有り難い
有り難い
こころの声は
光も闇もささやく
私が在るために
無い
ということを
得て
永遠となった




終えることが出来る
ありがたさよ
その時その時に
ほっとする
最後にもおつかれさま
新年を迎えた

すっきり目が覚めた
今年最初の朝を全身で感じた

何もかもが新鮮に見える
新しい世界に包まれた身体

室内の雰囲気
家族の雰囲気
外の雰囲気が新鮮

目標が自然 ....
レタスの先端
心音のひずむところ
温度の終わりに
少し触れる
つめたさ
教室みたい 、
と思う

穏やかな湾の入口を
句読点が航行する
健康的な食事
その後で
わたし、 ....
読めない手紙を
千の言葉で書いた
百年草の蜜で
犯した罪を赦すために

降り出した悲しみ
喜びと不幸せと希望と願い
祈り続けた人が説く
神様の意味

声が遠く聴こえる
私ではない ....
きみに逢うために
踏んだ路を歩きなおすのは

 唯是西行
 不左遷

と かの詩神ほどの気概や嘆きを抱いていた訳でも
まして花の匂いに誘われたからでも
ない

梅が枝を
敵意のす ....
アクビ出た ふっとね、
張り詰め反復の日常に
アナタの綴る声ヒビキ
赦し赦され 力抜き
私の声、掬い取られながら 
異国の言葉とびかう
井戸は若狭につながっている
帰省していた彼は
重い瓦に押しつぶされた


壁は厳然とそこにあって
何が起こってもくずれない
宇宙が一点に収斂しても
また膨張して壁 ....
子供たちが去った夕暮れの公園
鋼色の空に咲く
小鳥のような白木蓮
その一輪をきみにあげたくて
手を伸ばしても届かないもどかしさ
意識の視界の今に、
しずかさうねりあり
次第透明に染め抜かれ
創造スル力動の、
結晶化されて在り
 からし酢味噌のお浸しに
 しようと買った
 菜花の 蕾、
 キッチンの隅
 春灯る
雑貨を
雑貨を終わらせなければお前は

いつも飯の動画ばかり見てるお前
飯の動画見てるのに可愛い女出演すると
目が血眼になり食うことを忘れる

だから雑貨を
雑貨を終わらせなければお前 ....
うたうたに見おくられながら、おとこはあたらしい歌をひきつれて旅をした。
うたうたは酒に似ていた。せかいを光の波紋でにじませて、あまく匂ういきをはいた。
波うちぎわでは、松のぎょうれつが盤根をもちあ ....
独りグラスを傾けて
想い出す 顔と顔
都会で育ったぼくたちに同窓会はない

車を出して
思い出の街を訪ねたら
空と路は狭く
商店街もなくなっていた

小川は埋め立てられ
桜並木もア ....
悲しみは降ってくる

思いもよらない日に
思いもよらない所に

悲しみは降ってくる

雲ひとつない晴天に
罪ひとつない午後に

悲しみは降ってくる

そういう時に限って
 ....
大雪原に独り私のぽつねんと
彼方クリーム色の柔らかな雪峰、
眼差し焦がれ沸き立つ憧れ懐かしさ
高く深く遠く次第それら対象を欠き、
ただ一つ普遍の想いと化す
石化した珪化木、
無数垂直に立ち並び
うっすら雲に覆われた太陽
その浮き出す円形の輪郭、
ゆるり辿るうちに
黄金の滴り落ちる
後から後から
弾ける笑い
途向かいから
駆け出して来る子 ....
 眠りから
 さめて 窓越し
 はつ雀、
 妙に可憐で
 枕ゆるゆる耳傾ける
 
 
 
さまざまな
人や物事に
さまざまに
支えられている私
ここには愛がある
○「老いは
逃げても
逃げても
追いかけてくる」

○「年をとると
目の前のものが
見えなくなる」

○「ボケると
眼鏡をかけながら
眼鏡を探すようになる」

○「ボケると
 ....
属しているというだけの
私は一番の下っ端
心なんていりませんし
あっても疲れるだけでして

譲り受けた観葉植物は
まるで私みたいです
ちょっとでも明るいと
葉っぱの先から焦げていくので ....
葉をつけないで咲いている、昨年の晦日の晩から降りしきっている、しろい雪の華の、サクラの裸の枝に、ついばむ蕾をもとめてやって来たのか。つがいで雪の積もった枝に憩う、灰色のヒヨドリの、その鮮やかな色彩に彩 ....  どんなに悲しくても

 どんなに辛くても

 どんなに悔しくても

 どんなに寂しくても

 どんなに嬉しくても

 涙は頬をつたわらないのに

 同情されると

  ....
 わたしはちいかわ派

 弟はおぱんちゅうさぎ派



 かと思ったら

 んぽちゃむ派でした



 だから何?

 って言わないで
枯れた林を彷徨い
冷たくなった手のひらに
息を吹きかけ暖める
きみに捧げるために拾った
紅い
紅い…
珠玉を握りしめ

月の言葉に誘われながら
独り歌を唄う


いまきみに恋し ....
閏日の夜九時に告白電話をします。
受け容れられないなら電話に出ないで下さい。
そして電話すると
母親が「今、出掛けていて居ません。」
それでボクは失恋した

「わたし一生、結婚なんかしない ....
濃密な明暗を
形造り生きて
生き抜き辿り着いた
此処に残生集め
絶えず絶えず



歌うたう
狂女の舞いは
夏の庭、
呪いの力に 
照り輝く木の葉も舞う



突然に陥 ....
 木下闇
 人の通わぬ奥深く
 その道 樹々の嘆くとも
 君、
 振り返ること無くて

 遺影の彼は
 今も 三十二歳

 その朝、枕辺のオーディオステレオが
 静かに鳴っていたら ....
{ルビ静謐=せいひつ}な夜空に浮かぶ銀の月

きみの頬笑みを映している
手を伸ばして黒髪を撫でようとした

届かない指先が震える

届かない…

なみだひとすじ
ひとしずく

 ....
凍えてしまう
冬の氷噛み砕き
吹雪く響き横殴り

本当の愛を待ってる
屋根裏部屋のフクロウ

あるもの在るノ浮き立ち
ワタシ割れる空無に鮮やか
煌めき色付くヒビキの木霊し

   ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
※五行歌「有り難い 有り難い」こしごえ1*24/1/5 8:50
※五行歌 二首「永遠となった 零」2*24/1/5 8:49
何もかもが新鮮夏川ゆう424/1/5 7:26
ぽえむたもつ10*24/1/5 7:01
百年草303.co...724/1/5 5:55
形代 律524/1/5 3:51
五行歌、対話ひだかたけし624/1/4 22:58
地震藤原絵理子224/1/4 22:02
五行歌 午睡レタス11*24/1/4 21:06
五行歌、意志というもの1ひだかたけし424/1/4 17:25
五行歌 一首「小さな黄色」リリー6*24/1/4 17:03
雑貨長束静樹124/1/4 16:12
ムードで抱きすくめて菊西 夕座4*24/1/4 13:56
帰郷レタス8+*24/1/3 22:11
ポンコツ夏井椋也5*24/1/3 20:10
五行歌(改訂)、一つ原体験・一つ普遍の想いひだかたけし324/1/3 18:58
意識の光景21524/1/3 16:16
五行歌 一首「初雀」リリー3*24/1/3 10:44
※五行歌「ここには愛がある」こしごえ3*24/1/3 10:42
老いを見つめてホカチャン2*24/1/3 10:07
はと303.co...224/1/3 9:35
ヒヨドリ本田憲嵩824/1/3 2:54
涙が出ない佐白光1*24/1/3 1:11
多様性ワンダーランドおやすみ024/1/3 0:05
夜の歌レタス4*24/1/2 23:03
TROUBLE CONSULTATION板谷みきょう2*24/1/2 22:32
五行歌、荒れ地ひだかたけし624/1/2 18:34
同級生リリー7*24/1/2 17:11
La Lunaレタス5*24/1/2 16:56
True Love Waitsひだかたけし424/1/2 15:39

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