幼い頃見た空色は、濁りの青になった
僕らが居た空地は、駐車場になってた
窓をのぞく景色は、灰色の建造ばかり

背伸びし手を伸ばした、あの母の頭は
地上160.12cm見下ろせる高さになった
 ....
先日、医療関係の講習会を聞きに行った。
そこで大阪の老舗会社であるM社という会社で顧問医をしていた精神科医の先生の講義を聞いた。
M社は創業20年の総従業員数500名ばかりの会社だった。だった、と ....
遠くなっていきますものが
小さなものと大きなもので
知らないものがたくさんできて
そうして見知らぬひとになってゆくのでした

ありがとうがとても透きとおって
私の前で響いているのでした
 ....
この気持ちは悲しみというのだろうか
涙を吐き出すだけ吐き出して
マグマのようになった僕
僕は歌わずにいられない

歌おう
闇の底の水の色
かたい岩をくぐりぬけて
滴りおちる力を
みぞ ....
三日月にキッスしたいの
だけどそれはダメなの
夢ではきっと簡単に叶う願い事

夜な夜な話かけるの
それとも無視してるの?
両手を伸ばせば届きそうな気がしたのに

クッキーモンスターは月 ....
目印が欲しくて
この白い足首に巻きつけた
アンクレットはなかなか千切れない


輪郭をおぼえるほど
見つめ続けたつぶら
次にすることが分かるほど
繰り返した方法
 ....
「ノーミスの人生なんてつまらない」

という川柳なんだかアフォリズムなんだかわからない
しかし断じて詩ではない
言葉、を
得意になって語る人を
先生、と
呼ぶ身にもなってくれ

 ....
胎内のように温い日
洗濯に適した風
入学式は早まりも遅れもせず
集合写真は正面から撮影され
ただ
「おめでとう」も「ありがとう」も使われなかった


一年生がクレヨンで絵を描かされるの ....
 0

プラズマ

プリズム
スコープの内側

気を失いそうなくらいに
星空だけがキレイだった


 1

キラキラと一本に光をうける溝のなかをビー玉が転がっていく

 ....
どうしようもない高層ビルが砂煙あげて物静かに崩壊していった。それはいつだったか、たぶん去年の五月のことだ。もう終わってしまったゲーム盤の上で人々は右往左往していた。怒鳴り散らしていた頼りがいのある審判 .... 猫が空風の空き地を歩いている。空耳。夕暮れのネックレスはもうすっかりラピスラズリの感触だ。味わったはずのコーヒーの苦みは、いまやどこにいってしまったのだろう? 透明な連鎖。青ざめたトルソが、臍のあたり .... 雨のあとが アスファルトに溶け込むように
涙もいつのまにか乾いてしまって
たった1人でいることさえ 恐くもなくなった

喉がやけつくような痛みも
時が経って どこかあやふやな記憶にかわった
 ....
そういえば昨日は、
と言いかける君の唇をふさぎ
いいじゃない、
昨日のことは、

ぼくらは10億年を1日として過ごすことに決め
時計もすべて棄てた
昨日、
というのは
前世のことだ
 ....
強風の夜
窓の向こうで大きな音がした
恐怖に叫んだかもしれないが
身動きしたかもしれないが
記憶にはない



 まだ幼い少年が
 フルフェイスヘルメットの男に殴られている
 やわ ....
冬からようやく春になります
夜空がもう春になりました たぶん
桜がもう芽吹いています
知っていますか
東京、よりも半月も遅い


川の流れは順調です
これ以上ないほど順調です
その先 ....
1.

かみさまは、どこですか。



2.

かみさまは、どこですか。

道すがらたずねると
あっち、と指をさした人がいたので
ひたすら あっち、に向かって歩いた
歩いて歩 ....
ぼくらは、とかく秒刻みでしか生きられない
ようにできていて
あわただしく
世界は今日も明日へと足をすすめる
そこに待っているたったひとつも
ぼくらは知らない

世界はどうしてか
いつも ....
桜の下のあるあるさんとこの探検隊の


桜の下の
あるあるさんとこの
探検隊の
住んでいるマンションで
三番目にかわいい女の子
大学四年生になりましたが
これからも
歩い ....
右クリックでワイザツ画像を
取り込んだ牧師の右手


小さな島への記述を消し去れと
パピルスに火を放つ男の右手


うそだぴょーんと少年の純粋を
あざ笑う車内の母親の右手

 ....
謳歌する冷蔵庫の中の牛乳 冷える身体は一人のもので
日曜の午後の桜の眩しさに白昼堂々犬を買います
僕が犬を触ることができるのは夜に牛乳皿を割るとき
君と犬の似ているところ探しては沈む夕日に口笛を ....
僕の棺桶は

宵の田圃に

似合うと思った


ついでに

さびれた電灯も

足しておこう
高く頑丈な壁だった
男は毎日まいにち
石を投げつけて崩そうとした
辺りに転がっている石は
どれも脆く
壁にぶつかるとぐしゃりと潰れて
壁にへばり付いたまま固くなった
毎日まいにち
 ....
<早朝のめまい>
無数の針が 雪の地平線に整列してゆく
朝日に小刻みに照らされて
瀬戸際の美しさを
告げている
銀色の予感はめまいの中で
怖れながら起立する
人肌の息を含んで 撚りをかけ ....
茶漬けに押しつける様にした急須の先端から白米を少し、焦らした
朝方のルーズリーフに残った残り香の様な文字に目もくれたくは無い
老衰にはげあがって小さくなってやっと死んだ犬に上げる線香は桃色を選 ....
  

   ルイ・アラゴンか
   『狂気の愛』
   ぼくは4年間断続的に
   精神病院に入っていた
   狂気の愛
   閉鎖病棟で
   苦しんでいたぼくの来歴
   狂お ....
タランは耳が無い

タランは聞きたくない音が多すぎて

耳がなくなるように進化した

タランは子を産めない

タランは子供なんていらなかったから

子供なんて産めな ....
江ノ島の砂浜で、
少年だったわたしは、
父とカイトを、飛ばした。
父の、大きな背の、
後ろで空を見上げる。
埋まる足元と、手につく砂。
潮風に乗って、
黒い三角形のカイトは、
糸をはり ....
安い
板チョコ
Bチョコを
買い物帰りに
頬張る

踏みつけて
蹴りつけて
おもいきり
1日を
虐げる

気をつけろ
やつらは
悔し紛れに
跳ね回り
隠し ....
僕は彼女を困らせているんじゃないだろうかと、
しかられたあとの子供のようにどぎまぎし、
ココロを収縮させ、ひとつひとつの言葉に、
身を切るような寒気が走るのだ。

森についてもっと詳しく話す ....
夜、

{引用=背後に
人は身体をこわばらせる
何がよぎったのか
誰があとをつけているのか
この暗闇の中では
振り返る勇気はなく
確かめるすべもなく
人は
いくつもの時を越えて
 ....
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