すべてのおすすめ
金色の
夢をみている うつくしい
世界があした
おわるといいね
甘ったるいパンケーキをたべ
昔書いた 鳥についての詩についてふたたび考える
コーヒーがビールにかわり、
それが香りのないワインに変わるころ、
街の全ては朽ち果てている
わたしが愛したコン ....
かんたんなことに躓いたときにもうだめだって思う。難しい計算が解けなくてもぜんぜん平気だけど、卵をうまく割れなかったらもう死んじゃうって思う。ベランダの植物を枯らしてしまったら生きてる価値がないと思 ....
柔らかいまま生きてるから
噛まれちゃったね
傾いていく夏をいっぱいに浴びて立っていなさいよ
そして、
わたしはもうこれ以上愛することができないから
外へ出て
いろんなものに ....
流れていく と、あなたはおもう
はいってくる、とわたしはおもう
赤く腫れた心臓が、
あなたに悪さをするのです
と
あはたは、苦しそうに
開示するけど
それはわたしの仕事じゃな ....
夜のくまは一匹で月を空に押しあげる
おもたい満月も 脆い三日月も
一匹で
ひとりは、孤独をつくらないから
淋しくても平気だった
自分のからだを磨いたあとにやってくる
眠りを受け ....
十四時をすぎて、
雨が上がった午後には
きっとわたしでもどこかへ行けると思ったし
もう少女でもなかったし
切符を買うこともできると思った
長い階段を降ってから昇って
手のひらの ....
わたしの気持が愛に近づくごとに
あなたの精神がつめたく枯れていきます
でもそれはとめどない欲求で
近づきはするけれども
決して愛にはならなかった
つめたい土に眠っている
こごえ ....
まだ何も知らない頃から詩を書いていた。日記と詩と。いまでもときどき読み返す。あちこちから出てくるからだ。何も知らなかったけど、本当のことが書いてある。知っているよりも多くのことが書いてある。これは ....
涙のような夜があけていく
かたく結んだ祈りが破られていく
君のまぶたに塗られた祈りだ
本当に愛するつもりなんてなかったのに
ただ風が強く吹いただけなの
物語を孕んだ草原が揺れる
今しがたここで抱き合ったのだ
わたしたちのかたちをした愛が
ゆっくりと冷えながらかたまっていく
あなたを好きでいることは
光のなかにおちるくらやみを
しずかに見つめることでした
あふれ出そうな言葉が
皮膚のうらでさかむけに流れ
光にのまれるのか
くらやみがのみ込むのか ....
あなたは長い間わたしの神様だったように思う。たまに来て笑って、ちょっと触ってくれる神様。見るたびに薄く透けるようになって、最後には滴る水になった。いまは、そして「あなた」という言葉になった。
ど ....
わーい春のさかさま
黄色い花を摘む
卵を買いに行って
転んで帰ってくる
いつかまたここに来ようねって
言ったそばから消えて行った
ちいさく、ずるい人たち
どんな歌も届かないよ ....
底なしに冷えるからだとしゃぼん玉 愛されながら 高く飛べずに
欠けたようなよろこびが
胸におちるたび
あなたのかたちになってへこみました
愛だと言い切ればよかったね
宙にうかべたまま
少しずつすりへって
もう見えないのにここにある気持でい ....
ヒロセマコトさんのはるなさんおすすめリスト
(16)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
金色
-
はるな
短歌
2
24-10-30
まぼろし
-
はるな
自由詩
4
24-10-21
メモ
-
はるな
散文(批評 ...
5
24-9-24
娘たち
-
はるな
自由詩
3
24-7-31
ビール
-
はるな
自由詩
1
24-7-15
朝のくま、夜のくま
-
はるな
自由詩
3
24-6-30
十四時
-
はるな
自由詩
4
24-6-19
たね
-
はるな
自由詩
3
24-6-16
むすめのこと
-
はるな
散文(批評 ...
7
24-5-16
風
-
はるな
自由詩
7
24-5-13
草原
-
はるな
自由詩
1
24-5-6
逆流
-
はるな
自由詩
5
24-4-26
メモ(呪文)
-
はるな
自由詩
6
24-4-12
さかさま
-
はるな
自由詩
5
24-3-26
しゃぼん玉
-
はるな
短歌
3
24-3-22
よろこび
-
はるな
自由詩
6
24-3-19
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する