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手首を切り落とす、
という妄想が頭から離れない。
私の手首を切り落とすのではない。
最愛の人の手首を切り落とすのである。

切り口はなるべくすっぱりと潔いのがよい。
切れ味よく骨まで切り落 ....
 それぞれを組むと九つの詩ができます

1.ところ
 A.霧にけむるノスタルジイの森林
 B.磁器の王国
 C.ひとけのない商店街
 D.海のうえを走り抜けるフリーウェイ
 E.動物 ....
戦争の話をしたもんだから、私が16歳のとき書いた詩を思い出した。意識的に詩を書きはじめて2作目の詩である。

{引用=
 「所有者」

あたしはいつだってあたし自身のものだと彼女は思っていた ....
どうしようもない高層ビルが砂煙あげて物静かに崩壊していった。それはいつだったか、たぶん去年の五月のことだ。もう終わってしまったゲーム盤の上で人々は右往左往していた。怒鳴り散らしていた頼りがいのある審判 .... 猫が空風の空き地を歩いている。空耳。夕暮れのネックレスはもうすっかりラピスラズリの感触だ。味わったはずのコーヒーの苦みは、いまやどこにいってしまったのだろう? 透明な連鎖。青ざめたトルソが、臍のあたり .... 強風の夜
窓の向こうで大きな音がした
恐怖に叫んだかもしれないが
身動きしたかもしれないが
記憶にはない



 まだ幼い少年が
 フルフェイスヘルメットの男に殴られている
 やわ ....
さて地球のこのあたりはまたも日輪を見失い
「私」は青みがかった夕暮れ過ぎの色彩を見ながら
そろそろ晩飯を作らなければ
いやそれよりも洗濯物をとりこまなければ
などと考えている

するとそこ ....
たくさん野次馬がいて
わあわあ騒いでいる
下りなのか登りなのかわからない坂道を
私は必死に歩いている
というか
這ってるみたいになってきた
インゲン豆が数限りなく空から降ってきて
今日は ....
夏休みは毎年キャンプにでかける。たとえ休みが一日しかなくても無理矢理でかける。わざわざキャンプにでかけなくてもうちは田舎にあるから山のふもとに住んでいるようなものなのだけど、やはり山奥にまで入り込むと .... いま私は激烈に機嫌が悪いのだが、これはパキシル切れのせいだと思われる。薬を切らしたのは私の責任であって、他の誰のせいでもない、などと書いてる場合ではなく、書くべきものはきっちり書かねばならんのだ。うう .... 玄関脇の柿の木の下
アブラゼミの抜け殻はきれいに光る
クマゼミの抜け殻もてかてか
ヒグラシの抜け殻ときたら繊細な芸術品

なのにニイニイゼミは
ニイニイゼミの抜け殻だけは
{ルビ胞衣=え ....
早稲田にも
青山にもなれなかった
予備校の街で
私はその年の夏を過ごした。

現役生のフリしたまま
講義を受けて
教室を出ると
ミンミンゼミの大合唱。

ミンミンゼミは
ミンミン ....
1.

もうどうしよーもなくスランプなのよッ。
ああどうしたらいーのかしら、夜までにひとつ
歌つくんなくちゃ怒られちゃう。
あたしこれでもけっこう買われてんのよう、
まあうちんとこの姫は歌 ....
【シーン1】
舞台は海外。時代は現在。学会の会場のようなところ。会場は満員。夜。カメラはまず会場を俯瞰し、それから屋根に近い高く大きな窓へ。その窓を外側から割って、光り輝くような女性がスローモーショ ....
(1)

高校生のとき、
まだJRが国鉄だった時代、
三十日間三十万円日本一周鉄道の旅を計画した。
青春18切符があれば、不可能事ではなかった、
東京を通過しないとどこにも行けない関東圏、 ....
批評だ批評だ批評が必要だとネットで吠え続けて、おそらく数年になる。私自身は、地方同人詩誌での合評会や蘭の会内部でのわずかな批評と、詩集そのものに対するいくつかの批評をのぞき、自分の作品に長文の批評をネ .... 私が人様にはじめて認められた文章は、詩ではなく評論であった。それは静岡県民文学祭で芸術祭賞を受賞した。今の私からみると暴論みたいなところもあるし、古くなっているところもあるし、そもそも「評論」と名乗っ .... 我々人類の起源については諸説あるが、我々がこの惑星トピアに本来存在する生物でなかったことは、人類にのみDNAが存在することや、トピアの生物群が持つコンドリミトアを人類だけが持たないことなどにより明白で ....
クローバーさんの佐々宝砂さんおすすめリスト(18)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
手首のソネット- 佐々宝砂自由詩710-5-19
快感原則- 佐々宝砂自由詩1105-11-6
昔の駄文「他者の発見」- 佐々宝砂散文(批評 ...505-10-29
どうしようもない高層ビルが- 佐々宝砂自由詩905-5-3
猫が空風の空き地を- 佐々宝砂自由詩1105-5-3
北窓開く- 佐々宝砂自由詩305-4-15
「あなた」と「私」に幸あれと- 佐々宝砂自由詩104-12-20
バナナフィッシュがバナナを食べる日- 佐々宝砂自由詩204-12-14
時代外れなエッセイ_虫- 佐々宝砂散文(批評 ...5*04-12-11
松島やと猫語とパクリとボルヘスと- 佐々宝砂散文(批評 ...12+*04-12-10
ニイニイゼミ_(百蟲譜34)- 佐々宝砂自由詩304-8-5
ミンミンゼミ(百蟲譜30)- 佐々宝砂自由詩704-8-4
スランプの天使- 佐々宝砂自由詩204-8-1
多重化してゆく夢の記録- 佐々宝砂散文(批評 ...2*04-7-27
停車場- 佐々宝砂自由詩1204-6-16
やりたいことがあるんです- 佐々宝砂散文(批評 ...30+*04-5-20
批評という暴力的愛情表現- 佐々宝砂散文(批評 ...2204-5-8
「宇宙犬ライカ」序文- 佐々宝砂自由詩6*04-4-25

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