すべてのおすすめ
青空が何処までも続く
過ごしやすい秋

飼い犬と散歩
毎日楽しんでいる
身体が元気になっていく

決まった道ではなく
その時の気分で決めている

散歩している他の飼い犬と
直ぐに ....
たしか
あの頃のボクは
人混みに紛れながら
孤独に苦しみ
絶望していたのだ

星さえ見えない
昼間のような夜の繁華街で
ビルとビルの間を行き交う人々が
楽し気に見えて
何もかもが羨 ....
とにかく名前ばかり産んでいるあの子たちが
赤い一張羅を着てでていくのを見たから
星空、火打ち石、波打ち際もざわついて
やっと世界がはじまるのだ、とうわさした

結局、うまれたのは

 ....
冴えない身なりをして
うらぶれた街を歩きたい

擦り切れた靴を履いて
ボサボサの髪で
この世の終わりの方角を見るような眼をしながら
行くあてもなく
彷徨い歩きたい

うす汚い帽子は
 ....
死んだあの子がまた夢に出てくる
私が迷子になると
またあの子が夢に出てくる

深海を歩いていると
またあの子が夢に出てくる

ひざを抱えて昨日を見つめていると
またあの子が夢に出てくる ....
寒さに

身をよじりながら

電気ストーブに手をかざす

外では雨が降っている

気持ちは停滞したままだ

生きてる証のように

歯根の痛みは続いている

僕の自転車は上海 ....
久しぶりに会った
一緒にお好み食べた

何も話さないのに
会わずにいた時間が埋まる

暖かい湯気の中
不思議だ

ぽっかり空いた時間が
埋まる
埋まる

二人は黙って
鰹節 ....
風を待つ秋の夜に路傍で空を見上げていると小さな星がひとつ消えました

その星の光は何万年もの旅をしてここにたどり着いたといいます

何万年も前に小さな星は消えていました

私が見ていたもの ....
世界は豊かだと

ふと思い


願わくば

心豊かにあれますようにと


そんなことを願う


ちなみに今日は電池の日だそうです
蒸しパンたべました
空いたフクロのなかへ
いっぴきの
蠅が入りました
うふふ
なぜか腹の底から
わらっていました
ヒトがいう
≪命の尊さ≫の
危うさを
波の音を聞くと
ガラスの破片で
胸を切ったように痛むんだ
手を重ねて誓った未来が
抜け落ちてまた鼓動をなぞる
望んでも二度とは
戻らない時間が
そこに流れて
切なくなるから尖ってしまう ....
かつて
人の夜は
静寂だった

無音の
冷やかな空気に
包まれる

音を伴わない
声を聴く
動かない静けさの
声を聴く

沈黙に耐えられぬ
饒舌
黙考に耐えられぬ ....
美しい世界を知らない美しい人々
この夜を朝に変えることもできないのに
大気が乾燥しているから今日は空が綺麗だ
アスファルトの上を模様のように這うトカゲには太陽は目に痛い
そう、そのきみが太陽か ....
神々の夫婦喧嘩で
あたりちらし流れ着いた新しい愛

それは朝の空に浮いているみじかい月のように欠けているから綺麗だ
浜辺で月が太陽を追い落とす時
酔い潰れる死からは逃れられない
死には遠慮 ....
放り投げていたわたしを
私が拾い
抱きしめた時
やっと私はわたしを知り
温かな諦めで
ぽっかりと満たされた
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく

やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら

降りていく
宇宙の底 ....
生きるのが悲しいとき
空がありました
お金は無くとも学は無くとも
愛するものが無くとも
愛されることが無くとも

顔も髪も服もゲロまみれで目覚めて
一言
綺麗だなあ と
呟いたあの瞬 ....
野菜を切っていて
指まで削ぎ落とした
あまりにもスッパリ削いだので
痛くも痒くもなかったけど
時間が経つにつれ
痛みと真っ赤な血が押し寄せて
ああ、やっちゃったと改めて思う
私にも赤い血 ....
世界の破壊者は片手を上げ
まわりに誰もいないのに気づくと
片手をおろした

海は波の触手を伸ばして陸に襲いかかり
さらには沸騰し
現在は塩酸になるか硫酸になるか悩んでおり
山はもちろんの ....
からっぽで何にもなかったので
手元に落ちてきたSFを入れてみた
SFの尻尾はもう古ぼけていて
埃をかぶっていたけれど
頭のほうは元気で活きがよくて
これならからっぽも何とかなるかしらと
一 ....
白い壁がありました
白い壁に沿って私は歩きました
私には足がありました
私の足は交互に動きます
私はそれを動かしています
白い壁があります
白い壁に沿って草が生えています
私は草をむしり ....
人の大切なモノをとって
羨ましがらせて
人を傷つけて
優越感に浸るのが
楽しい
それ以外は何をしていても
虚しくてつまらない
そういう悪意に満ち
虚無感に満ちている
人間がいる
そ ....
理不尽に向けられる言葉の剣は
想像力の欠如
以前ならば傷付いていたかもしれない
でも、私は知ってしまった
怒りの感情
静かに燃える負の感情
怒りは隠しておいた方がいい

誰もが不機嫌の ....
坂道に
水の流れ、
大量に 
夜の透明、
車は行き交い
飛び込んでいく
人、人、人

君はスマホの
中に居て
綺麗な声で
歌っている
聴いたことのない
異国の歌を
夢見心地 ....
早朝の境内に
落葉を掃く音が
吸い込まれていく

重なり合っている葉
お堂から鳥居へ
石段を掃き清めていく

捨てようともしなかった
振り払おうともしなかった
いつの間にか積もって ....
YES  YES  YES

無のなかを
のぞいてごらん

NO  NO  NO

何かが
うごいている

OUI  OUI  OUI

そっと
耳をすますと

NON  ....
君のわがままを
わたしのわがままを
ぶつけあって割れたほうが謝る

いつの日か粉々になって
混ざりあえたらいいね

写真の中ではふたりが笑ってるから
涙が出てくる
喜怒哀楽は
どれをとっても
ストレスになるので
そのいずれもがなくて
スッと軽くなった状態が
最も望ましいのだが
煩悩の多い
俺の自力ではとても無理なので
マイスリーと
デエピゴとい ....
花が咲いた

わたしの頭に
きれいな花が

とりえのない
わたしに
とりえのない
あたまに

人は近づき
はなれていく
花に近づき
はなれていく

わたしは
わたしの名 ....
伝えれば 伝えるほど
孤独になっていくんだね

吐き出して 楽になるのは
臆病者なんだよね

その軽さに相乗りして
ふざける奴もいるだろう
注意するのは身の危険だ
賢者は黙る
やり ....
道草次郎さんの自由詩おすすめリスト(986)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
飼い犬と散歩- 夏川ゆう自由詩220-11-14
泡姫の記憶- 板谷みき ...自由詩2*20-11-13
草原- はるな自由詩720-11-13
うらぶれた街が好き- こたきひ ...自由詩720-11-13
さよならはまだ- きみのて ...自由詩520-11-13
秋の平日- ジム・プ ...自由詩2*20-11-13
いつもの店で- ガト自由詩4*20-11-13
光_プリズム- おろはげ ...自由詩1*20-11-12
めも- かば自由詩220-11-12
空腹- ナンモナ ...自由詩3*20-11-12
感情回路- ミナト ...自由詩720-11-12
音のない声- シホ.N自由詩320-11-12
オリオン座- おろはげ ...自由詩2*20-11-12
みなしごの詩- おろはげ ...自由詩1*20-11-12
_- 小原あき自由詩420-11-11
むおん_ちんもく_むげん_むてい- ひだかた ...自由詩320-11-11
生きるのが悲しいとき- 印あかり自由詩820-11-11
血が流れてる- 無限上昇 ...自由詩120-11-11
世界の破壊者- 佐々宝砂自由詩320-11-11
SF- 佐々宝砂自由詩120-11-10
壁の向こうに- 佐々宝砂自由詩6*20-11-10
カレーうどん振興会- ジム・プ ...自由詩2*20-11-10
隠しごと- 無限上昇 ...自由詩420-11-10
水の街- ひだかた ...自由詩12*20-11-9
落ち葉- もちはる自由詩5*20-11-9
無のあこがれ- st自由詩620-11-9
写真- 印あかり自由詩520-11-8
静かなる心- 花形新次自由詩120-11-8
突然変異- TwoRivers自由詩9*20-11-8
茶碗蒸しの極意- umineko自由詩15*20-11-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33