諦めなければ
叶わぬ夢は無いと
人の幸せばかりを
追い願い続けた君は
自然分娩で
助産婦の手を借り
自宅出産で
十才の女の子を頭に
五人の子供をもうけた
つい先だって
今年 ....
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
満月の代わりに浴びた女から埃まみれの螺旋階段
一限目から必殺技の名前考えている
息つぎだけでせいいっぱい
三千世界におはよーございまーす
錆びついた月に沈んでいく舟を助けずに飲むワインが渋い
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密
もういちど夢へ会いに行く
「……解ったか? 」
「 否 何も」
「 感じたか? 」
「 ああ 何かは」
「知りたいか? 」
「それを? それともそれについての知識を? 」
「与えられるのは知 ....
生き恥を晒し合って空が青い
帽子はあたまのマスクです
マスクはおくちの帽子です
そのはずなのにどうしてか
帽子ほど
マスクは選んでもらえません
マスクほど
帽子は聞かせてもらえません
....
濡れたアスファルトに夜が映る
泣いているような夜の顔
ネオンの化粧が滲んで行く
綴った言葉は今朝もまだ濡れていた
光と音/朝のピンで留められたまま
すべての顔が微笑んでいるわけではない
....
知らないうちに仇とられていた
仕事休む気で夢のつづき見ようとして寝る
ラジオから
音楽が流れている
朝の光が窓から差し込んで
世界がうんと美しく見える
女らしさや、男らしさが
ちりぢりばらばらに散らばって
混ざり合ったその向こうの
いや何にも混ざり ....
与那国の海底遺跡初時雨
グラグラの乳歯抜けるや千歳飴
遅咲こうとしている
朝起きたときに
眼の前に浮いている
小さくて透明な玉に
息をふきこむ
ふくらんでいく玉の
縁をなでると
中に
今日が観えてくる
三つのことをしよう
妻と買物にいって
郵便を ....
海底の遺跡の上に初時雨
レールがなくて芝生にころがっている
月あかりが照らす街を
街灯が占拠してる
肉まんとおでんの湯気に
わたしは蜃気楼をみた
そろそろみんな凍えだす
赤と緑とモミの木に
浮足立つけど凍えだす
恋とか愛とか幸せ ....
春に冬眠
あと一口
もう一口
全部食べてしまった
寝る前
オープニングからサライ唄っている
陽のあたる書棚 憩う一羽の本
タランチュラのような手が二つ
美しい表紙を捕まえると
隙間なく閉じられた頁に太い指が滑り
弛緩した貝 白いはらわたよ
青く刺青された文字は星 ....
腹筋の割れないままに初時雨
じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5107)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
私信_一足先のけこちゃんへ
-
板谷みき ...
自由詩
6*
13-11-19
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球
-
北大路京 ...
短歌
7
13-11-19
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
-
北大路京 ...
短歌
8
13-11-19
満月の代わりに浴びた女から埃まみれの螺旋階段
-
北大路京 ...
短歌
2
13-11-19
一限目から必殺技の名前考えている
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-11-19
息つぎだけでせいいっぱい
-
北大路京 ...
自由詩
4*
13-11-19
三千世界におはよーございまーす
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-19
錆びついた月に沈んでいく舟を助けずに飲むワインが渋い
-
北大路京 ...
短歌
4
13-11-18
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密
-
北大路京 ...
短歌
2
13-11-18
もういちど夢へ会いに行く
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-11-18
問答BROTHERS
-
ただのみ ...
自由詩
17*
13-11-17
生き恥を晒し合って空が青い
-
北大路京 ...
自由詩
19
13-11-17
帽子とマスク
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
13-11-17
週末の欠落
-
ただのみ ...
自由詩
17*
13-11-16
知らないうちに仇とられていた
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-11-16
仕事休む気で夢のつづき見ようとして寝る
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-11-16
朝の光
-
うめバア
自由詩
12*
13-11-16
与那国の海底遺跡初時雨
-
北大路京 ...
俳句
2
13-11-15
_グラグラの乳歯抜けるや千歳飴
-
北大路京 ...
俳句
3
13-11-15
遅咲こうとしている
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-11-15
シャボン玉
-
殿岡秀秋
自由詩
5
13-11-15
海底の遺跡の上に初時雨
-
北大路京 ...
俳句
6
13-11-14
レールがなくて芝生にころがっている
-
北大路京 ...
自由詩
10
13-11-14
冬の初めの蜃気楼
-
かの
自由詩
3*
13-11-13
春に冬眠
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-13
あと一口もう一口全部食べてしまった寝る前
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-11-13
オープニングからサライ唄っている
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-11-13
朝の読書
-
ただのみ ...
自由詩
21*
13-11-12
腹筋の割れないままに初時雨
-
北大路京 ...
俳句
5
13-11-12
じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り
-
北大路京 ...
俳句
6
13-11-12
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