おばけ仮装大会で本物が2位
飛行機がとても苦手だ
人一倍こわいのに
それでも乗るということは
たぶん自殺願望があるのだろう
思春期のころ
エレベータに乗れなくなったことがある
自殺願望があるか ....
みらいのことばかり考えていた
イタリアに住む
十年かけてそこに溶け込む
ゆっくりしずかに愛しあう
おたがいの体液で
朝のひかりをきらめかせる
そして起きあがり散歩する
ただ愛おしくなる
....
(夢をみて 過ごす)
(夢だけをみて 過ごそうとおもった)
7月10日
よしくんが 蝉の抜け殻の中に
ねり消しを詰めて
ブロック塀の上に置いていた
きっと
中身がある
て ....
句点打つかわりにハート鷹の爪
朝顔がブラスバンドのごとく咲く
きのう人間になりました
大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている
女三人寄って各自ラジオ聴いている
窮屈そうに
眉を寄せて
酸っぱそうに
唇をとんがらして
真剣に考えを巡らせている
そんな横顔を
眺めていたら
不謹慎にも
笑いがこみ上げてきて
君に怒られた
取り繕うこ ....
いつもボクは優勢だった
だから
今日のソレも
ボクには勝算アリと踏んでいた
勝っていると思っていたんだ
キミのその顔をみるまでは
華やいだ季節が過ぎて 気がつけばまた一人
一番確かなことは 誰も僕の内面を知らないってことさ
まあお互い様だけどね
君は僕と違う橋をわたる それぞれ別の国を夢見ている
行きずりに眼 ....
かなかなの声をかき消すゲリラ雨
かなかなの声ききながらカレーの夜
中身が好きなのについでに美人で困る
部屋に残った指紋を気にしている
かつて夏の日に幾千万の蝉たちが空へかえった
その日の灼熱はすべてを焼き尽くした 八月の焦土
大きな鳥の影が空を覆いポトリと卵を落とした
破壊と悲惨の卵 子供たちを奪い去った卵
何の大 ....
いまは何一つ好きにはなれない
しろい夏に鳴き終えて落下する少女
夏は夏らしく振舞うことで時を虚ろにする
日に焼けたこどもたちよ
謎が謎でなくなる未来
夢に見たものの本 ....
まだ、たった五文字の言葉を伝えられない…。
明日
僕は生きているだろうか
愛する人に伝えられない
「ありがとう」
明日には 僕は{ルビ同胞=はらから}に刺されて死んでいるかもしれない ....
別の娘の名前を呼んで夏終わる
君の髪僕に切らせてくれないか美容師にさえ触らせたくない
眩しい女がいて花が霞んでいる
ケーキを食べるためについている口だ
雷が落ちそうな棒を持っている
たまにあるんです
自分でかいた詩が
よくわからない時が
物事が順調な時は
現代詩が
不調だったりします
*
風の強い日 姉さんは洗濯物になる
海からの風は 姉さんを裏返したり表にしたりする
はたはたと身体の鳴る音にいちいち反応しては
子供みたいにはしゃいでいる
時折 砂混じりの風が当たると ....
{引用=
小学校の桜にいつか辿り着く 吉田右門
}
学校前の坂を上っていくと
コンクリートで固められた左手の斜面に
ぴたりとはめ込まれた形の地蔵がいて
土の猛威を抑えているのか
背中を見 ....
堕ちていくふたつの光夏の果て
泣くよウグイス情緒不安定
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5107)
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日付
おばけ仮装大会で本物が2位
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北大路京 ...
自由詩
8
13-8-11
飛行機
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
13-8-10
みらいのこと
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-8-10
いつかの夏の日記_みたいなものあれこれ
-
佐東
自由詩
11
13-8-10
句点打つかわりにハート鷹の爪
-
北大路京 ...
俳句
2
13-8-10
朝顔がブラスバンドのごとく咲く
-
北大路京 ...
俳句
4
13-8-10
きのう人間になりました
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-8-10
大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-8-10
女三人寄って各自ラジオ聴いている
-
北大路京 ...
自由詩
1
13-8-10
かわいい
-
nonya
自由詩
24*
13-8-10
完敗
-
hiroto22
自由詩
3*
13-8-10
遠く雑踏を離れて
-
梅昆布茶
自由詩
13
13-8-9
かなかなの声をかき消すゲリラ雨
-
北大路京 ...
俳句
5*
13-8-9
かなかなの声ききながらカレーの夜
-
北大路京 ...
俳句
2
13-8-9
中身が好きなのについでに美人で困る
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-8-9
部屋に残った指紋を気にしている
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-8-9
八月の子供たち
-
梅昆布茶
自由詩
18
13-8-8
何一つ好きにはなれない
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ただのみ ...
自由詩
18*
13-8-8
たった五文字_ありがとうを、僕は言えない
-
創輝
自由詩
2
13-8-8
別の娘の名前を呼んで夏終わる
-
北大路京 ...
俳句
3
13-8-8
君の髪僕に切らせてくれないか美容師にさえ触らせたくない
-
北大路京 ...
短歌
1
13-8-8
眩しい女がいて花が霞んでいる
-
北大路京 ...
自由詩
1
13-8-8
ケーキを食べるためについている口だ
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-8-8
雷が落ちそうな棒を持っている
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-8-8
青りんご
-
左屋百色
自由詩
4+*
13-8-7
赤りんご
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左屋百色
自由詩
2*
13-8-7
岬の家
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佐東
自由詩
10*
13-8-7
別府湾
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春日線香
自由詩
5*
13-8-7
堕ちていくふたつの光夏の果て
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北大路京 ...
俳句
1
13-8-7
泣くよウグイス情緒不安定
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北大路京 ...
自由詩
4
13-8-7
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