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    私の瞳は濁った緑
    私の指は三本しかなく
    私の髪は闇の捨て子だ
    私へ向かうすべての心は
    空の貝のようにねじくれている
    本当の心は ....
車に轢かれつづけた傘が
側溝の泥のなかで鳥になり
やせた鉄の羽をひらくとき
午後の空はもう一度泣き
街をゆく人々の手を濡らす
この世界のどこかに
わたしにならなかったわたしがいて
やはり ひとりで歩いているなら
おそらく わたしは
声をかけることができないので
せめて すぐ前を歩いてゆく
少しで ....
クローバーさんの木立 悟さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(25Y・11.7)- 木立 悟未詩・独白305-8-20
- 木立 悟自由詩9*04-12-27
ノート(どこかに)- 木立 悟未詩・独白704-5-23

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