すべてのおすすめ
過去に生きて彼女が歳をとらない 視点をかえてみれたなら
世界はどんなに広いだろうに

視点をかえてみれたなら
あなたはずっと優しいだろうに

視点をかえてみれたなら
夕陽はどこでも綺麗だろうに

視点をかえてみ ....
はす向かいの煙草屋から2メートル借りて
となりに住む大学生から4メートル借りて
街頭募金を装って6メートル借りて
それでもたりなかったから交番へいって3メートル借りた
夜爆発して
住人が ....
私たちすべて

命在るものすべて

何かの力によって生かされていると信じたい

そして

そのすべては繋がっていると...


その願いが

確信に変わる日は

はた ....
 


私を知る人は少ない
私が知る人は少ない
名前を編むように
存在記号にしては
存在意義にならない
知名を日干しする


私を知る人がいる
私が知る人がいる
ちょびっとの ....
淋しさは
翼いっぱいにはらむ風

僕は
飛びたてる
だけどというより
だからこそ

明日をもしれぬ運命
なんて
何を怖がることがある

残り時間の心配なんて
いらない
 ....
テーブルには いちごがあった
私は食べたかったのを我慢して
クローゼットの横に体操ずわりした

パパとママはお互いを罵り合う
傷つけ合いながら 存在を否定しあう


出て行けとパパはい ....
   

卵がスウィングしている
托卵容疑の直滑降は不恰好に喉を塞ぎ
やがて破裂して口いっぱい
玻璃 瑠璃 瑪瑙 罵詈 雑言
秩序の欠如は流星し
脳裏がそっと炙り出す
片手に毬 錦の手 ....
なんとはなしに気ぜわしい夕暮れ
劇場に向かう華やいだ人々の甲高いイタリア語
船着場に打ち寄せられたのは老いて死んだカモメ
ひたひたと岸壁を打つ波音だけの静寂

午後には特別なミサがあった
 ....
今年最も寒い日の
いちばん大きく育っていた霜柱を
みわたす限りの霜柱を
惜しげもなく踏みつけてしまう、



ずるい。
 ○

喪失 は
まとわりつくのだ!

 ○

おぎゃあと出現し
 A 何をすべきか・・・時代からの問い
 B 何がしたいのか・・・自身からの問い
 C 何ができるのか・・・生存す ....
電気を節約するために
暖房のリモコンを
遠くに置いて
日がな布団に包まり
みの虫の姿で、本を読む。

外から帰り
しろい吐息をはく妻が
傍らに坐るので
火照った手を取り
少々疲れた ....
「軽くふれて下さい」という場所に
そっと手をあてると、自ずとドアは開いた。  

人の心も、軽くふれてみようと思う。  
             140116
なんというのでしょうか
外は快晴
北国の方には嫉まれるような青空
それなのに
寒いだの風が冷たいだの
喉が痛むのだと言いたい放題
マスクが飛ぶよう ....
誰もいないとこでお世辞を言っている 夕闇がやってくる気配
それは決まって
南向きの玄関の隅から生まれた
冷えていく板張りに寝転がって
図書室で借りてきた本を読んでいると
ふいに呼ばれる
声、
のようなものに

夜が
 ....
揺すらないで
覗かないで
ノックしないで
猫はいや

汚いものが沈んで
息がつまる

追い詰めないで
掬わないで
閉じ込めないで
逃がさないで

窓はどこ
酸素が欲しい
 ....
死について、

突然、その時は訪れる
死の実感は
高校二年の春だった。

いつもの朝の登校時
いつもの郵便局の角を曲り
いつものとおりのバス通り
いつもの調子で渡ろうと
いつもの歩 ....
白銀の光

冷たい熱を帯び

私と月の間には
透明な冬だけがある
はるかに遠いくせに
あっけなく近くなる
こんな風に
てのひらにのってみせるのは
何故?
まるで
弓矢を射れば ....
サラリーマンのコスプレして会社に行っている そんな厳粛なものではなかった
壮麗な教会のどこか枯れた香りではなく
天に召されようとする生身の横たわる部屋は
真冬でも蠅が飛び交いそうな腐臭に満ちていた

‘なにかがおかしい’と疑いながら
 ....
 




 -光-


 どこから光が射しても
 あなたを照らしますように




 -星-


 星が世界を埋め尽くす理論を
 感情論で解説しよう



 ....
なに考えているのかちっとも手応えがない仕事人間のようなふたりでも

ささやかな感情のふくらみで満足していたりするのです

したいこと、やるべきことがあるから今の暮らしをしているのだ ....
愛するとは
私の全人格をかけた戦いであり
私の躰のどこを切っても血が流れるように
私の人格のどこを切っても愛が溢れるようでなければならない
それは命の内側から人を愛するということ
ひとりの人 ....
色褪せてしまうまで
崩れ落ちるまで
見届けたかった
遠くなる影を見送り
不在を確かめたなら
踵を返し
歩きだすはずだったのに
あとからついていったのだ
見失う一歩手前の距離を保ち
二 ....
誰もいない海に雨が降る こちら変態こちら変態応答願います 寒い日に「寒いね」って当たり前のこと
温かくて柔らかい吐息の色でわかっているよ

降り積もった朝の霜を踏んで
砂利道の上のキャッチボール

口遊んだいつもの歌も
溜め込みすぎて漏れ出した ....
死んでしまえば

楽になるだろうか?

生きているという事は

ただ辛いだけのものだろうか?

日常は退屈で厭わしく

くだらないものだろうか?

それとも、官能と ....
城に上っていく石畳に夕陽が反射する
あなたがこの瞬間を見たのはいつの頃?
使い古したカメラのフィルムに残されていた
あなたの鼓動が聞こえてくる

あなたから聞いたピヴォの名前にひかれて
日 ....
ichirouさんの自由詩おすすめリスト(1782)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
過去に生きて彼女が歳をとらない- 北大路京 ...自由詩514-1-18
視点- hiroto22自由詩3*14-1-18
- はるな自由詩1114-1-18
核心- hiroto22自由詩2*14-1-17
知名度- 自転車に ...自由詩114-1-17
涙袋は満タン- Lucy自由詩12*14-1-17
パパとママ- 葉月桜子自由詩1014-1-17
誰が卵を置いたのか- ただのみ ...自由詩18*14-1-16
ラグーナ- 藤原絵理 ...自由詩214-1-16
白い朝- 伊織自由詩3*14-1-16
○6つ- 空丸ゆら ...自由詩714-1-16
掌の花- 服部 剛自由詩6*14-1-16
自動ドア- 服部 剛自由詩14*14-1-16
なにか- あおば自由詩15*14-1-16
誰もいないとこでお世辞を言っている- 北大路京 ...自由詩414-1-16
夕闇- そらの珊 ...自由詩2514-1-16
モノローグ- Lucy自由詩14*14-1-15
宙を舞う- ……とあ ...自由詩9*14-1-15
さえざえと- そらの珊 ...自由詩1614-1-15
サラリーマンのコスプレして会社に行っている- 北大路京 ...自由詩1914-1-15
イルシスカー_−BWV535- 藤原絵理 ...自由詩5*14-1-14
世界- 自転車に ...自由詩414-1-14
飄々と- 鵜飼千代 ...自由詩11*14-1-14
断片- 渡辺亘自由詩214-1-14
複眼- Lucy自由詩16*14-1-14
誰もいない海に雨が降る- 北大路京 ...自由詩1014-1-14
こちら変態こちら変態応答願います- 北大路京 ...自由詩714-1-14
言葉のカタチ- 中村 く ...自由詩13*14-1-14
僕の『生きる』- yamadahifumi自由詩214-1-14
ネルドヴァ__−BWV534- 藤原絵理 ...自由詩314-1-13

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