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まだ冷たい風に吹かれ
空を見上げたら

白い風船が
力を使いきり
はらりはらりと私のもとへ

糸の先には
まあるい花の種
育ててみようと思いたち

長旅で疲れたであろう種 ....
風船を手放すように
詩は一人旅を始めます

心を込めて
願いを込めて
形を成した丸いかたまりは

風に揺れながら
雨に濡れながら
貴方の元へ泳いでいきます

昨日は赤い風船を飛ば ....
なにげなく偶然に
となりどうしになった、名前
お互いブランコだなあって
思った、夜

こいでるスピードもたぶん違うし
わたしは何かとものを言いたがるから
足でとめて また土をける け ....
とおくで声を聞いた、
少しだけ厚い雲の下
足を止めその先を探す

   *

意味なんてなかった
ただ身体が伝えようと
やわらかな 部分に


{引用=ずっとずっと、とおくにいる ....
風の便り
空中の花見
二つの綿雲
手を振る君

スネアの音
速いロール
テントンテンと
ティンパニーの音

緊張の毎日
幸せの毎日
達者な弁論
あきない話
 
水の上にアズキ大の、血豆がういていて。
そっと手に取ればペシャとなり。
不安はつぶれず、つぶさず

深い森の映画を見たあとからねむくて眠くて
気を失うように寝てたのに
まだ 眠い
 ....
(1日目)
 身欠きニシンの煮付け
 餃子のスープ
 ヤッコ豆腐
 ほうれん草のお浸し

(2日目)
 酢だこ
 ソーセージ
 かき玉汁
 納豆

(3日目)
 サバの味噌煮 ....
はじめての出逢い
それは父親に肩車されてのこと

ガラスの向う側で
愛らしそうな顔して笹を食べていたっけ

何時でもいるのが当たり前
そんな存在でもあったような気がして
パンダってまた ....
春が過ぎ
夏来るらし
冷房ガツン

夏が過ぎ
秋来るらし
太っ腹

秋が過ぎ
冬来るらし
ストーブボンと

冬が過ぎ
春来るらし
朧月
紙の水面から沈んでいく
鋼鉄の季節、眼はあなた
乾いた舌で皮脂の
履歴が記された頁を朗読する
排水機場の細かい部品が
錆びて赤茶けていく
ざらざら、その過程
時間はあなた
コーヒーに角砂糖を入れる
ろうそくの赤い光
サイホンの音
半日を振り返る

BGMに癒される
楽しくなる
何も考えない
脱力する

歯を食い縛り
気合を入れる。
午後も頑張るぞ ....
風船
たくさんふくらます

ぷうぷう
ふうふう

赤や
黄色や
青色や

マーブル模様は
お気に入り


全部自分でふくらます

今日のお天気よりも
私の気分が軽いか ....
{引用=(いつでも、何もないえがおでいてほしい、無条件に)}

近づきすぎると見えなくなる
遠のいてゆくとさみしくなる


他に、どこも、どこにもみつからない
てさぐりで、探した宇宙 ....
電話越しに詩を読んだ
母の日みたいと
喜んでくれた。

本当の母には
サゴチのから揚げと
ベーコンとほうれん草の炒め物

カーネーションはと聞いたら
いらないと言う

水墨画を描 ....
流れゆく景色の中で
ボクはキミと出会う


厚い雲に覆われた空と
よく晴れた空の真ん中


向かい合うイスの対角線
距離は六尺程か



キミとボクは今
同じ時間を共有し
 ....
汗をかいたグラスに、こはく色のグラデーション。色彩
ゆっくりと・・・・沈んで、しずんで、いる。向こう側の見えない
夏の灯・かげろうの夕がた、
コンビナート、それに至るまで
の地平線、待ちくたび ....
時雨れて 灯る

電飾の街に
密かに流れている 音楽
それぞれの想いに

灰にむせぶ
軒の低い 並びに

人 人は傘に身を寄せて 通り過ぎ

雨足に歩道は すっかり

足音と ....
足で持ち上げ
タカイタカイをする
喜ぶ
前後左右に振る

肩車をして
走りまくる
手を持って
くるくる回す

くさいくさい布団で
指をくわえ
ウキワでヒマワリ
カタツムリを作 ....
そのちいさな身体には大きすぎる
僕のYシャツを着ている君


窓に浮かぶ思い出は
あの日ならんで歩いた砂浜

せまってくる白線をとびこえて
水しぶきをあげてはしゃいでいた

いま
 ....
海岸で拾われてきた貝殻みたいに
居場所を少し間違えただけ
それがあるべきところから
遠く離れてしまうよう

「そう、まるで午後の雨のようね。」
と、あなたはつぶやいた
空の天井を落と ....
嫌いなもの。

この世で一番 嫌いなもの。

君を 待つ 時間

幸福なもの。

この世で一番幸福なもの。

君を 想う 時間

君を想いながら待つ この時間は

果たして ....
悲しみを表す言葉を並べて

悲しみの詩が出来たら

その悲しみは意思をもって

そっと旅立っていく

そんな気がして

僕は少し嬉しくなる



喜びを表す言葉を並べて
 ....
ピーナッツが好きな子が
いました。
家にあるピーナッツは
全て食べてしまいます。

柿の種
落花生
チョコピー
ピーナッツ煎餅

お母さんはピーナッツを
買ってきてくれません。
 ....
僕は英語が分からない
だから読まない

解る人は
ちょっと鼻にかけて
僕に見せくれる

ばーか
それ、メガネだよ
と、思っていても

僕は解らないことが恥ずかしくて
何も言えな ....
朝起きると気付いた、空は貼り付いているんだ
青色のセロファンが
電球を通して海を染めているんだ
それを知ったのは今日だった
間違いも無く今日だったんだ

昼に目を瞑って気付いた、ぼくの心臓 ....
おかしのぱんだにつれられて
あたまにおおきなももいろりぼん
てあしはちぢめてふくをきて
てをつないであるいてく

ぱんだのては
だんだんねとねとしてくる
おかしだからしかたないね
 ....
散歩をした

車椅子に君を乗せて

君は
新しい家を見に行く約束を
楽しみに待っていたけど

疲れ切った君を
ぼくは
新しい家まで
連れては行けなかった

散歩をした

 ....
林檎がふるえている
暗い海の底で
ヒリヒリする電波を発しながら
傷んだ痕をさらしている


林檎たちがふるえている
共鳴しながら
いくつもの透明な触手を
スルスルのばし
痛みをそっ ....
思いつめていた
ぼくは

天界と地上を
さまよう
こころの中で

これ以上は
もう
これ以上は

猫は
ぼくのそばを
離れない

死の匂いを
嗅ぎとって

窓からは ....
死体は人が生きた名残りで
その顔に浮かべる表情には
人生のすべてが凝縮されています

葬儀に集まった人の中には
涙を浮かべる人がいたり
明るく振舞う人がいたり
誰もがそれぞれ ....
乱太郎さんの自由詩おすすめリスト(7239)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
通過- 舞狐自由詩7*08-5-16
風船- 1486 106自由詩8*08-5-16
ぶらんこ- 唐草フウ自由詩11*08-5-16
ひみつの散歩道- こゆり自由詩9*08-5-15
花火- ペポパン ...自由詩11*08-5-15
前夜- 唐草フウ自由詩5*08-5-14
3回の夕食- ペポパン ...自由詩7*08-5-14
パンダなひと- 恋月 ぴ ...自由詩18*08-5-13
四季つれづれ- ペポパン ...自由詩13*08-5-13
水面- たもつ自由詩408-5-12
昼の喫茶店にて- ペポパン ...自由詩6*08-5-12
風船ふわり- 舞狐自由詩6*08-5-12
かげぼうし/母- 唐草フウ自由詩7*08-5-11
今日も生きている- ペポパン ...自由詩6*08-5-11
流れゆく景色の中で- 夕焼け空自由詩3*08-5-11
こはく色- 唐草フウ自由詩3*08-5-11
雨に煙る_街_街- アハウ自由詩508-5-10
子供- ペポパン ...自由詩6*08-5-10
「Yシャツと君と、君のちいさなお願い」- ベンジャ ...自由詩7*08-5-10
紫陽花を待つ- しろう自由詩2*08-5-10
キライなもの。- ウデラコ ...自由詩3*08-5-10
沈黙の奏- COCO自由詩19*08-5-9
ピーナッツの好きな子- ペポパン ...自由詩5*08-5-9
嫌いな物- フクロネ ...自由詩3*08-5-9
ノイエムジーク- aidanico自由詩1008-5-9
おかしのぱんだ- ミゼット自由詩4*08-5-8
ダ・・・い・・ジョ・・・・・・う・ブな散歩- 草野大悟自由詩408-5-8
IT_Apples- 渡 ひろ ...自由詩18*08-5-8
あの水平線まで- 風音自由詩708-5-8
火葬場- 1486 106自由詩4*08-5-8

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