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灼熱地獄の中
雪を見つけようとした
山にも雪はないこの季節
ゆびさきから溶けてしまいそうで
原形をとどめるのに一苦労

光から遠ざかろうと
太陽から逃げひさしの中へ
細め ....
雨の夜って好きだなぁ
ソルティドッグ片手に呟く夜中の二時
ベランダの手すりには雨粒がいっぱいで
むきだしの足のウラに冷えたコンクリィトが気持ちいい

夜って水の底みたい
キレイに澄んだ水の ....
見に来たわけではないのです
小エビを掬いに来たのです
けれども夜の二級河川に
いくつか光が見え隠れ

常夜灯が水に映るかと
とぎれとぎれは風のせいかと
思えばふうわり飛び立って
すうっ ....
雨が降り続く夜を
遮ってしまおうと
戸袋から雨戸を引き出しかけて
ふと 手を止める

視界の端で
何かが咲いていた

雨戸とガラス戸の隙間
わずか2cmの
薄っぺらな空間の足元 ....
夏祭りですくった金魚は
10年以上経った今でも元気で
水槽の中を気ままに揺らぎ
ときどき思い出したように
視線を合わせてくる

特に感情は見受けられない

小さな家の小さな水中で泳ぐお ....
 その頃・・・・










      「 夢 」   作 えんぴつくん



    夜、

    星になって えんぴつ座 って呼ばれたい
 ....
お昼までの酔い
午後に恐竜が現れてもわたしはしらない
みみずのしっぽは空をむく
定家葛はひたすらのびる
墓にしがみついていたわたしの腕は朽ちた
あなたは植物みたいに芽を吹き出して
わたしが ....
僕たちの記憶は海底に眠っている
それを何百万年後
探査船の小窓から覗いている
探査船の光に照らされた音のない世界
僕たちの記憶は僕たちに気付いていない
不倫はまだ化石燃料にもならずに
探査 ....
 
 
君の街の郵便局に
僕は辿り着いた
大きな荷物を背負って

配達したけれど
不在なので
僕はまだここにいる

早く届きたかった
産声をあげて
君に封を
切ってもらって
 ....
電話のあなたの声がしゅるしゅるとしぼんでゆく
タイムリミットは15分

「ウルトラマンのカラータイマーみたいね」

3分の5倍あると思っても
沈んでいくあなたを掬いあげられないまま
電話 ....
胸が つんと 詰まる
まるで涙をこらえているみたいに つんと
こぼれそうなこの思いは なんだろう

真っ白いシーツ 物干し竿でなびいている
舞い上がる 太陽を包みこむように
ひる ....
工場には 
一つの巨きい機械が常に作動し 
ベルトの上に運ばれる 
「商品」は次々に仕上がり 

( 巨きい機械を組織する 
( 無数の小さい歯車達は 
( 涙を流す、暇も無い・・・ 
 ....
雨は降りぬ
ツバメが飛ぶ
赤子が泣き
木にそよぐ風

ふんどし締めて
9時間の講習を受け
電車のドアにはさまれる
駅を乗り越す

ゼナを飲む
松屋の牛丼食べ
布団に入ったら
 ....
 第七の封印
  ――Седьмая печать ――


碧玉や赤めのうを思わせる背後の
かがやく虹の現れた天空に座した、在って在る者
或いは吾が父である、偉大なる神は
ぶっちゃ ....
舞い散る花びら地に堕ちて

黒く消え行く定めなれば


次世もまた闇から闇…

あなたがいなければ



あやまらないでくださいな

わたしに光をくれた人
 ....
「世界」という名のパズルから 
はみ出した1ピースの「私」は 
いつまでも 
自らの存在に、飢えている

風に揺られる野の百合や 
空に翼を広げる鳥は 
「世界」という名のパズルに入り  ....
認めなきゃ
じぶんより志しの低いひとに
誹謗中傷されようと
認めなきゃ
ぼくはその毒にやられてしまう
夜も寝れない口惜しい気持ち
そんなものを認めていても
ぼくはその毒にやられてしまうだ ....
平穏な毎日の中で思い出す
都合のいいきみは
なんだかアニメのようにチカチカして
曲がり角で衝突するために 疾走してみるのだが
ぶつかるのは壁ばかり
たかがメインカメラをやられただけだと強がり ....
会社やめてぇーなー が染み付いたコピー機

あなたに会いたくて が染み付いた枕カバー

急げ が染み付いたサドル

知りたい が染み付いたマウスパッド

やりたいことがない が染み付い ....
あのころ
きみが蒔いた
虹のかけらは

かぜにふかれ
悠久をこえ
きょう
ぼくらのちいさな庭に
七色の花を咲かせた

きみは
あのころとおなじ笑顔して
花たちを
いとおしそう ....
風の手紙は紅に

あなたの想い映し出す


見あげる空は黄昏に

安らぎの瞬間(とき)をもたらす



ただ願う


しあわせでいてね




優しい闇よ ....
                     090513



Kaaaaa!と鳴く

烏のような目をしているね
ガラスのような君の目を
ガチャンと割って
叱られた
思い出を
ア ....
このヴェランダから

もう何日もずっと、雨がくるのを待っている

晴れの日も曇りの日も

安らう日を待っている



このヴェランダから

草原は見えないけれど

たく ....
謙虚になった時に
世の中が見えてくる
高慢になった時は
人が見えなくなる

子供に好かれ
老人に好かれ
動物に好かれ
女性に好かれる

老人に心を読まれ
声は信じない
問題を起 ....
好きなことをやりなさい

幼いころから言い続けてきた当人は
ちょうど十時間前にツングースカへ
それから五時間
やっぱり心配だからと
いつものように母は後を追いかけて
十分ほど前には
ち ....
    「 創造 」  作  鉛筆くん




   えんぴつが他人のように独り歩き出し始める
   
   冷たい月の上に立ち
   リアルと ....
使い古された感もある言葉だけれど
過去と他人は変えられない、未来とじぶんは変えられる、
でも僕ら大半の凡人は
後悔に酔いしれてみたり
まわりのせいにしてみたり
そんなことをして過去の延長線上 ....
お昼休みにメールをチェック
件名:「虹が出てるよ!」
本文は、ない

数時間前のメールだから
虹はとっくに消えている
でもね
見えた
見えた気がしたよ

夜、帰りの電車でメールをチ ....
駅東端の改札を抜け昔ながらの踏切を渡ると
南口商店街の低い軒先を飛び交うツバメ達に出逢った

桜は散ったばかりだと思ってたのに
あっという間に日傘手放せない季節となってしまったんだよね

 ....
世界中のつむじが

僕を巻き込んで渦巻いてる

此処から見えるあらゆる朝焼けと夕焼けが

一緒くたになって

僕の瞳に虹を生む


言葉にならない全ての知識が体中を流れる

 ....
夏嶋 真子さんの自由詩おすすめリスト(1826)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「アイスクリーム」___イワモト_アヤ&ペポパンプ作- ペポパン ...自由詩9*09-5-17
雨の夜の底で- 朽木 裕自由詩6*09-5-16
草冠とレインクラウン/虫の宇宙- 海里自由詩109-5-16
2cmの宇宙- nonya自由詩15*09-5-16
金魚- あ。自由詩16*09-5-16
鉛筆くん、。。。- ヨルノテ ...自由詩209-5-16
即興掌詩4点- 佐々宝砂自由詩209-5-16
海底の小窓- 吉岡ペペ ...自由詩409-5-15
手紙の気持ち- 小川 葉自由詩209-5-15
脳内麻薬- 渡 ひろ ...自由詩21*09-5-15
しめったシーツ- 百瀬朝子自由詩4*09-5-15
イデアの国_- 服部 剛自由詩809-5-15
明日は決戦- ペポパン ...自由詩11*09-5-15
第七の封印- atsuchan69自由詩11*09-5-15
- 柊 恵自由詩10*09-5-15
「_世界のパズル_」_- 服部 剛自由詩309-5-14
認めなきゃ- 吉岡ペペ ...自由詩1309-5-14
パーソナルカラー- 佐々木妖 ...自由詩5*09-5-14
海底杉並区2009- 猫道自由詩9*09-5-14
風がきみのやわらかな髪をなびかせる五月に- 草野大悟自由詩509-5-14
風花- 柊 恵自由詩4*09-5-13
- あおば自由詩6*09-5-13
ヴェランダから- 瑠王自由詩1*09-5-13
介護Ⅱ- ペポパン ...自由詩6*09-5-13
かくも、こうも- FUBAR自由詩6*09-5-13
鉛筆くん、、。。- ヨルノテ ...自由詩309-5-13
輪唱- 吉岡ペペ ...自由詩609-5-12
- ふるる自由詩5*09-5-12
夢つばめ- 恋月 ぴ ...自由詩25*09-5-12
世界中のつむじが- 瑠王自由詩3*09-5-12

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