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元旦
ぽかんと開けた口に

〈賀〉が入って わたしは   わたがし   になった   べたべた   甘すぎて   たまらん   と
〈誰〉が逃げだ   し
   わたがし  ....
伯父さんのお葬式の日に
父に会いに行った
病床で 夢と現のあわいを
ゆっくり行き来している父は
「今○○さんが来て行った」と
仲良くしていた兄の名を言う
その人が亡くなったという事を
お ....
栗色のたてがみをなびかせ
どこまでも駆けて行く
その凛々しい姿どこまでも
草原の果て 日の昇る場所
おまえは駆ける 駆ける
休むことを知らない
この大地をどこまでも
おまえはひとり駆けて ....
ことしもあたらしいかなしみがやってくる
それでいいのだと思う

ことしも友が去ってゆく
それはしょうがないこと

遠慮なく時は過ぎひともかわる
すべてをうけいれてはいられない

僕の ....
ペンを取る鉛筆立ての中は空っぽ
ノートの上でぼんやりと何かを考えている 
鉛筆のないテーブル 蝶の舞う緑色の庭のすみっこで
一人でいたら 生きる者はすぐに死ぬのかも知れない
一人で詩の言葉を書 ....
二の腕の柔らかい部分を少し、
千切るようなさようなら。

そんなに困らないし、忘れることも増えるだろうと
言われるし そう思っても


あってもなくても良いものは
それが失われた瞬間、 ....
じゅうたんをほどいてゆく
いろとりどりの糸があらわれる
つむがれていた星々の
ものがたりがきえていった

糸をほどく
きぬの生まれでた
まゆにもどってゆく
蛾のはいた
むすびめのない ....
この心を縛っているのは?
価値観か。
世間体という感情のようなもの

顔面蒼白で立ち尽くす日がある
泣き崩れて動けない日がある
嗚咽が止まらない日がある

記憶なんてなくなればいい ....
つまびく。



つまびく。
とおい音がする。

海辺の砂の、さらさらという音にも似ていて、
夕闇の中、季節外れの蝉が最期の力でうたう音にも似ていて、



それでい ....
耳に痛い言葉ほど

真に有益なものはない

されど大人になるにつれ

それらは耳に突き刺さり

受け入れ難いものになる


情けないやら

呆れるやら
お祭りの絵にひとりぼっちがいない 時間がない?
バカを言え。
時計を見るな!


時間がない?
バカを言え。
時計など捨てろ!



あんたより時間がない中で
どうにかこうにかやり抜いている人が
何 ....
誰が想像出来るだろうか

東北の寒村の1月1日

吹雪の日

生かされある俺だよ

戸籍?

生きないと判断されたから

今日なんだよ


それを真っ向否定した

祖 ....
私が好きなのはネギだけじゃないんだよ
ごぼうもレンコンもあなたも好き

桜散るプラットフォームで野菜売る仕事してるの
もう二度と会えなくなっても電車でつながってるわ

あなたと別れたそ ....
本末転倒して転倒して前に進んでいる 1月1日

新しい光が窓から差し込み
やわらかな日差しが 私を包み込む

昨日までの がむしゃらに走ってきた身体が
その光に 許しを得る

身体が次第に溶けていく

肩の力抜いて
 ....
夜を抱いて眠っている
布団の中が宇宙だ
せっかちな朝が起こしに来ても
夜が放してくれないのだから
おれのせいじゃない そもそも
三百六十五日ごとにリセットされる
そんな人生を歩いては来 ....
入学したての小学校の教室の机に
ひらがなで名札がついていた
その席に座ったら
ひとりぼっち
と風がささやいた

家に帰ると
オコちゃん
おやつがあるよ
と母に呼ばれる
近所の子ども ....
あたらしい
ほんとうに
あたらしい

うつくしい
このとしが
やってきた

おめでとう
麗しい時間が
高速のように
過ぎ去るのは
なぜだろう

新雪を踏む
この一時の喜びも
同じ気持ちなのだろうか

淡い月夜の匂いも
沸騰したての湯気も
机上での思わぬ発想力も

 ....
いつの日も
夕日は、約束に似ている

すっかり、
日が落ちるまで
果たせなかった約束をかぞえては
また、
あしたに賭ける

ぽつりと、残された
オレンジの雲は
あしたへとつづく
 ....
現実を見た口内炎が痛い 朝起きてテレビを点けると
ドキュメントをやっていた

2011年に何かの賞を
受賞した作品らしい

「記憶障害の花嫁」というタイトルで
車椅子の女性が映し出されている

年末でぼんや ....
美しい音楽が流れた時、私の過去は蘇った
私の脳裡を揺さぶり私の心をも揺さぶった

蘇る過去を追いかけて遠い遠い記憶を探す
私は現から翻り遠い記憶を辿り追いかける

記憶の世界はとても淡い色 ....
寒い夜 ふと思う

この道を歩いて
どこまでいくのだろう

後ろを振り返ると
たくさんの場所に行き
たくさんの人に出会ってきた

こうして 創り上げられた私がここにいる

何でも ....
 
浮気なGigiをききながら

ホットワインで、邪な心をたぎらせる

どうせ凍てつく空気に見透かされるのだから



*YouTube 浮気なGigi(加藤和彦)
 http:/ ....
死にたいけどジェットコースターは嫌 オレが愛してやるホトトギス 世界をリセットしよう
不公平がいつまでも治まる見込みがないから


世界をリセットしよう
いつまでも生きながらえている 
金持ちの年寄りが多すぎるから


世界をリセットしよう
貧 ....
たどり着かない道を
ゆく足並み
きこえないほど遠くから
きこえないほど遠くへ
確率が宙返りしながら
期待値を歩き
僕たちは
生まれることと
生むことと
死ぬことだけを
しようとして ....
ichirouさんの自由詩おすすめリスト(1782)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
我田引水- 阿ト理恵自由詩10*14-1-3
牧場- Lucy自由詩18*14-1-3
- 未有花自由詩23*14-1-3
ぱたぱた- 梅昆布茶自由詩2114-1-3
凧の無い空- 番田 自由詩314-1-3
怪我に似たもの- ap自由詩314-1-2
機織り- そらの珊 ...自由詩17*14-1-2
ご褒美をください。- まきちぇ ...自由詩214-1-2
つまびく。- 田園自由詩11*14-1-2
お説教- hiroto22自由詩3*14-1-2
お祭りの絵にひとりぼっちがいない- 北大路京 ...自由詩314-1-2
時間を捨てろ!- komasen333自由詩3*14-1-2
本当の誕生日は昨日- ドクダミ ...自由詩214-1-2
野菜ミク- まきしむ自由詩314-1-1
本末転倒して転倒して前に進んでいる- 北大路京 ...自由詩614-1-1
やわらかな日差し- 葉月桜子自由詩414-1-1
一月一日に- ただのみ ...自由詩24*14-1-1
二つの名前- 殿岡秀秋自由詩1214-1-1
新しい- 森川美咲自由詩1*14-1-1
位相- subaru★自由詩15*13-12-31
終の日- たま自由詩25*13-12-31
現実を見た口内炎が痛い- 北大路京 ...自由詩613-12-31
月ひとつ放り捨てたか_夜半の空- 板谷みき ...自由詩6*13-12-31
過去への扉・・・- tamami自由詩1113-12-30
この道を歩いてみよう- 葉月桜子自由詩413-12-30
浮気なGigiをききながら- 殿上 童自由詩13*13-12-30
死にたいけどジェットコースターは嫌- 北大路京 ...自由詩1013-12-29
オレが愛してやるホトトギス- 北大路京 ...自由詩3*13-12-29
世界をリセットしよう- いねむり ...自由詩313-12-29
眠る愛犬にえさをやる- めー自由詩4*13-12-29

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