すべてのおすすめ
高嶺の花は高値なのです
どんなに品が良くて奇麗に咲いていても
貧しい若者には
貧しい若者でなくても
離れた所から眺めるしかありません

そんな場合でも
涎を垂らしたり
唾を飲んだりして ....
私は役人になれませんでした

私は銀行員になれませんでした

私は学校の先生になれませんでした

私は大企業の経営者になれませんでした

私は犯罪者にもなれませんでした

私は路上 ....
開かれる
空の瞬き青々と

白雲棚引き
行方は知らず

哀しみ溢れて
秋風の吹く
九月が 群れをなして飛び去ってゆく
胸には 乾いた音階

湖畔を歩きながら
あのひとと約束した
――次に会うのは オールトの雲あたりで

やわらかな忘却が
夢のふちで微笑んでいる

 ....
泳ぎ疲れた川魚の 
ため息が水面にうかぶとき
十月は訪れる
他愛もない 言葉のくずを散りばめて
だれもいない山道の清水に流してしまおう

季節は傾斜し 黙り始める
そのはざかいに ぼくた ....
 今の信号右だった

 直進の先には今まで通ったことの無い景色

 いいように考えよう

 目覚まし時計鳴らなかった

 遅れて乗った電車には今まで乗り合わせなかった人達

  ....
選ばれる事に挑戦するのは苦手
ずっと子供の頃から何にも選ばれなかったから

のど自慢にたとえるならいっつも鐘一つしか貰えない人
鐘一つと鐘二つの計り知れない差異の大きさを悩みになやんでいた青春 ....
私には色々な付属物が
付きすぎていて
もう自分のためだけに
生きるなんてことは出来ない
ただ、死んだ後に
付属物達が
私と共に
朽ち果てるのは
あまりに忍びないので
これからは
そ ....
下手くそ野郎
と、内心思っていても 女は嘘付く
演技するんだよね

女はその体の構造上
男には受け身だからさ

男の気持ちを思いやって、傷付けまいとしてさ

だけどさ
女の気持ちが ....
人波に飲まれたら、人塵に流れ着く

首都東京
その四文字に魅入られて最寄りの駅からJR線の電車に乗った

地方に産まれて、地方に育ち、最終学歴は地方だった

卒業すると地元に居場所を失っ ....
役立たずの僕、でも朝から勃つので、何とか生きております。
決して立派な茎ではないのですが、誰かの役に勃ちたいのです。
バーガーキングで干し芋のようなフライドポテトを噛みながら
意味に吸われていく自分の人生のことを考えた。戦時中だった。
この芋よりも有意味でありたいという願いは
いまの気力からしても実現可能性から ....
テーブルにこっそりと封筒が届いた
茶色い養生テープがしかつめらしく巻き付けてあった
テープを剥がしてねちゃねちゃ丸めたが
丸めるべきは封筒であったかもしれない
危険なものは遠ざけておくように
 ....
インターネットに文章を投稿する事に嵌っている
依存性と呼ばれる病気かも知れない

精神を蝕まれる領域に至ってしまったから
心療内科を受診するべきかな

もしだけどさ
受診したとして受け付 ....
 緑の映える公園に人は少なく、秋の入り口に私は立っている。
 涼しい風があなたを通り過ぎる。
 小さな肩が私に寄り掛かる。
 あと何度こういう時が訪れるだろう。
 冷たい現実を前にして ....
気に病むことが
気遣いでないと気づいたのは
大人になってからでした

九月の妹の誕生日
何もできない兄でごめんね

おとめ座の君だから
気に病むこともないだろう

神様がばら撒いた ....
シャバシャバのカレーを母は嫌い、母のカレーはモッタリしていた。
そのモッタリが嫌で実家を出た僕は、シャバに放り出された様でした。
台所のテーブルに黒い種をまいた
筋蒔きして切藁を掛けた
指先から種は漏れ出す
ガラス窓から陽は透ける

私の昨日にも種を蒔いた
明日に蒔くには残り僅かで
忘れるに手ごろな古い種の
いく ....
いま一度読み方を確認して
次の行に進む
心が文字を走って行く時
読みもまた適当である
声に出して読もうと意識しなければ
意味だけで飛ぶように走る

意味すら入って来なくなった時
眠りが ....
この瞬間にこの音楽を聴けるのは生きている証なんです
ちょっとだけ仙境を垣間見てそれでもやっぱり現実を改革する生命なんです

誰かを愛する合間に沢山仕事をしたいのですね
余計なことばっかして罵倒 ....
西陽が優しく煌めいて
揺れる影は伸びたり縮んだり
光の庭では子供が跳び跳ね
何かに向かって手を伸ばす
初秋の高い青空に
思いっ切り手を伸ばす

西陽が優しく傾いて
揺れる影は一條の線
 ....
昼間だけど電気をつけないといけない昏さで
どうということはないけど
しみじみと低いこころをつくえのうえに載せている

あたまの向こうには
昔からずっと同じ時計があって
何時かわかるとい ....
目が見えなくても
耳が聞こえなくても
夕陽の中へ飛び込みたい
ホクロの跡が
照らされて長くなる
赤道を歩いているから
きっと今いる場所より
少しだけ遠くて
辿り着くまでに命が短く感じる ....
1.invisible daughter

むきだしのいちじく
きみと呼ぶには
おこがましいほど
きみだった

季節は排水とともに流れる
今月もありがとうございました



2 ....
iPhoneから送信
卵をこわすようにかぜはつよく
ふいて村人の瞳はいつだって
濡れていたどんよりとその
イメージをかためた雲が
みあげたものを描写しようと
おとすひざしが
あたたかい雨 ....
Life is full of contrasts.
Say goodbye to that feeling.
Flowing into many long sentences.
I can't ....
風渡るせせらぎ
岩の割れ目から這い出て
木陰を気ままに歩く
わたしは沢蟹

のびる手

捕えられ
器に入れられ
なかまとどこかへ連れられ
いつしか明るい照明の下
隠れることがで ....

悲しい朝に目覚めたら、深く深呼吸を。
心の産毛へと、澄んだ風を送るように。



1番の歌詞が、みんなのものならば。
2番の歌詞は、あなただけのものさ。



ラフな ....
生まれて
死んでいった
星の数ほどのうちの
たったひとつなのだから

結果的に
何の役にも立たない
どうってことない
一生だとしても
別に気にすることはない
と思います

自分 ....
私は未来に行くことができる
電車に乗って一時間寝て起きたら
突然一時間後の世界だ

私は過去にも行くことができる
特急なら東京には一時間早く着く
在来線で着く一時間前の東京を歩ける

 ....
道草次郎さんの自由詩おすすめリスト(970)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
高嶺の果実- こたきひ ...自由詩120-9-29
私は- こたきひ ...自由詩220-9-29
初秋にて- ひだかた ...自由詩320-9-28
乾いた音階- 塔野夏子自由詩2*20-9-27
十月- 山人自由詩4*20-9-27
いいように考えよう- 佐白光自由詩2*20-9-27
初めての夜に- こたきひ ...自由詩6+20-9-27
横須賀にて2- 花形新次自由詩920-9-26
下手くそ野郎- こたきひ ...自由詩220-9-26
喪失- こたきひ ...自由詩320-9-26
勃ちたいのです- クーヘン自由詩3*20-9-25
意味教徒- 消費者自由詩120-9-24
封筒- オイタル自由詩6*20-9-24
台風- こたきひ ...自由詩320-9-24
秋風- メープル ...自由詩4*20-9-23
九月の誕生日- TwoRivers自由詩4*20-9-23
シャバ- クーヘン自由詩3*20-9-23
種を蒔く- オイタル自由詩2*20-9-23
読み方- よしおか ...自由詩320-9-23
きみのスカートの裾について- 梅昆布茶自由詩620-9-23
光の庭- ひだかた ...自由詩220-9-22
雨の塔- タオル自由詩3*20-9-22
赤道- ミナト ...自由詩120-9-22
涙ヶ丘- 平井容子自由詩220-9-22
かきなおし- よんじゅ ...自由詩1*20-9-22
In_a_world_of_stark_contrasts( ...- 月夜乃海 ...自由詩120-9-22
沢蟹の脱出- もちはる自由詩5*20-9-21
処方箋- クーヘン自由詩3*20-9-20
自分らしく生きて- 花形新次自由詩120-9-20
眠るタイムトラベラー- イオン自由詩1*20-9-20

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