陽が落ちる
葉が落ちる
その中に埋もれて
誰かの手が落ちている
手首から先を見事に切り離されて
隠れるように静かに余生を送っている
枯れた手の来歴は誰も知らない
気ままな散歩の途中で見つ ....
さびついた
すいどうのじゃぐちを
ひろってきてくれたひと
さぁて きせきとやらを
おこしてみようか
ぐるぐるうでをまわしながら
ほんとなんにもないなあ
おしいれやどうぐばこをぶっしょ ....
駅ですれ違った女子高生が
「アンタ詩人になりなー」
と友達に言っていた

ポエジックってのはなんて恥ずかしいんだろう
否定しようか?簡単だけどさ


「詩人病ですね」
「詩人病?」
 ....
鍵盤は指で叩けば
直ぐに音を出してくれるのですきです
キーボードも
カチカチカチとなります
ピアノは
気分のとおりの音を択べば
わたしの自己満足を満たしてくれる
便利で受身な道具です
 ....
いつまでも少女のままで
いれますか?
いつまでも少年のままで
いれますか?
名を呼ぶだけで心が痛くなる人が
いますか?
車に轢かれつづけた傘が
側溝の泥のなかで鳥になり
やせた鉄の羽をひらくとき
午後の空はもう一度泣き
街をゆく人々の手を濡らす
東京へ行くはずだった

駅の構内アナウンス
上りの新幹線に乗るために
開かれた空間
私にも開かれている
コツ コツ コツ..
自分の靴音を聞いて
自動改札をぬける毎に少し緊張
ホーム ....
黒塗りの電話機がここ最近のお友達
うんともすんとも言わなくなったこの子が私のお友達
そこの誰かさん、意地悪な言葉を今は聞きません
そこの誰かさん、哀れんだ声はおやめください
狂ってはいません
 ....
歩くごとに
一枚ずつ
カードを捲っていく

高い数字を
待ち望んでいた

のに

ジョーカーをひいた



今の僕には

使い方が解らない
ポケットの中は未明
取り出すほどの時間でもなく
今日は雨が降っている


最近降り続いた雨は
最後まで雪にはならなかった
そして僕は冷えた手を
ポケットの中にもぐりこませる
 ....
光のようなものが下った。西へ行けば行くほど遠ざかった。

やがて夜。だがやがて昼。不寝番は夜の平原に歌を響かせる(ラ・ラ・ラ)。冷たい、それは本当だろうか。答えるものは答えるもので潜んでいる。積み ....
 彼は助けを求める声さえうまく出せなかった。


 雨の中、傘を差して立っていた。
 温かみのある灰色の海が暗闇に変わるまでそこに立っていた。
 服の色は変わって ....
昼だ

僕は、また光に、一枚ペルソナを
削がれた

僕に
肉の顔が帰ってくる

あの朝は
ガラスでしか
なかったのに
この手を離れた風船が/何処かで破裂するのを/僕は/見ない/  / //。



悲劇が必要だ/みんな悲しい想いができるように/甘えてる/なんて意味の無い言葉が零れないように/  / //。 ....
  人間は
  一生をかけて
  彫刻刀で
  自分の名前を  
  彫りつづけるのだ

  死後にその
  印鑑は輝き始める

  だが彫り続けているときこそ
  花なのだ

 ....
庭の木にセミの抜け殻があった
手にとって握りつぶすと
ぬちゃ
それはセミの抜け殻ではなく
抜け殻のようなセミ
もて余した僕はこっそり
ぬか床に隠してしまった
夕食の時
今日のぬ ....
ロボットの僕は恋をした
街中の人が笑う
彼女も笑う
「プログラムさ」
誰かが笑う

目から汁が出たい
それでも僕は恋をしたんだ
目から汁が出る そんな
プログラムが欲しい
でも 僕 ....
 静かな夜。まだ眠くはないが、電灯のスイッチを切る。大気が重みを増し、数百メートル離れた隣家から冷蔵庫の低いうなりが伝わってくる。窓ガラスに埃の粒が当たる音がする。ひとつ、ふたつ。そして、目がだんだん .... おおきい かあさん おおきいな

ちいさい とうさん ちいさいな

ひるね ひるね らいおん ひるね

おしろのてっぺん こうじちゅう


+


さとうと えんぴつ けんかし ....
さて地球のこのあたりはまたも日輪を見失い
「私」は青みがかった夕暮れ過ぎの色彩を見ながら
そろそろ晩飯を作らなければ
いやそれよりも洗濯物をとりこまなければ
などと考えている

するとそこ ....
くるくるくるくる

魂が回転しています

中心でねずみが
ころころころころ

一生懸命転がしているので
くるくるくるくる

魂は回転しています


ねずみは
報われな ....

ずっと一緒に居たかった
指に結んだ糸が痛いと言って
いつか切りとってしまう
手錠の鍵が見つからないと言って
手首を切り落としてしまう
そんな
いつか別れの日がくるのかな
君が…
 ....
正雄さんは 今日はいらっしゃるのかしら

律儀に今朝も 同じ時間に
サクさんは 二階の詰所にやってきて
繰り返し そう 尋ねる

わたし 頭がおかしいから 心配なんです
杖の先を遊ば ....
おかあさまが わたしをころした
おとうさまは わたしをたべてる

私が悲愴にも似た決意のもと食卓に赴くようになったのは
いつからだろう。かわいそうなグレーテル。父と母と兄の
待つ戦場へ抜 ....
 
稲荷寿司でも食おうと回転寿司屋に入り腰を下ろすと
隣の客がその隣の客を食っていた
食われながらもその客は 
隣のトトロを食っていた
トトロは隣の山田くんを食い
山田くんは隣のお姉さんを ....
たくさん野次馬がいて
わあわあ騒いでいる
下りなのか登りなのかわからない坂道を
私は必死に歩いている
というか
這ってるみたいになってきた
インゲン豆が数限りなく空から降ってきて
今日は ....
左側の一番奥の銀歯には
チーズケーキ諸島、
穴の空いた石灰質な
地盤を埋めている
そこに煙草を持っていって
蜘蛛の糸製の灰皿を
忘れたくらいの絶望感
宇宙規模の退屈が
ゆったりと牙をむ ....
上ったら、下る、上っては、
下る、彼らが散らかっている、彼らの街で
折れてひざまずいた巨人が、ほろほろと朽ちてゆく


それは、もうずっと歩道橋に見えている
或いはそれは、もう ....
分類されるここでは

術をしるひと なのだという

お陰で、あの子は勝手に育って

わたしを追い越して うちゅうになってしまう

抱きしめてあげられないちっぽけな かいな のこして ....
 太陽の光りを吸って
 干された布団は気持ちがいい
 ぬくぬくしている
 ぽかぽかしていいる
 ご飯を食べると眠くなる日々
 午後はかなりきついのだ
 睡眠薬で2時間ほどしか眠れないので ....
クローバーさんのおすすめリスト(254)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
落手落葉- 岡部淳太 ...自由詩4*05-1-29
もしもし- アンテ自由詩805-1-29
詩人病- ピッピ自由詩1105-1-26
侘び錆- 蒼木りん未詩・独白3*05-1-26
心に質問- 春日野佐 ...自由詩4*04-12-27
- 木立 悟自由詩9*04-12-27
東京へは行けなくなりました- 蒼木りん未詩・独白4*04-12-27
黒電話- 暗闇れも ...自由詩2*04-12-27
*- あとら自由詩6*04-12-26
- ピッピ自由詩6*04-12-24
孤独の従者- 黒川排除 ...自由詩104-12-24
ハンカチ一枚- カンチェ ...自由詩4*04-12-23
- 石川和広自由詩2*04-12-23
////////////。- リヅ自由詩8*04-12-23
時には郵便配達夫のように- 天野茂典未詩・独白5*04-12-21
ぬけがら- たもつ自由詩1704-12-21
ロボットの僕- Tシャツ自由詩5*04-12-21
無題(静かな夜〜)- カワグチ ...自由詩9*04-12-21
ファザー・グース- たもつ自由詩15+*04-12-20
「あなた」と「私」に幸あれと- 佐々宝砂自由詩104-12-20
回し車- たいにぃ ...自由詩2*04-12-20
私・世界の終わり・君- *くろい ...自由詩1*04-12-20
匂い硝子- 月音自由詩604-12-16
家族の食卓- 角田寿星自由詩304-12-15
回転寿司屋- 渡邉建志自由詩5*04-12-14
バナナフィッシュがバナナを食べる日- 佐々宝砂自由詩204-12-14
街灯- 示唆ウゲ ...自由詩204-12-14
白い崩落- A道化自由詩604-12-14
そしてあの子はちいさくわらう- オオカミ自由詩404-12-11
太陽の光りを吸って- 天野茂典未詩・独白304-12-11

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