死ぬなら一つの未練を残して死にたい
未練なく死んでしまうと
自分がいた世界を忘れてしまうから
楽しかった事や悲しかった事
みんなと一緒にいた
大切な日々を忘れたくない
もし生まれ変 ....
海の近くに本が落ちている
頁をめくると
漁師町の屋根はどこまでも続き
伝えたいことは
すべて終わっている
誰に叱られることもなく
海鳥が飛び方を記憶している
初めておばさんと呼ばれたのは
娘を保育園に預けて働き始めた頃だった
仕事が終わって迎えにいくと
小さな子どもたちが
今度は自分の親の番かと
わくわくしながら遊んでいる
時間外保育の部屋 ....
表通りはこんなにも穏やかなのに
私の心は悲しみの連鎖に怯えている。
残された時の歩みの中で、
一体何が出来ると言うのだろう。
愛する木々のさざめき、予感の連続。
ひと月。永遠のひと月 ....
オレンジとチョコの組み合わせは嫌い(布団を干して降る雨ぐらい)
ワッフルに君とふたりで挟まれて愛を失うことに怯える
七色のマカロン並べ虹の輪を作るとしたら赤は木苺
盗聴器に子守唄聴かせている
G線上にブレーキ痕
ご近所 ご隠居 ご挨拶
暑さ 寒さも 彼岸まで
春だ うたえや おどれ YO!
この宇宙は
無から生まれた
無は
何もない真空のエネルギーとなった
真空のエネルギーは
10の80乗個の原子と
無限の未来に広がる力を生んだ
我々の身体や心の中にも
真空のエネルギ ....
机に載っていた、何枚かの
便箋は すみれ色をしていた
グラスに注がれた玉蜀黍茶を空にするまで
夕焼けをわたしは眺めていた……飽きもせずに
複雑そうなものごとが、ほん ....
オボカタとサムラゴウチがクラスのうしろまえの席になった
ボクの弟はベビーシッターにもう三日預けたままだ
売春婦はほんとにかわいそうなのか
死ぬ直前じいちゃんが結婚した
消費税が ....
知っているのにしない者は害をなす
この知っているの意味は知行合一の知のことだ
この知は利他の精神が基盤となっている
ぼくたち利己的なにんげんの
知は利己のこころが基盤となってい ....
フラフラと
朧月の生温い宵に
プラプラと
妄想の尻尾をぶら下げて
ブラブラと
調子っぱずれの自律神経をナビにして
此岸の縁をそぞろ歩く
フラスコの中の
フラストレーション
....
「会社が潰れるかもしれない…」
夫が青白い顔でポツリと言う
「そう。じゃあ、じたばたしても仕方ないわね」
私は、パッションフルーツ入りの
プレミアムヨーグルトを食べながら答える
視線はス ....
ライバルの自分自身が強すぎて安いタルトがネチャネチャしてる
ドーナツの穴から君を覗いても悩殺される(わかってて、した)
遺書が黙示録
一行で何人も殺せるペン先が細い
三日月の
燃えるような匂いが、
遠吠えの森を
濡らし始めると
いまだ熟さぬ果実のような
青い吐息は呼応して
疾走の支度を始める
あてもなく
ただ、
匂いだけを頼りに
荒削り ....
子守唄大人のためのシャボン玉
初詣前倒しして混んでない
飼い犬に似てきた
太陽を分かつ、春秋の姉妹
その両隣には
冬がいて
夏は、瞳の中に
在る
月と月を結ぶのは
南北の、師弟
記憶を西方に託し
東方へ
祈る
....
正義の味方が悪い顔している
流れ星のような、
一瞬にしかわかり合えない
出会いのない命であるので
皆、慎ましくて尊ばれる命であるので
願いよ叶え、と
願い合いたいものです
つかの間の、
行きずりの間柄ならば ....
突如飛来する非日常
そこは時間の経過と共に
半ば強引に日常と化していくだけのもの
溶け込むまでは物質に近く
しこりのように
胎内に枝を張るので
....
故あってかどうかわかりませんが
猫に生まれまして
たいへん恐縮している次第でございまして
私が人間なら大変かなあともおもうこと
多々ありすぎて
申し上げることも躊躇いたしますが
あえて ....
コンビニのある風景の中で
あたりまえのように生きている
交差点に立って周りを見渡すと
視界に5軒ものコンビニが存在する
そんな生ぬるい便利さと手軽さに
日々愛撫され続けている生活を
無 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5107)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
好きだから
-
リィ
自由詩
4*
14-3-24
simple_plan2
-
たもつ
自由詩
12
14-3-24
【_おばさんラプソディー_】
-
泡沫恋歌
自由詩
21*
14-3-24
岩手の父へ
-
ヒヤシン ...
自由詩
11*
14-3-24
オレンジとチョコの組み合わせは嫌い(布団を干して降る雨ぐらい ...
-
北大路京 ...
短歌
3
14-3-24
ワッフルに君とふたりで挟まれて愛を失うことに怯える
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-24
七色のマカロン並べ虹の輪を作るとしたら赤は木苺
-
北大路京 ...
短歌
1
14-3-24
盗聴器に子守唄聴かせている
-
北大路京 ...
自由詩
11
14-3-24
G線上にブレーキ痕
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-3-24
うかれ気分で
-
殿上 童
自由詩
11*
14-3-23
無、真空のエネルギー、そして無限の未来へ
-
ichirou
自由詩
10*
14-3-23
すみれいろ
-
草野春心
自由詩
7
14-3-23
ことし吹いた風
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
14-3-23
反動の知
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
14-3-23
FR/PR/BR
-
nonya
自由詩
19*
14-3-23
プレミアムヨーグルトを今日も買いに
-
夏美かを ...
自由詩
30*
14-3-23
ライバルの自分自身が強すぎて安いタルトがネチャネチャしてる
-
北大路京 ...
短歌
2
14-3-23
ドーナツの穴から君を覗いても悩殺される(わかってて、した)
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-23
遺書が黙示録
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-3-23
一行で何人も殺せるペン先が細い
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-3-23
狼たち
-
千波 一 ...
自由詩
5
14-3-22
子守唄大人のためのシャボン玉
-
北大路京 ...
俳句
3
14-3-22
初詣前倒しして混んでない
-
北大路京 ...
自由詩
3
14-3-22
飼い犬に似てきた
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-3-22
流転
-
千波 一 ...
自由詩
2
14-3-21
正義の味方が悪い顔している
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-3-21
終わらぬ歌の序章として
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-3-20
当たり前だった物事を喪失した先の日常
-
中山 マ ...
自由詩
2
14-3-20
猫の口上
-
梅昆布茶
自由詩
15
14-3-20
アーバン・ライフ
-
大覚アキ ...
自由詩
7
14-3-20
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