名月を言い訳にした二人かな
哀しみは秋の日差しのように
ポロポロ
ポロポロ
こぼれるけど
いつまでこぼれるだろう
どこまでこぼれるだろう
哀しみは河の流れのように
サラサラ
サラサラ
流れるけど
いつまで流れ ....
正しい言葉があふれている
論議を差し挟んだりしてはいけません
みんな、違うのだから
人はそれぞれなのだから
「それって少しヘンじゃないかな」
なんて、絶対に、言ってはならないのです
....
生まれ変わっても一緒になる女の頬にご飯粒ついている
ゐゑゐゑゐるるるすきすきす
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないのに
理由がなんであれ
泣きたいときって
あるじゃない
管理職だから
泣けないのかよ
トイレの鏡の中
唇だけ不格好にキュッとひいた
情けない笑顔の俺は
無理の塊り
栄養ドリンク ....
黒い視線がデッサンを始める
その前に
匂やか印象だけを舌先に灯し
駆け引き
{ルビ張子=はりこ}のロマンス欲情田舎芝居
止まずに
降り続く冷たい天使の死 ....
綺麗なものが好き
だって美しいから
怖いものが気になる
だって魅力的だから
謎なぞが好き
だって解けないから
音楽が好き
だって楽しいから
昨夜が雨で少し涼しい
夏の朝が ....
死んでいる系のぼくらは
テレビを見ない
酒を飲まない
声を出さない
夏なのに
長袖のジャンパーを着ている
手にはいつも、
iPhoneを持って。
スライドする指だけ ....
読みかけの本を開くと
こぬか雨の匂いが
した
ひさかたぶりの文字たちは
指さきにそっと、重たい
夏の終わりはいつも、そう
ひっそりと濡れて
いる
空高く ....
夢に向かって
突っ走るのは
れっきとした賭けごとですが
かけがえのない勝負なのです
一度きりの人生の
大いに得るか、失うか
自分の意志では
選べない結末だとしても
....
聖書読みながらカルアミルクに桃を絞っている家庭教師と革命に乾杯する間に俺のストラトキャスターは大音量でジェントリー・ウィープス近所迷惑
痴女MakeLove耳から脳みそ垂れてるぜ愚かな青春Dance ....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い
誕生日だね
おめでとう
生まれてきてくれて
ありがとう
そして今日まで
生きてきてくれて
ありがとう
君の愛する家族と
君を愛する友人たちのすべてに
ありがとう
い ....
グーグルアースのそこに眠る街の火が見える
かそけき線だ、名づけ親たちはみな
後悔している
野について知らず、またあなたについて知ろうとしない
生っぽい白いシーツが夕暮れても
なぜか不完成 ....
老いぼれは戦っていた
不善なる狡猾なるものと
周りは
祈っていた
でもただ視ているだけだった
老いぼれは戦っていた
媚び諂い己のみを守ろうとするものと
周りは
応援して ....
からだが疲れているのか
こころが疲れているのか
からだやこころ以外も疲れているのか
そのぜんぶかその一部が疲れているのか
いつから?
いつからそこにいるの?
おまえって死に神?
天使? ....
離婚したやつがくるから同窓会へ行く
警報の鳴り崩れたる冷奴
ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋
淡い空の底に沈んだ
クリーム色の海面が
純白の部屋の窓から見える
青い砂漠の向こう
嘆きの川の向こう
黒い砂浜に建つ
新月の真下の白い監獄
壊れた僕の白い墓
朽ちない立方体の匣の中
....
綴じられた手紙の様に
君の心を読むことができない
それを
どうしても知りたい
僕のことを
どう思っているのか
今、自分が
ごつごつした
隕石に変身して
....
月が半分、見当たらないの
誰が消したの?
君が取ったの?
純粋にまんまるに
君の事、想ってた
なんでそんな事言うの?
なんで裏側を見せてくれないの?
私じゃ、ダメなの?
お願い ....
妻が1番美人2番目は俺
ちいさなちいさなかっぱちゃん
あめふりあめふりだいすきさ
かっぱだからあめもみずもへいちゃら
おおきなおいけをぴしゃんぱしゃん
ぼくはおいけのかいじゅうだ
おそらのくもも ....
*
小さい橋が覆われている雪に
街灯を胞子として映して
この道も失くなる向こうで交差する道路では
人の気配を感じない
自動車の車体が
音もない距離から
私の映像をなぞって ....
どうしようもない気持ちだけを抱え
90円を握り締め
僕は今、電話ボックスに
電話をかけた事のある人なんて
僕にはいないけど
今時誰も使わない電話ボックス
重いドアを開け
暑苦しい ....
壇蜜の唾液に漬けた梅酒かな
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5107)
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日付
名月を言い訳にした二人かな
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北大路京 ...
俳句
2
14-9-8
後ろ姿
-
渡辺亘
自由詩
12
14-9-8
「正しくないこと」の行方
-
うめバア
自由詩
4
14-9-8
生まれ変わっても一緒になる女の頬にご飯粒ついている
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-9-7
ゐゑゐゑゐるるるすきすきす
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-9-7
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
-
北大路京 ...
短歌
3
14-9-7
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないの ...
-
北大路京 ...
短歌
8
14-9-7
泣けないときに
-
御笠川マ ...
自由詩
1
14-9-7
たばこを吹かす女
-
ただのみ ...
自由詩
19*
14-9-7
綺麗なものが好き
-
凍月
自由詩
6*
14-9-7
『iPhone』
-
あおい満 ...
自由詩
9
14-9-7
贅沢
-
千波 一 ...
自由詩
7
14-9-7
かけ算
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-9-6
聖書読みながらカルアミルクに桃を絞っている家庭教師と革命に乾 ...
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-9-6
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い
-
北大路京 ...
短歌
14
14-9-6
誕生日___(親愛なる友へ)
-
Lucy
自由詩
12*
14-9-6
かぼそいしむなしい
-
平井容子
自由詩
7
14-9-6
純粋群衆批判
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HAL
自由詩
7*
14-9-6
死に神
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
14-9-6
離婚したやつがくるから同窓会へ行く
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-9-5
警報の鳴り崩れたる冷奴
-
北大路京 ...
俳句
4
14-9-5
ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋
-
北大路京 ...
短歌
3
14-9-5
クリーム色の情景
-
凍月
自由詩
5*
14-9-5
ただの女
-
まーつん
自由詩
12*
14-9-5
半月切り
-
凍月
自由詩
4*
14-9-4
妻が1番美人2番目は俺
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-9-4
かっぱちゃん
-
ただのみ ...
自由詩
16*
14-9-4
雪道の四景
-
tomoaki.t
自由詩
4*
14-9-4
電話ボックスから
-
凍月
自由詩
8*
14-9-3
壇蜜の唾液に漬けた梅酒かな
-
北大路京 ...
俳句
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