とこの魂という命が言う



ありがたい
こう思える ....
色づいた
赤とんぼ
鮮やかな

命が首をかしげる
空の道を
持っている
鬼やんまは
幸いかな
幸いに気付く私も



夏は
短い

「秋風吹いて来たなあ」
八十数歳が言う
夏の
最終回の後に
秋が始まる
あいまいな最終回に
さびしみと歌う



さびしさの
突端に
幸せの家を建てる
歌は
すこし手をふる



月の鏡に
思いを
映 ....
青空に
白く映える
雲は風に乗る。
夏の終りに
風に吹かれている



こころからあふれ出る
思いを
言葉に出来なくて
苦しむ人の
大切な悲しみもあるだろう



 ....
氷を入れた
麦茶を
一口 二口
その人を思い
信じながら味わう



世界と
他人と
自分とに
向き合ってきたから
今の自分がある



生物のなかで
ヒトが一番 ....
蜩の歌声
何万年昔のそれと
何万年後のそれは
変わらない歌声だろうか
愛の歌の

 ※ 蜩=ひぐらし。別名、かなかな。



濃い影を
つくる光は光か
光とは
導く存在では ....
遠い空を
ゆく
つばめの子の
魂は
次の宿に移る



今回の生(せい)では
出会ってくれてありがとう
つばめの子だった
その魂
次の生でこんにちは



体は有限 ....
名の無い私は
名の無い鳥に
おまえは生きろと言われ
突っ立つ
そして名付けた



時々は
休みながらも
進むしかないんだ
一歩一歩
この命と共に



終りを
 ....
こころの闇を
照らす
五行歌に
いのちを
焼べる

 ※ 焼べる=くべる。



失われた何かと
ひきかえに
何かを得た
何かは
何かを何かしていく



手を ....
落果の
音が
聞こえるくらいの
静かさで
冴える月光
大切な悲しみの
光は
しんとした影を
つくる
闇の中の
黒い石に
光が当たり
私は黒い石だと
初めて知った日遠く



生きるとは
こころ
傷つき
時に
愛を知るということ



青空の深さに
手を合わす私。 ....
人は
誰でも
複雑だ
ただそれが
表に出るか出ないかだろう



人のこころを
傷つけて
私も傷つく
ごめんなさい
あなたへ



人と人の
縁も
ふしぎだ
 ....
涙の夜に
生と死を思います
涙の夜に 涙の夜に
生と死を思います
ふるえる心は
生と死を
深く思ううちに
心の奥の魂が耳を澄ます

銀河の岸の星の死と
(とても悲しい時は何も手に付 ....
ほどけた
こころに
愛がひとり
ぽつねんとして
つぶやいている



月光
澄みわたり
ひとりではないと
万有引力を思う
私のこころは



こころの闇を
照らす ....
この魂という命を
つらぬく
心の光る風は
自由だ
思いは羽ばたく



これも運命 天の自由だ
繰り返される命は
繰り返されない命
魂という命
この宇宙に一つの命


 ....
「ぼくは無力だよ」
とあなたは言ったので
「どうしてあなたは無力なの」
と私は聞いた。すると
見ているうちに、あなたは手のひらに乗る位に小さくなって
青白く光る星になった
自分の弱さを
 ....
今は
二度とは無い
同じことでも
同じことではない
いつも初めての今
夕暮時
蜩の
……かなかなかなかなかなかな……
という歌声に
いのちを見る



ばかやろうちくしょう
と時々
つぶやく私
でもね
いつもありがとうなんだよ



 ....
ヒロセマコトさんのこしごえさんおすすめリスト(107)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_三首「でも諦めないよ_このいのちは」- こしごえ自由詩5*24-9-14
※五行歌「太古の人も_見ていた」- こしごえ自由詩6*24-9-9
※五行歌_二首「よみがえるんだ」- こしごえ自由詩6*24-9-1
※五行歌_二首「銀河の先には_星々の_海光り」- こしごえ自由詩5*24-8-30
※五行歌_二首「ピース」- こしごえ自由詩7*24-8-30
※五行歌_四首「と_思えることもありがたい」- こしごえ自由詩4*24-8-24
※五行歌_五首「どこまでも明るく」- こしごえ自由詩7*24-8-23
※五行歌_三首「秋の陽を_反射するなか」- こしごえ自由詩6*24-8-23
※五行歌「悲しみの果てです」- こしごえ自由詩10*24-8-20
※五行歌「絶望を_葬送した日に」- こしごえ自由詩3*24-8-18
※五行歌_三首「何を望む」- こしごえ自由詩4*24-8-16
※五行歌「命が首をかしげる」- こしごえ自由詩9*24-8-15
※五行歌_二首「夏は_短い_命」- こしごえ自由詩10*24-8-12
※五行歌_五首「大きな一つの_命」- こしごえ自由詩6*24-8-11
※五行歌_六首「風に吹かれている」- こしごえ自由詩6*24-8-9
※五行歌_五首「信じながら味わう」- こしごえ自由詩5*24-8-6
※五行歌_六首「闇があっての光」- こしごえ自由詩4*24-8-4
※五行歌_三首「遠い空を_ゆく_つばめの子の」- こしごえ自由詩5*24-8-2
※五行歌_六首「のっぴきならない_生(せい)」- こしごえ自由詩8*24-7-31
※五行歌_七首「いのちを_焼べる」- こしごえ自由詩5*24-7-29
※五行歌「落果の_音が」- こしごえ自由詩5*24-7-29
※五行歌「大切な悲しみの_光は」- こしごえ自由詩4*24-7-28
※五行歌_三首「闇の中の_黒い石に」- こしごえ自由詩4*24-7-27
※五行歌_三首「今ある縁に_ありがとう」- こしごえ自由詩4*24-7-26
涙の夜に- こしごえ自由詩7*24-7-24
※五行歌_五首「月は_一輪_咲いている」- こしごえ自由詩5*24-7-23
※五行歌_五首「小鬼の私にほほ笑む_青い花の精霊と」- こしごえ自由詩9*24-7-22
青白く光る星- こしごえ自由詩7*24-7-22
※五行歌「いつも初めての今」- こしごえ自由詩5*24-7-21
※五行歌_五首「ばかなのは_私のほうです」- こしごえ自由詩3*24-7-19

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