すべてのおすすめ
棺桶を担ぐ役からはずされている  
メールに添付されてきたのは大粒の涙

メールの香りがそれを証明してる

僕は不安をひたかくしにして、返信する



 
卵を割ろう
明日へ向かって
気持ちよく朝を迎えるために
思いきり 卵を割ろう
大きくても小さくてもいい
それぞれが一つしかない
かけがえのない
そんな卵だ
空を飛ぶためでなく
 ....
ある日 生まれて来て
わたしは泣いた
そして何かのきっかけで
わたしは笑うようになった
誰に教わることもなく

やがて
何かのきっかけで
わたしは少女と出会い
恋をしたのだ
誰に教 ....
わたしを守ると言ったひとは
わたしに頼れと言ったひとは
みんなどこかへ消えてしまった

抱きかかえようとしても
大きすぎる赤ちゃんでは
腕が痺れて
泣き声だってうるさくて
とてもじゃな ....
私の輪郭が見えますか

私の色が見えますか

私の形も影から知れる

そうでしょうとも

貴方の目の前の私から

私の影が

長く長く冬の地面に伸びるのも

それも見えるで ....
闇の世界が広がる海
一進に進む人々
彼らが向かう先それは光
いつか聞いた海の彼方に
宿る命があると

かつてこの世界には数多の神々がいて
命ある星に光を灯したという  ....
丘を下りる 隠者の音楽
川に浸かる 色の指
まばゆく細い
月の虹彩


ここに在るものは
ここに無いもの
夜は語り
夜は刻む


登るたびに
ちらつく光
さ ....
拾う神がいないことを確認して捨てる 良い句が浮かんで書けないボールペン ある日ぼくのもとに封書がとどいた
送り主をみると
その日暮らしの友舍

たしかにその日暮らしはしているが
友を募るほど盛大ではないし

あけてみると請求書だ
項目として

笑った時 ....
{引用=
あなたは 一滴の雨のしずく


あなたは、今日 それを知らない



雲のうち 母の子宮に命を得、
 社会という 海の器に生まれおちる
 歴史という 時の波にあらわれ、
 ....
時を待った
声を殺して
あなたの行く手に
何があろうと

雲は流れ
空は晴れた
ぶちまけられた未来に見た


駆け出すための足
欲しがって泣いたこと
あきらめない 止まら ....
(傘の滴を落としながら)
そこから抜け出すためには
入口を探すしかないのですが、
誕生や死という非日常に囲まれて
小さな日常があるのですが、
強い雨の中 物質と観念をつなぐものは
 ....
鳥が堕ちた
私が殺った

夢を見てた
君が染みたそこら辺で
小さな声を
聞いた気がする

この手を
握るのは
誰だろう
いつだろう
今だけ欲しいのは
なぜだろう
いつからだ ....
おおきな、まるいわのなか
みんな、そっと、ゆすられている。
河原のこいしのように。
ぶつかり合い、こすれあい
ういういしいかどが、削れ
お行儀よく、揃えられたこどもたち。

わ がただし ....
見知らぬ人の乳母車に座る 緊急避難場所を知らない ママは 青汁の味がする
時々は トマトジュースの味がする
ママは 玄米の芳ばしい味がする
朝食は 納豆の糸が引く

ママは ほうれん草と水菜を主食にしている
おかげさまで 7・8センチまで ....
 頬杖をついたら
 鼻から、鉛筆が生えてきた

 ため息をついて
 窓越しに雨空
 眺めてる暇があったら
 詩の一つでも書きなさい、と

 僕の鼻毛が、
 ニョキニョキと太くなって
 ....
鳥でなければ見たことのないはずの景色を
夢で見た

子どもの頃なら
空を慕った記憶はある

宇宙からの信号は
生まれた日から
届いていたのに
地表に張り付いたまま
私の未来は区切ら ....
ねえねえ ほんの数時間
目を離しただけだったんだよ
いつも見慣れた帰り道が 帰り道が
まるで油で揚げる前のコロッケみたいだよ
これは地球が牙をむく季節 白い牙を
きっと家では揚げたてのコロッ ....
 



横柄な態度で死ぬ死ぬ詐欺
犯罪者ばかりのネット社会
死ぬ気なんてありゃしなければ
死ぬ気になったって死にゃしない

自分を守る為に
誰かを傷つけて救われて
吐き出す言葉 ....
のに
はいらない

誰のせいに
何のせいに
したって

自分の道は
自分独り

せっかく
もいらない

誰に期待
何を期待
したって

彼らの道も
それぞれ

 ....
負けるまで帰れない 手を抜いてオシャレになった 灰色の草原にぽつりと置かれた
恐ろしくて触れることさえできない
黒黒とした檻
その中に私

外に広がる世界を見る
色のない草
音のない風
しらじらとした地平線
憧れのない自由

 ....
吾輩はコネである
実力はない
コネだけで
人間どこまで通用するか
それが吾輩の生きるテーマである

おまえ、偉そうに
何を言っとんじゃ!

デヘヘ
秋を着飾った紅葉が
全ての葉を落とした

裸になって
冬の薄い日差しを
目一杯受けたいのだろう

やがて来る
春のために
空が採れたての金柑みたいな色になる頃
ファブレガス君は勇躍とウソをつきます。

空飛ぶ円盤を目撃したとかしてないとか
龍らしき輪郭を見たとか見ていないとか
国民よ、今こそ団結すべき時なんです ....
ichirouさんの自由詩おすすめリスト(1768)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
棺桶を担ぐ役からはずされている- 北大路京 ...自由詩413-12-16
返信する- 殿上 童自由詩21*13-12-16
卵を割ろう- 自由詩213-12-15
誰に教わらずとも- ただのみ ...自由詩25*13-12-15
桃源郷が砕けた夜に- 茜井こと ...自由詩3*13-12-15
不可視と非価値- ドクダミ ...自由詩313-12-15
「生きとし生けるもの」- 夜月 こ ...自由詩413-12-15
ひとつ_まばたき- 木立 悟自由詩413-12-15
拾う神がいないことを確認して捨てる- 北大路京 ...自由詩313-12-15
良い句が浮かんで書けないボールペン- 北大路京 ...自由詩813-12-15
ひょうたん島移住計画- 梅昆布茶自由詩23*13-12-14
子どもたちへ- 月乃助自由詩713-12-14
愛に似て愛し- 駒沢優希自由詩513-12-14
冬の四角形- 空丸ゆら ...自由詩1413-12-14
おとぎ話- 駒沢優希自由詩413-12-14
そっとゆすり、- 凍湖自由詩413-12-14
見知らぬ人の乳母車に座る- 北大路京 ...自由詩413-12-13
緊急避難場所を知らない- 北大路京 ...自由詩313-12-13
ママは_青汁の味がする- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-12-13
頬杖をついたら- まーつん自由詩8*13-12-13
鳥でなければ- Lucy自由詩19*13-12-13
冬が来たよ- Neutral自由詩713-12-13
ネット社会- 自転車に ...自由詩113-12-13
いらないもの- 森川美咲自由詩2*13-12-13
負けるまで帰れない- 北大路京 ...自由詩813-12-12
手を抜いてオシャレになった- 北大路京 ...自由詩813-12-12
辛い記憶- クナリ自由詩5*13-12-12
吾輩はコネである- 花形新次自由詩1013-12-12
裸木- イナエ自由詩15*13-12-12
ファブレガス君の欺瞞- ブルース ...自由詩3*13-12-12

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59