過去に戻りたいと
思ったことは
一度としてないけど
あの夜にだけは戻りたいと
時々想うことがある

そう きみと初めて寝たあの夜
ぼくらはお互いに
そんなに経験はしていなかったけど
 ....
{画像=130123163933.jpg}


とっても小さな赤裸

ちいさくおおきい命だよ

十日で立派に毛も生えた

おめめはまだまだ閉じたまま

けれどもきちんと判るのだ
 ....
にゃんこ磨いて春の祝日 泣かない赤子 仕事のない子 カラスと不安を分かち合っている この世界は
俺向きじゃない
ルールが飲み込めない

悲しくない時に泣いたり
嬉しくない時に笑ったり

そうして俺たちは関係を築いていく
当たり障りのない関係を
赤ん坊だけが自分に正直 ....
disるか無視
そういう奴らに興味はねえ
全くわかっていない
自らの運のよさに胡坐をかいているだけの
能天気なマジョリティ
いわんやおれは
サイレントの無口なマイノリティ
隠されたマイノ ....
僕はたくさんの「なぜ」を
君の底に 沈めてきた

たくさんのことばが
僕から出て行ったきり
くらげのように
永いあいだ 漂っていた

海よ
君は思い出の中に
僕を沈めて
遠く 光 ....
ひとりごとをいう

ひとりごとは
大きな声ではいえない
口元でこっそりいう

だれかにきかれてはいけない
だれにもみられてはいけない

そんな時に限って
空はみているし
猫だって ....
Re:

空の箱を贈ります


Re:Re:

受け取っていただけるとうれしいです


Re:Re:Re:

面と向かって話すのは恥ずかしいので


Re:Re:Re: ....
渡り廊下うらがえす 出張先で倒れた

会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった

その間にもお客様からクレームの電話が入っていた

その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした

問題が起こることは普 ....
Heはartに

artはHeに

Heartの問題ばかりをなげかける
憎しみもつながりのひとつの形であり

生きているからこそ憎むこともできる

あなたに憎まれるとしても

今生きているからこそ感じられることなのです
{画像=130120172029.jpg}

カネにならない創作は

理由の不確かな

突然の欲求から

下らないと笑う人もいる

本人は真剣なのに


実に滑稽に見えるだろ ....
  遅い昼食を済ませて  
  苺の実を一つ齧る



  幾つもの
  目には見えない高い壁が
  頭のなかに聳え立ち
  増えたり減ったりしている
  煙草を一本吸う
 ....
ゆうぐれに向かってはしっている
かえっているのに
だんだん離れてゆくようで

君がならすおんがく
私のみみをこじあけて
はいるよ乱暴にむねのなか
せつなさをきざんでる

なにか後悔さ ....
     つぶれたスーパーの裏には
     ひとり郵便ポストが立っている
     その赤いからだは色褪せて
     ところどころが剥げている
     スーパーとともに忘れられ
 ....
【つぶつぶとうがらし】

 このタイトルが、イコール「粒々辛苦」の振り仮名だと思う人がいたら、その人は私の同級生の○○くんかもしれない。

 そう、小学生(たぶん6年生くらい)の時、国語の書き ....
時間がない が口癖になって

汗を かかないままで 奔走して


どこまで行けば どこまで行けばいい

どこまで歩けば どこまで走れば 辿り着くのかな


腹を空かせたまま ふくよ ....
精神的に余裕がなければ
感傷的になって感情が揺れることも
減るんだなと

そんなことを思って、流れる景色をみる


少し休日が続いて
ぼけーっと変な事ばっか考えていたけれど
叩き ....
レモンのようにすっぱい恋だった
イチゴのようにすっぱい恋だった
甘い気持ちになる前に終わってしまった
それでもあきらめられない僕だった
寒い風吹く街角で
祈るような想いを飲み込んだ銀行の看板 ....
湯に首までつかると
毛穴という毛穴から吐息が漏れる
立ち昇る湯気が
表情筋をひとつずつ解体していく

たぷたぷ

あごの先端から始まった
温かいさざなみが
湯船のふちを円やかに乗 ....
冷たい空から降ってくる

鮮やかな光

あんまり冷たいから

女の子はしかめっつら

行き交う人々に注がれる

輝く肌は薄くて一枚一枚剥がれてゆき

筋肉が想う心が躍動し

 ....
おとのこどものおとこのこ

おとのなまえのおんなのこ

ぼくたち
m(us)icのなかにいるのさ
アルファベットのうえでは眠れない 霜焼けの妻の手から離婚届 いくら丼の一粒一粒のいのち すべての重要な条件は
はじめからぼくに与えられたものであるはずだ
数千年の時をはるかに見据えながら
長い年月をかけて 地下にしみこんでゆく水滴のように
ある種子の周囲にゆっくりと降り積もる雪の ....
一巻の蝶がほどけ
色と熱を失った記憶の羅列が
瞬きもせずに四散する
錐揉みの燃える落日に
ことばには満たない鱗粉が
乱反射しながら霧散する


重力が半減したかのように
その長すぎる ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
深い森- HAL自由詩10*13-1-24
うまれてくれた- ドクダミ ...自由詩7*13-1-24
にゃんこ磨いて春の祝日- 北大路京 ...自由詩6*13-1-24
泣かない赤子_仕事のない子- 北大路京 ...自由詩113-1-24
カラスと不安を分かち合っている- 北大路京 ...自由詩2*13-1-24
役者志願- まーつん自由詩5*13-1-24
さよなら黄金比- within自由詩4*13-1-24
海よ- Lucy自由詩10*13-1-24
ひとりごと- 朧月自由詩513-1-24
空メールのやりとり- Seia自由詩613-1-24
渡り廊下うらがえす- 北大路京 ...自由詩213-1-21
病院にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...20*13-1-21
一心同体の悩み - 阿ト理恵自由詩11*13-1-21
に__く__し__み- 渡辺亘自由詩213-1-21
趣味- ドクダミ ...自由詩6*13-1-21
苺の実- 草野春心自由詩813-1-20
ゆうぐれの音- 朧月自由詩913-1-20
きみを忘れやしない- 石田とわ自由詩12+*13-1-20
珊瑚の小径(エッセイ)- そらの珊 ...散文(批評 ...9*13-1-20
曇り- ビル自由詩313-1-20
- レイヨウ自由詩413-1-19
待つこと- 黒髪自由詩3*13-1-19
たぷたぷ- nonya自由詩27*13-1-19
冬の躍動- 灰泥軽茶自由詩12*13-1-19
音子&音名 - 阿ト理恵自由詩6+*13-1-19
α寝床 - 阿ト理恵自由詩4*13-1-19
霜焼け- 北大路京 ...俳句213-1-19
いくら丼の一粒一粒のいのち- 北大路京 ...自由詩413-1-19
こなゆき_——あるいは中心から放たれる電磁波の形- 鈴置友也自由詩2*13-1-19
残像- ただのみ ...自由詩22*13-1-19

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