すべてのおすすめ
扉をひらけば

ほら穴ほっ

暗くて狭い

身体がすっぽり

温かい柔らかい

流れる瞑想

包まれて包まれて

日々の連続

お腹を満たして可愛いあの娘

ゆっく ....
3億円くらいあれば 死ぬまで金に
困らず暮らせるけど
金持ちはその金で石を買って喜んでいる
俺が一生で使う金よりも
その石の方が価値があるなんて
自分の一生って...
みんなと結婚してあげる かなしみは
凍てついたりしないから
いつまで経っても
わたしは
楽になれずに
ひどく体温をうばわれる


硬いものなら
落としてしまえば終わりにできる

手から放して
決別 ....
もう少しだけ待って欲しかった
きっともっとうまく笑えるはずだったのに

まだ恋が芽を出す途中
強制的に打ち切られてさ
なすすべもなく ほら さよなら

曖昧で でもそれ以上踏み込めなくて ....
熱を帯びた扁桃を
通過する
酸味をふくんだえきたいは
ほどよく冷えて
生きていることが
すみずみまで広がっていく
――体温計の中の赤いめもりが行ったり来たり
ひとふさ
ひとふさに
大 ....
 虹の空を歩いて跳ねた
 
 遠くでは
 雨粒が水たまりに幾度となく指紋をつけている
 
 灰色の朝、続くまどろみ、
 曇天の間を隠れ現れ 隠れ現れして
 
 時は止ま ....
忘れられない不幸と一瞬で忘れる幸せを選ぶならどちらがいい?

私は一瞬で忘れるくらいの幸せなんていらないけど

嫌な事を忘れられないのも嫌だ

だけど忘れられないと言う事はその出来事に
 ....
ここに私がいないことを誰も知らない。


嘘は何一つないけれど

ここには本当の事がない。


パジャマで過ごす一日も
痴漢に耐える満員電車の一時間も
恋人とのえげつない二時間も
 ....
しろい紙に 向き合い
しろい箱を 造り
しろい心を 持ち歩く

あるとき それは逝った病室
あるとき それは骨壺
海沿いを走る電車を降りると
そこはまるで見知らぬ ふるさと  ....
名言を噛んだ 病院の待合室にテンションの高い男 孤独の足音が聴こえた
孤独は私を追いかける
私は後ろを振り向いて
あなたの来るのを待つ

孤独の息吹が聴こえた
孤独は私に息を吹いた
私は後ろを振り向かず
あなたの息吹を受ける

 ....
あなたの無言は
あなたの背骨を通って
わたしの角膜を刺激する

まな板の上で切り刻まれる玉葱が
まるであなたのようで
思わず手を止める

せめて責め ....
倚りかかるのでなく
凭れる
そんな時間の
絶妙

安心を手放さない為に
色恋は放棄。

わたしが今欲しいのは
色恋のドキドキではなくて

しっとりと落ち着いた
「ベ ....
ほぼ毎日私は朝ご飯に

納豆を食べる

その為には青葱が必要だから

新鮮な青葱を買い置き

食べる前に刻む

できるだけ細かく刻む

ザクとザクとザクザクと

五感は刻ま ....
金色のジョッキの中で
無数の気泡が昇ってる
(この世の重力と、逆だねぇ…)

そう思いつつジョッキを片手に
金色の水をぐい、とひと飲みすれば
火照った頬はあたたかく――

日々の悩みも ....
とりたてて喜ぶほどでもない
あたりまえのことを渇望する
今日は昨日よりも調子がいい
そんな錯覚でも気分がよくなる

まわりの誰と比べても
あたしなんて可愛いもんだ
錯覚か幻想だけでも ....
種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている 子供の前で大人のふりをした

洗濯物の前で大人のふりをした

鏡の前で大人のふりをした

悲しみの前で大人のふりをした

ママ友の前で大人のふりをした

雪の前で大人のふりをした
 ....
車なんて要らないけど/明と暗の分かれ目/
とっくの昔に終わって/撤去済みの催し物を
自分だけで/続けている/そんな世界観/外観
/外環道/車なんて要らないけど/致命的な何
かを無意識に体に透過 ....
 
従順なあなたのわたしは疲れ果て

我がままなわたしのわたしが怒り出す

そんなわたしは、信じてあげていい



 
蕗を茹でる鍋にぶちまける
キッチンの戸棚に隠してあった
とっておきの塩
ザルツブルクで見つけた

とっておき なんて
未来を楽観できなきゃ
思い浮かばない道化芝居
あたしは無理をし ....
紙の前には座りたくない
鍵盤の前にいたい

昼ひなか私は没頭する
緊迫する
高揚する


せわしなく
抑揚の激しい旋律を
いつか
さりげなく
やさしく
奏でることができたら
 ....
ほぼ水といってもいいカルピスの薄さ つみあげたものもないのに
そこに感情だけを置けという
切り取ったものは確かにそんなふうな形ではあるけれど
触れれば消えるよ

 いまだ! いまだ! いまだ!
 壁を 床を テーブルを
  ....
赤信号を歩いていく人の背中を見ていた
急いでいる訳でもないその人につられて
ひとり、またひとりと流される

流行の最先端を行く
誇らしげに胸を張って
アスファルトに張り付いたガムを
幾人 ....
 



あなたの詩のそばに

生きることは

あなたのそばに

生きることと同義だ
時はいつも人を吹きすぎてゆく
ちいさな想いや願いを散り散りにして

もうあの時のうたは
二度とはうたえない
いちまいの絵のように
すでに過去のギャラリーに
展示されているのだから

 ....
読めない漢字の人と付き合っている
ichirouさんの自由詩おすすめリスト(1782)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほら穴ほっ- 灰泥軽茶自由詩614-1-23
価値観- リィ自由詩5*14-1-22
みんなと結婚してあげる- 北大路京 ...自由詩314-1-22
砕氷船- 千波 一 ...自由詩414-1-22
劇的じゃない結末のストーリー- 中村 く ...自由詩4*14-1-22
かんきつ- そらの珊 ...自由詩21*14-1-22
指が動く- ヨルノテ ...自由詩4*14-1-22
どっちがいい?- リィ自由詩3*14-1-21
宙吊り少女のコミュニケーション。- 端沢 紫 ...自由詩6*14-1-21
しろい四角- るるりら自由詩26*14-1-21
名言を噛んだ- 北大路京 ...自由詩614-1-21
病院の待合室にテンションの高い男- 北大路京 ...自由詩414-1-21
孤独の欠片・・・- tamami自由詩1114-1-21
せめて- 中山 マ ...自由詩4*14-1-21
もたれる- 鵜飼千代 ...自由詩10*14-1-21
納豆と青葱- 灰泥軽茶自由詩1214-1-21
金色の水ージャズ喫茶・ちぐさにてー- 服部 剛自由詩414-1-20
病室- 藤原絵理 ...自由詩8*14-1-20
種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている- 北大路京 ...自由詩614-1-20
まく- 小原あき自由詩17*14-1-20
狂気の値段- 左屋百色自由詩6*14-1-20
そんなわたし- 殿上 童自由詩12*14-1-20
ゲトライデ- 藤原絵理 ...自由詩314-1-19
レッスン- Lucy自由詩13*14-1-19
ほぼ水といってもいいカルピスの薄さ- 北大路京 ...自由詩514-1-19
焦燥- bookofheaven自由詩2*14-1-19
横断歩道- 中村 く ...自由詩9+*14-1-19
まる- 自転車に ...自由詩514-1-19
風のギャラリー- 梅昆布茶自由詩1814-1-19
読めない漢字の人と付き合っている- 北大路京 ...自由詩414-1-18

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