太陽の爪が喉にひっかかり時差ボケなおらない 秋風や遠吠えしたる老チワワ そして
翳りなく空はかがやきを増して
ゆくりなく月日をもちさる
あなたの舵でもって



トー
という音がきこえて
それは地鳴りのようでもあった
つられて飛びたつ鳥 ....
図書館の広々としたロビーの椅子に
ぼんやりと座っている僕の意識は遮断されたまま
透明に奥まっていく

ざわめく隣の喫茶エリアからの人々の話し声が
ロビーの高い丸天井に反響しながら
立ち昇っ ....
その亡骸は偉大にして強固だった

彼の奏でる旋律は時を経て
永遠に流れ続ける

幾何学を試し
その構造は果てもなく
静かに築かれている
溢れる鼓動とともに
バロックを組み立ててゆ ....
年賀状売り出すたびに笑う鬼 マイナンバーもう刺青にしてしまう 長くなる短かった杭の話 ぼくは五線譜を踏みしめて
中世の秋を踊りつくす

豊穣への祈りと
土着の歌と
讃美歌が交差する

ダビンチの頬笑みと
ガリレオの苦い唇に
錬金術師の瞳が映る

憬れの魔術師た ....
夕日のみえる高台で
ぼくはきみには背を向けない

だれかの家路を
見下ろすぼくには秘密が多い

赤面してもわからないから
夕日にそまる高台は
告白するのに都合がいいけれど
ぼ ....
銀杏の葉が落ちる
一葉 また一葉
かすかな気配がする(するはずだ)
木との繋がりを絶たれる
そっと地に触れ横たわる
――オト

わたしには聞き分ける耳もなく
世界は喧噪に満ちていた
 ....
トーストに
バターをぬりつけ
ジャムを塗る
朝の幸せ
今日を占う
一発の
命をかけて
仰ぎみる
空の青さと
海の碧さを
立ち食い蕎麦
生牡蠣ぽん酢
レアステーキ
厚切り牛タン
魚介ラーメン
富山鱒のすし
石斑魚の清蒸
インドカレー
ホタテの浜焼
あゆのウルカ
コノワタ塩辛
近江の鮒寿司
大阪 ....
溶け込むなら今のうちだから

それが精いっぱいのアウトだから

これまでの志とあとなにかと

こぼれそうなサヨナラが騒いでる

時間が未来に進んでいくなら

過去はパラレル世界を進 ....
輪廻する魂は
さまざまと交配し続けて
明日の夢をみた

ナルシストの遺伝子が永遠を求めている

遥かな希望を胸に秘め
プラス マイナスの電子音が駆け抜けた
黄昏はやがて やって来る ....

君のどこまで
知っている?


私のどこまで
知っている?

永遠に開拓し終えない
だって未開は
どんどう増えていくでしょう

諦めてしまったら
終わりなのだけれど ....
誰かの肩を持つことに
面倒臭さを感じる
好きとか
嫌いとか
私が決めることなんだし
誰かに寄りかかって
集め合うものではない

そういう大切なものは
簡単に言うことでもないし
 ....
 晩秋の風は悩みをはらみながら私の窓辺にやってくる。
 ああ、悩ましい。私は上手に言葉を紡げない。
 限界を超えたところに真実があるのなら私はそれを見たいと願う。
 私の存在に真実があるのな ....
カオル マコト ヒカル

男か 女か

夜空で輝く星のようか
写真とは違うおせちがやってきたあした天気になりますように 母子で違う月を見ている デロリアンワーゲンでなく良かったな  
闇がさらけだされる

十三夜

君ものぞき見しているだろうか



 
寂しさの
果てにたたずむ
時計の
音色哀しく
空気を揺らす
まな板の
イワシのまなこ
可愛らし
毎週の水曜日は
たまご10個で100円だ
妻が自転車のタイヤに空気を入れて
スーパーに走ってゆく

ぼくからしてみれば
どうこう言うことは無いのだけれど

妻は走ってゆく

ぼ ....
他人は全員他人なのに
世界の総人口-1人の他人がいて
それでも僕は自分だった
寂しい
他人になってしまいたい

でもきっと
そう感じるのは僕だけではないはずで
それが少し悲しいけれ ....
密着しては離れ離れ
離れ離れになっては
また密着する
足取り軽くまた重く
あるいは痙攣しながら

一人の魂と一人の魂が
向かい合い浸透し合い
グルーヴ、グルーヴ
<生命の連帯ウ ....
政府はよく骨太の方針を出すが
ぬけぬけと骨抜きにもする
新しく入った男は肉厚の女が好きだと言った
肉だって赤身と脂身で違うだろう
体脂肪率は見た目では解らないさ
マグロに関して言えば赤身が一 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5107)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽の爪が喉にひっかかり時差ボケなおらない- 北大路京 ...自由詩715-11-5
秋風や遠吠えしたる老チワワ- 北大路京 ...俳句415-11-5
光と時間- しもつき ...自由詩15*15-11-4
境界の意識- たけし自由詩4*15-11-4
Bに捧ぐ- レタス自由詩315-11-4
年賀状売り出すたびに笑う鬼- 北大路京 ...川柳215-11-3
マイナンバーもう刺青にしてしまう- 北大路京 ...川柳615-11-3
長くなる短かった杭の話- 北大路京 ...川柳415-11-3
魔術- レタス自由詩1*15-11-1
緋のマント- 千波 一 ...自由詩815-11-1
沈黙へ捧げる秒針- ただのみ ...自由詩14*15-10-31
おはよう- レタス短歌2*15-10-31
青雲の志- レタス短歌2*15-10-31
御馳走帳①- レタス自由詩215-10-31
パラレル世界- 吉岡ペペ ...自由詩515-10-31
- レタス自由詩2*15-10-31
フロンティア- 瑞海自由詩4*15-10-30
ドライ- 瑞海自由詩5*15-10-29
救いのない・・・- ヒヤシン ...自由詩9*15-10-29
男か女か- 北大路京 ...自由詩515-10-29
写真とは違うおせちがやってきたあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌215-10-28
母子で違う月を見ている- 北大路京 ...自由詩515-10-28
デロリアンワーゲンでなく良かったな- 北大路京 ...川柳315-10-27
十三夜- 殿上 童自由詩17*15-10-26
- レタス短歌315-10-21
生きるため- レタス俳句215-10-21
たまご- レタス自由詩215-10-21
冷たい破片- 凍月自由詩7*15-10-20
ジガ- たけし自由詩5*15-10-20
人生万歳- ただのみ ...自由詩14*15-10-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171