デートの日急な用事で駄目になる雨降りそうな心の景色
僕は今冬と春の間にいる中途半端な生ぬるい風
神楽見て昔の景色見え隠れ殻を破ったスーパー神楽
桜から魅力が溢れ出ていると周りから聞こ ....
「美しく吠えてみせろ」と君は言う
「上からだな」と私は返す
うちの猫は来月去勢を控えてる彼はそのことの意味を知らない
きらめいてなおきらめいてきらめいて有限の性を終えてからもなお
猫ならば性は失うものだとはどの教科書にも載ってなくても
....
この冬を殺そうよ今きみとぼくひたひた蒼い非常階段
雨なのか雪なのかよくわからない寒さが増せば雪になりそう
梅が咲き春の始まり伝えてるもう一、二度は雪が降りそう
この冬の最後の雪になるだろう圧倒的な絶景さらば
学校が多く存在してる地区 ....
生きている
だけでいいんだまるもうけ
もしも食べずに生きてられたら
そんなわけ
じつはないからがんばって
泣かないように慎重になる
星降る夜
昼間に降った雪の ....
何回も何回も切る、封を切る、届かない手紙みんな死ぬのに
陽の遠い部屋だけれども文明が光をくれた 今日ねこが来た
部活動終えれば外は真っ暗で疲れた体充実感得る
寒さから逃れるようにカフェに来た香り染みつく様々なもの
寒々と曇った空が続く午後仕事捗り早く帰れそう
楽園で遊ぶ夢から覚めた時テレビから ....
午前五時わたしの横にはギフが居るあなたは今ごろどこの空のした
穏やかにただ穏やかに生きてたらそれでしあわせ木枯らしの空
亡き人に語りかけてる人みたい会うたび一人で何か言ってる
売る側と買う側となるコンビニで渡したメモは直ぐゴミ箱に
事務員のニシ ....
とうさんは
もちをいくつと
かぞえうた
くものかなたも
もうくれじたく
あきのかて
ながふゆじたく
たなだほし
まずまずのくれ
かぜもひかねば
せののびたすすきもかれてそ ....
あのひとが「いいね」を押してくれたからずっと消せずに、残るつぶやき
大好きなポン柑を想うテーブルを三色ゆたかな食卓にする
ピアノには弾く人の心乗り移る弾く人の世界形成される
生き物のように街並み変化する毎日何処か工事している
通学路その周りには家ばかり児童の安全守るグループ
近道があればいいなと思う日々 ....
未知なるは不幸のなかに居るときに
その事に気づいていないんです
今夜に限らずわたしはひとりで寝る
いつものこと そういつものこと
ドアノブを触ったのがあなたなら
緩ん ....
負け犬のように生き来た私にはたしかなものはこの南瓜だけ
この星の
誰も知らない
空き地で、
独り泣いてる
人を見つけた
星たちのありすぎるほどまたたく夜そこにしゃがんで母を恋う
思えらく心頭滅却 釜のなか くつろぐ鬼の明晰の夢
今は晴れ明日の天気が気になった卒業式を思えば涙
良いニュース増えれば世界和らいで柔らかな愛表現出来る
習い事に行けば行くほど上手くなる夕暮れに染まる街が眩い
見慣れてる街は変化を続け ....
阿鼻叫喚が
含むベールを
履む鬼は
何処でお膳を
召し上がる
わかるまい頑張るそばから上前をかすめ取られるこの気持ち、南無
スカッとねしたい人たち集まってスカッドミサイル飛ばすんだって
冬が来た僕の体が冷めたから秋に戻るはまた焼けたかな
守りた ....
天井で木魚の音がする耳を持ってる 令和元年しわす
簡単に作れて美味い鍋料理家族みんなの心ポカポカ
近所から頂きものが多くある無農薬の美味しい野菜
何年かぶりに大雪降っている真っ白な雪にネガティブはない
知り合いに誘われ釣りに初挑戦会 ....
冬の夜
澄みきった空
雪の山
....
骨の回りに肉が付いて、肉の内部に張り巡らせた管を血が巡る
それらを皮膚が袋になって包む
Jr線の駅の構内
自動券売機の上の路線図
を
見上げる度に私は連想してしまう
地下に埋まる水 ....
弟に飴をあげたら喜んだ ちなみに私に弟はいない
冒険が好きなあの子は非自明なことに瞳を輝かせている
この家に猫といっしょに住んでいて、ときどき本を買ったりしている
風向きが変わりゆくのに逆風へ
常に顔向く、ぼく風見鶏
本歌
風向きが変わりゆくのに逆風へ
常に顔向く、きみ風見鶏
ながしそうめん9軒目[798]らどみ2019/3/29
神社から夕陽を眺め赤く染まる溜まった邪気が燃やされていく
山奥の総合公園完成し老若男女楽しめる場所
広島市背の高いビル増えてきた高さばかりに気を取られ過ぎ
商店街シャッター通りになる ....
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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