すべてのおすすめ
なかなか膨らんでくれない風船に
飽きもせず息を吹き込み続ける
何処かに穴が開いているのを知りながら
滑稽な独り遊びを止めることが出来ない

春には妄想を咲かせて散らして
夏には傷痕を弄 ....
あいたいひとも
あいたくないひとも
ねむっているお墓

いつもははしっこにあるのに
今日は一日のまんなかに

早々と枯れた花が笑う
生き生きしてはいられないと

さみしいわけでもな ....
やわらかな夜の入口で
関節のありかを
ひとつひとつ
たしかめていく
幾度となく
繰り返してきた
解体のための
いとおしい作業
継ぎ目よ
さようなら

肉体は部品となって
ていね ....
愛やら哀や食傷小町
茄子を揉み揉む{ルビ外法=げほう}のスアシ
アブラ{ルビ帷子=かたびら}文系ソバカス
{ルビ瞬=しばた}くひゃっこの黒蜜{ルビ空=から}して

{ルビ琴=きん}やら{ルビ ....
国境の無い

空が続くように

皆で祈った

平和な世界


預けた体に

運命という

名前が付いたから


信じる事しか

許されなくて

何と戦って

 ....
生活という書式をたちあげる
ブラインドの隙間から
僕の一日がやってきたならば

年月という埃をまとわせ
洗濯機からまっさらな振りをしてでてくる
洗いざらしの理想

ベンジャミンフランク ....
君が笑顔で食事している

僕は 朝飯は吐気がして食べる気がしない

友達が結婚したと聞いた時 僕はおめでとうも言えなかった

さらに 子供まで出来たと 思わず すごいねと苦笑いした

 ....
ぼくらがこの身体から発して

世界を考え感じている限り

人生にはいろんないやなことがある

それがこの世に生まれてきた証だ

でもこの身体からだけではなく

時代や文化をこえて
 ....
お岩さんを知っているでしょう
そう四谷怪談のひろいん
江戸時代
牡丹燈籠のお露さんと
番町皿屋敷のお菊さんと
三人で結成した
納涼しすたーず
せんたーでうらめしやをしていた
あのお岩さ ....
私、私
僕、僕

僕がどんな一人称を使っても
私の勝手でしょ?
でも一人称が変わるだけで
私は
僕になって
僕が
私になるの
自分を偽り
他人を偽り
世界はこうだとか
 ....
血を吐いて蚊が死ぬ 布団は ばあちゃんの香りがしている
少し脚が不自由だけど 元気で
働き者のばあちゃんが干しておいてくれた
布団は日向の香りが充満している


ばあちゃんは もう年だから
同じ話を ....
気にするな蝉の声

気にするな息苦しさ

気にするな心変わり

気にするな生きてゆくこと


気にするな後悔

気にするな能力

気にするな身体

気にするな無念

 ....
{画像=140817194714.jpg}




誰かが教えてくれた

逃げて / 逃げて / 逃げまくって

それで無事に済めば / それは

たしたことではなかったのだと
 ....
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる 基本は三次元なのかもしれない
背伸びしても宇宙までゆけない

言葉のパフォーマー天の川で踊る
言霊の形を懸命に落としてゆく 地上へ

拾い上げる両手は才能 心は応援 魂は加 ....
太陽は常に西の空へと往きますが
この地球上に立っていると
まるで停まっているようです

花はゆっくり開いてゆきますが
開花はまるで、魔法です

孤児を育てる里親さんは、言いました
「親 ....
新しく入った職場で私は一番の若手であり、これまで肉体労働を転々として来た身として事務労働は初めてだった。電話の取り方から来客の対応、文書の書き方などすべて未経験のところから責任のある仕事を任さ .... 金さえ愛さえ社会さえ

受け入れてくれるなら

いま吐き出した欲望は

我慢などしなくていい

切実な循環になるのだ


生命の維持や種の保存は

本能のまねをした観念なのだ ....
病んだ子を抱いて薬師如来の前 夏の終わりに芽が出た
タネなしスイカの芽

「おいしい! タネなしスイカ」
なんて表示してあったのに
割ったスイカには
遺伝子の反乱で 何粒かの黒点

「過剰表示やんねえ」
なん ....
少し照れくさそうに
藍の浴衣をまとい
そつなく束ねた髪にボタン
待ち合わせの立ち姿
初々しさに微笑んで

夏の夢のはじまり
人々は吸い込まれていく
太鼓の試し打ち
高揚する心
かき ....
ゆっくり飛ぶことを覚えると
世界中が振動していた
いのちは飛沫を上げて
たゆたいゆらいでいた
風が凪げばふわり
お天道様と池の間に佇んで
煌めきって残酷だ
元気なものへは恩恵
弱ったも ....
高校球児達の活躍を見ると
道具は使う人によって
こうも変わるものかと
今更ながら感心してしまう

それにしても、一体
何チャンネル同時にやってんだ、関西!(怒)
空爆と聞いて
耳を向けなおす
空からぱらぱら爆弾が降ってくるのかと思ったら
今では空から砲弾が狙いを定めて飛んでくるようだ
お人好しの爆弾、意地の悪い砲弾
どちらが御気に召しますかの声が幽か ....
あの日、体のどこかで真夏が沸騰し、けたたましく蝉の声が狂っていたのだろう。
大きくせり出した緑の中で、無心に巣作りをする脳のない虫どもの動きが、この俺をその世界から削除しようと仕掛け ....
君と僕とが
気になる人同士だったのは
いつの事だっただろう
人は自分の幸福が分からない
人は我慢が出来ない
欲しいものは欲しい
君が欲しかった
君の心が欲しかった
コーヒーが飲 ....
命と心が一つだけだなんて少ないと思う
一回死んだだけで もう生きていられなくなる
もっと命がたくさんあれば
もっと長く生きられるのに

心に想う事や溜めておきたい事があっても
心は一つし ....
エコバック忘れ何も買わない 「分からない」って素晴らしいと思う
分からないなかで あなたが頑張って生きてること
僕は 素晴らしいと思う

誰が何と言おうと僕は素晴らしいと思う
僕だって同じだから あなただってそうだから ....
ichirouさんの自由詩おすすめリスト(1768)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モドキ- nonya自由詩29*14-8-17
お墓まいり- 朧月自由詩414-8-17
心だけ小さな舟に運ばせて- そらの珊 ...自由詩21*14-8-17
食傷小町- ただのみ ...自由詩18*14-8-17
8月15日- ミナト螢自由詩214-8-17
日時計- 梅昆布茶自由詩1614-8-16
何か少しだけ哀しい- 陽向自由詩7*14-8-16
世界平和- 吉岡ペペ ...自由詩814-8-16
右と左- ただのみ ...自由詩21*14-8-15
僕の私の一人称- 凍月自由詩4*14-8-15
血を吐いて蚊が死ぬ- 北大路京 ...自由詩814-8-15
盆帰り- 藤原絵理 ...自由詩814-8-15
生きてゆくこと- 吉岡ペペ ...自由詩414-8-15
逃げろ_/_逃げろ- beebee自由詩23*14-8-15
涙の跡が目立つ便箋を選んでいる- 北大路京 ...自由詩614-8-14
三次元の言葉のパフォーマー- 朝焼彩茜 ...自由詩12*14-8-14
地球ノ時間__- 服部 剛自由詩10*14-8-14
脈動- 葉leaf自由詩314-8-14
真実- 吉岡ペペ ...自由詩614-8-14
病んだ子を抱いて薬師如来の前- 北大路京 ...自由詩314-8-13
西瓜- 藤原絵理 ...自由詩614-8-13
まつり_をどり- 自由詩5*14-8-13
ラストフライト- ただのみ ...自由詩20*14-8-13
金属バット考- 花形新次自由詩114-8-13
空爆- あおば自由詩10*14-8-13
発芽- 山人自由詩6*14-8-13
いつかは冷めるコーヒー- 凍月自由詩3*14-8-12
独り言5- リィ自由詩3*14-8-12
エコバック忘れ何も買わない- 北大路京 ...自由詩114-8-12
いつでもいい- 陽向自由詩10*14-8-12

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