すべてのおすすめ
小さな村の天主堂

白い雪華飾るさなかを

天使のひとり舞いおりて

クリスマス祝う人々

共に讚美の歌を奏でる

天使は老いた牧師のもとに

み言葉とどけよき生きざまを称えつ ....
振り向いてももう見えない
あれは何だったのか
過去への置き土産
もう見えない
思い通りのストーリー
作り上げた この
解放感 なんて
素敵
だって いらなかったから
探していたの
 ....
乳ぽつり 優しい人は優しさを求められる -億年の海の声

-いのちの呼応

-太古から永劫

-時の流れ

-海はぐくみ

-叫ぶわたくし

-応える海

-声のなか

-しばし睡らん
手旗信号でプレゼンテーション            猫だけを置いて
           家人が出かけてしまうと
           猫は人になると飼い主は言う

電話が鳴る
猫は眠っている

電話が鳴っている
 ....
列車の暖かいシートに座ると

向こう側のガラスの奥には

半透明な私が少し微笑んでいて

疲れて座っている

暗闇にうっすらと光り浮いている私は

ゼラチン質のように柔らかで他人の ....
色硝子の目玉をガリガリかじる
虫食いの肉体をベリベリ剥がす
おれはおれを一本の死に花として石の器に生けてみる
瞬間凍結された踊る舌先の焔として
勝ち目のない戦いに身を投じる高揚感で
己の文字 ....
メルセデスで旅をする

日本中の商店街を夜走る

よこには地元の少年少女を乗せている

車内にはマクドナルドの匂いがこもっている

彼らには金を与えている

こっちは彼らの会話を聞 ....
国道二号線を走っていたら
ふいに視野の右側から
何か小さなものが飛び込んで来た
と思ったらサイドミラーの上に
シジミ蝶が止まっていた
小指の爪ほどの大きさの
灰白色の翅をピタリと閉じて ....
おまえが飢で苦しむなら、私の腕を喰らうがいい
おまえが怒りで狂うなら、私の足を喰らうがいい
おまえが生きんが為にすがるなら、私の胸肉を喰らうがいい

ただ首はやめておけ
頸動脈は切るな、心臓 ....
笑顔が足らないから
適当な思想が抱きついて

どうしようかと
喉元まで逆流してきた

雲合いも無慈悲に見えて
自分を是が非でも厭ってしまう

口元を咄嗟に手で覆い
少し あかぎれた ....
落とした心拾われない ひと手間加えて食べにくくなった 重なってまた離れていくから
美しい模様になる

離れていくことを悲しいと
思っている今この時が
人生を彩っている

鮮やかで美しい
自分だけの模様を
綾なすために

今は何も怖れ ....
生まれた日から神の計画はあったのだとして
生まれる前から神の計画の為に準備された人
時の時を経て夫々一人ひとりは生まれたのだ
としたら私の身体を貴方の為に肢体となって
お使い下さい私は何をすれ ....
とうとう視線が私の上になった君

私と背比べをするときにしゃがんで笑みを作る

肩幅も広くなってすごく足もしっかりしてて

そんなに私と背が変わるわけじゃないのに

どうしてこんなに男 ....
明けない夜はないと教えてくれた人は
暮れない昼もないとは言ってくれなかった

やまない雨はないと教えてくれた人は
永遠の晴れもないと言ってくれなかった

幸せの気配を感じるたびに身構える
 ....
夢中になるのも
手放すのも
いつもいつの間にか

だからこの場所にいることに
必然や偶然を思わせる理由はなく
1年後もあなたとわたしは
わざわざ確認せずとも
き ....
君の手のひらに
朝と闇と夕暮れと夜があるから
私はそれについて詩をかきます
遠くにある悲しみと喜びは
誰の手のひらサイズでもない
君の詩をよんでよみ返して
それがわかったのです
いつも窓 ....
その人に投げかけた孤独が
勢いよく跳ね返されてきて
私の胸に鮮やかな痣がプリントアウトされた夜

傷だらけの そのくすんだ球を
手毬のようにつきながら
迷い込んでいくサイバー・ラフォーレ
 ....
だまされたのかも知れない
甘いにおいに誘われて
近づきすぎた

 人だって 
 グルメな匂いに弱い
 縁日の雑踏の中の醤油の臭い
 に誘われて 
 埃と一緒に口に入れる
 焼きと ....
大安売りの愛も愛 鏡がないと狭い部屋 ねえ
ひとつぶのわだかまりもなく
こんなにさらさらで
どんなかたちにもなって
どんなかたちにもならなくて
よく晴れた日は
誰にも盗られないように
丁寧に埋めた
昨日の美しい心を
ぴか ....
【車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに 】


なんでかしらないが
あなたとわたしには
おなじ「なにか」が ある気がする

その「なにか」が なんなのかを
知 ....
長い年月会っていない友人
それでも友人と言えるのは
年賀状にある自筆の文字

さて今年も…
勢いに任せて
「 い ち ど あ い た い ね 」
 苦しいときに泣くことは、
 いっぱい、やってきた

 悔しいときに怒ったり、
 羨ましくて妬んだり

 そんなことは
 幾らでも、
 やってきた

 今日も、あの時、
 とって ....
その昔
俺は 宇宙の中を飛び回っていた。
織り姫に懸想して、彦星から追われもし、
白鳥の首根っこも押さえもしたし、
ペテルギュウスのおならも嗅いだ。
オリオンの楯を盗んだり
カシオペアの辺 ....
ichirouさんの自由詩おすすめリスト(1782)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
La_luce- 織部桐二 ...自由詩1*13-12-22
なんて素敵- もっぷ自由詩613-12-22
乳ぽつり- 北大路京 ...自由詩413-12-22
優しい人は優しさを求められる- 北大路京 ...自由詩713-12-22
La_mer- 織部桐二 ...自由詩213-12-21
手旗信号でプレゼンテーション- 北大路京 ...自由詩213-12-21
猫と電話- イナエ自由詩20*13-12-21
もうひとりの私はゼラチン質のようだ- 灰泥軽茶自由詩1213-12-21
シオマネキ- ただのみ ...自由詩15*13-12-20
少年少女と世界や株価- 吉岡ペペ ...自由詩813-12-20
シジミ蝶- 壮佑自由詩22*13-12-20
無題(生きのびる)- uri_kappa自由詩313-12-20
えむ- subaru★自由詩12*13-12-20
落とした心拾われない- 北大路京 ...自由詩813-12-20
ひと手間加えて食べにくくなった- 北大路京 ...自由詩813-12-20
模様- 森川美咲自由詩7*13-12-20
神は何を賜うたか・・・- tamami自由詩1713-12-19
大きくなった君へ- 桜 歩美自由詩7*13-12-19
永遠を願う歌- クナリ自由詩11*13-12-19
僕らが千年経っても- 中山 マ ...自由詩3*13-12-19
ポケットに現代詩- 左屋百色自由詩8*13-12-19
サイバー・ラフォーレ【電脳の森】- 夏美かを ...自由詩26*13-12-19
ウツボカズラ- イナエ自由詩18*13-12-19
大安売りの愛も愛- 北大路京 ...自由詩413-12-19
鏡がないと狭い部屋- 北大路京 ...自由詩913-12-19
猫のダイヤモンド- そらの珊 ...自由詩1413-12-19
ふうてん_とばそ- るるりら自由詩19*13-12-18
26年_年賀状- イナエ自由詩11*13-12-18
苦しいときに、やれること- まーつん自由詩9*13-12-18
スペースキャプテン2- ……とあ ...自由詩14*13-12-18

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