最後の日は何をしよう
例えば地球最後の日が来たら
特に泣く事もなく命を惜しむ事もなく
普通にただ1日を過ごすんだろうなぁ
最後の日なのに
最後の日は何をしよう
今日は23歳最後の日
最後 ....
一人前 たまご三個は使いたい
これは食べ盛り男子向きなのだ
たまごを割ってボウルに入れ
醤油をたっぷり入れる
過ぎない程度に良く混ぜる
どんぶり飯に乗せて食べるのだから
しょっぱいくらいが ....
ーーーーーーはじめにコトバありきーーーーー
「ヨハネ伝黙示録 より」
神はコトバにて人間を造った、いや、正確には、人の間の者たちを
それは 私たちのこ ....
夕暮れチャイムの音を 靴底で踏む
冷めた指で掴みたかった夢は
温い毛布の中のちがう体温
斜めに闇を切り裂く車のライトに
いくつもの私の顔が 現れては消されていった
パンプス ....
灰色の道の上に
ひとつの疑問が落ちていた
ずいぶん昔 この胸に生まれ
しなやかに若木のように育ち
そして出て行った
いつか答えを見つけるのだと
朝の光が包む白い道を
振り向くこともしない ....
隠し味が目立ってしまいその味を隠そうとして もうチョコじゃない
対向車を運転する老婦人が
お辞儀をして直進していった
交差点で
右折待ちのわたしに
丁寧にお辞儀をしてくださった
法律上
直進が優先されるのだから
お辞儀など必要ない
....
猫砂に埋もれた二人の思い出は
一部は綺麗に乾涸らびて
形だけくっきりと存在している
一部は砂がかけられずに
異臭を発して、未だ砂の上の鎮座する。
軋む心と身体を引き摺って
ほん ....
あなたは笑っているのか
どこにいてもわかるお日様の声
私たちの心臓は揺れていて
駆けつけたい気持ちではちきれそう
あなたの詩は泣いていて
文字をなぞれば指が濡れ
ゆき場の無い塩水が光っ ....
シチューを作った部屋に
シチューのにおいが充満していて
暖炉をつけたら
空気中のシチューが焼けて
グラタンのにおいに
なりました
冬に生まれても
春に生まれても
愛される子に違いない
星座が好きでも
闇夜が怖くても
夢を見る子に違いない
走るのが得意でも
描くのが得意でも
頑張れる子に違いない
....
空白の多い時刻表を何度も見ている
ひとり双六で『1回休み』のマスにとまる
誰でも座ってかまわない席だから
誰でも座ってかまわない席ばかりだから
わたしは却って窮屈になる
わたしの決断はすべて
わたしの責任のもと、許される
ご自由にお座りください、という言葉 ....
「 My name is Oni 」と鬼
夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼
動物達よ
交尾をして子孫を増やすのはいいけど
そこに愛はあるのかい?
植物達よ
受粉をして作物を増やすのはいいけど
そこに愛はあるのかい?
人間達よ
セックスをして子どもを作るの ....
死んでしまいたいと
こころの
奥の奥の奥のほうで
思っているひとに限って
止める隙など与えるどころか
ひと知れず
死んでしまうのに
殺してくれなんて以ての外
ひとに対して死という
恐 ....
学校にヘリで通っていたせいで通学路での想い出がない
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで
鬼の子に『桃太郎』を朗読させる小学校教師
自分のことをブスと言い「そんなことないよ」と言われたい鬼
ファンデーション塗りすぎて顔だけ白い鬼
いくら死人に口なしと言ったって
死んで間もない死人はそっとしておけ
代弁なんて口寄せじゃあるまいし
死んで間もない死人をパペットにするな
祭り上げるな自分たちのために
理想の英雄に仕上げるな ....
歳の数だけ「まめ」を喰う 我が輩は10万56粒である
人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる
鬼の金棒をそっと質屋へ
鬼が厄祓いをお願いしに来ている
鏡に向かって
眠気と髭を剃り落していた朝
くたびれた自分の顔に重なるように
ふっと浮かんだ父の輪郭
丸くて憎めない
目の記憶
電車の中吊りは
気の早い春の旅への誘い
オーデコロ ....
希望の道、
なにやら宗教ぽくなってしまうのが残念だが、希望の道、だ
言葉として容易くは使えない、希望の道、だ
できれば魯迅ぽく、希望の道、だ
うちのめされて
どんなに ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5107)
タイトル
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カテゴリ
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日付
最後の日
-
リィ
自由詩
2*
15-3-4
親父とわたしと息子
-
ただのみ ...
自由詩
25*
15-3-4
創世記
-
為平 澪
自由詩
9*
15-3-4
靴底
-
為平 澪
自由詩
10*
15-3-4
灰色の道
-
ただのみ ...
自由詩
22*
15-2-28
隠し味が目立ってしまいその味を隠そうとして_もうチョコじゃな ...
-
北大路京 ...
短歌
5
15-2-25
優先
-
千波 一 ...
自由詩
6
15-2-17
猫砂
-
……とあ ...
自由詩
11*
15-2-17
お日様の詩
-
たちばな ...
自由詩
12*
15-2-17
おいしいけど
-
はて
自由詩
3
15-2-17
命なんだね
-
千波 一 ...
自由詩
4
15-2-16
空白の多い時刻表を何度も見ている
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-16
ひとり双六で『1回休み』のマスにとまる
-
北大路京 ...
自由詩
9
15-2-16
空席
-
千波 一 ...
自由詩
4
15-2-7
「_My_name_is_Oni_」と鬼
-
北大路京 ...
自由詩
6
15-2-6
夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-6
どこに
-
リィ
自由詩
2*
15-2-5
罪と罰
-
川瀬杏香
自由詩
8
15-2-5
学校にヘリで通っていたせいで通学路での想い出がない
-
北大路京 ...
短歌
3
15-2-5
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで
-
北大路京 ...
短歌
7
15-2-5
鬼の子に『桃太郎』を朗読させる小学校教師
-
北大路京 ...
自由詩
11
15-2-5
自分のことをブスと言い「そんなことないよ」と言われたい鬼
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-5
ファンデーション塗りすぎて顔だけ白い鬼
-
北大路京 ...
自由詩
2
15-2-5
無題
-
ただのみ ...
自由詩
16*
15-2-4
歳の数だけ「まめ」を喰う_我が輩は10万56粒である
-
北大路京 ...
短歌
1
15-2-4
人間関係に悩む鬼がタロットカードをめくる
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-4
鬼の金棒をそっと質屋へ
-
北大路京 ...
自由詩
4
15-2-4
鬼が厄祓いをお願いしに来ている
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-2-4
記憶
-
nonya
自由詩
17*
15-2-4
希望の道
-
吉岡ペペ ...
自由詩
7
15-2-4
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