すべてのおすすめ
僕は詩人の仕事を知っている
それは薄汚れた靴下の匂いを残したままそのままを裏返しに吐き直し
美術館でこの絵はどうも臭いと鷲のような鼻で素人にはその説明を拒み
賞味期限に剥がれた壁紙の図柄 ....
エンジン全開
フルスロットル
のっているかい?!
YEAH!
段階を無視するな
ハイハイしたての赤子に
立てと言うな!
能力にふさわしい指導をしろ
だれも手本通りにできれば
....
雨降りぬ
一夏の暑さを
冷ます命の水
世の中の動きと
反対側を進む
価値観。
平均値を進むばかりが
能じゃない。
集団の魔力
個性を無視され
世論に流され
ただ生きる ....
鉄の貴婦人 を かけのぼる噴水 に 弓なりの
怪 人 の 炎 上
炎 上
炎、上は舞い・デ・繰りひろげまショー
円形劇場も わけ、いって
それ ....
目には見えないが
確かに巨人の朗読が聞こえる
すぐ近くにいるときもあるし
間遠いところから
細々と聞こえるときもある
詩や あるいは詩が
巨人は聖書のゴリアテとは
一 ....
行け、進め
めげるな
攻撃しろ!
ファイヤー!
ズンタタズンタン
ライトハンド
ジャカジャカジャンジャン
シャウト
OH! YEAH!
夢を見せておくれ
今夜のお前は
痺 ....
膝に埋まり
泣きたい
苦しい
悲し
雫
月
赤
人間サンドバック
人間ダストボックス
人間スモーククリーナー
低音の太鼓が
心に響く
傷つく
ため ....
封印しよう
あの日のキモチ
封印しよう
あの日のトキメキ
封印しよう
キミのメルアド
封印しよう
キミの声
封印しよう
キミの写メ
封印しよう
苦しみの日々
....
手さえ握られたことないのに
あれは高校二年生の今頃だったか
「あの子ってやりまんらしいよ」
そんなあらぬ噂を言いふらされたことがある
誰かしら噂になっているなと感づいていたけど
まさ ....
音が
消えた
僕の好きなうたが
どこかへ逃げ出した
口笛は
明るく
響くけど
本当はつらい顔をごまかしたいから
行ってしまったんだ
ほっぽらかした
僕のギター あのこ ....
(てらてら笑うニンゲンはたいがい……)
ずっとむかし叔父のいった
そのつづきを思い出そうとする
(てらてら笑うニンゲンは)
(たいがい……)
(たいがい……)
....
あんたはカスカス
うちはスカスカ
ふたりそろおて、ほな、さいなら
*
ビブラートに揺らぐ空の裂け目を
幻視の鳥が飛ぶ
*
明滅をくりかえすビル群が剥がれ落ちる
((NYという記号を描くその一点として わたしが燃やされる))
....
オタマジャクシが
ぼくのまぶたの裏側に棲みついてしまった
けれど、だれからもみえない
ぼくにも
影の輪郭しかみえないが
たしかに棲みついて動きまわっている
....
テメイラ手を叩いて喜べ
貴様ら夜長を楽しいでいるか?
食ったら寝ろ!
ピザは美味いぞ!
食欲は大切だ!
孤独を片手に
ナイフを持って
立っていた。
道化は笑っていた。
何をし ....
嵐を呼べ
風よ吹け
雨よ降れ
雷よ轟け
兵隊よ進め
怯むな凄むな
敵に背を向けるな
死を恐れるな
太鼓を叩け
ジャンを鳴らせ
寝ずに進め
敵を知れ
飲まず食わずで進め
....
トライアングルの音
チーン、ご臨終です。
全てが終わった。
全てが始まった。
南風に吹かれ
帆を張って
南に進む
キャプテンクックは言った。
人生楽しみなさい。
皆に好かれる ....
あつかましいとか
じぶんをしらないとか
いうことだけはごたいそう
とか
....
あなたはとても照れくさそうに笑うそれを見るとわたしは無性にいとおしい気持にあふれる
(わたしたちの愛に余裕はないのだから)
偶然だねとかいっしょだねとか聞くとどうもその手には弱いみたいあな ....
バスドラの響き
サイドシンバルの嘆き
ハイハットの規則性
スネアのアクセント
CRYするギターのうねり
むせび泣くキーボード
今度家に遊びに来てと言われる。
ライトハンド奏法見せるか ....
心を切り刻まれ
首も動かせない
フェイクの心をもつ
人を恨み恨まれ
耳鳴りがする
頭がボーッとする
放心状態
話しはまた明日
全てが満たされている。
好きな事好きなだけできる ....
打ち寄せる波
引いては押し寄せる波
強く弱く泡を立てる
絶えず休まず続ける。
良い物は残り
光り輝く
心を清ませる
右に行ったり
左に行ったり
修道院にでも入ろうか
俗世間 ....
娘が幼稚園に入るまでに
通園バッグを縫わなければならなくなった 我が家では
まず 寸法を測って キルト地などを裁っては
思わされる 間違って絶ってはいけないと。日本語があまり
得意ではない ....
――知っていただろうが、
銀のフォークに刺したその柔らかな一切れが
まだ焼かれるまえには紅く鮮血が滴っていたのを
そして屠られるまえに荒く息をし、
「お願い、どうかやめて!」と叫んだのを ....
ジャズのあう空
スネアの音
体が思わず踊る。
ハイハットの音
手をつなぎ
家に帰った
腹が減った
カレーを食べる。
ウキウキする時
植木鉢に水をやる。
真っ赤な大きな
太 ....
弟と拾ってきた仔犬
団地では飼えないからと母にきつく言われ
泣く泣く拾った場所へ戻してきた次の日
くんくんと悲しそうな鳴き声忘れられなくて
自転車に乗り夢見ヶ崎まで
小高い丘の上には ....
雨が降ってきた
しとしと降ってきた
クダラのラクダ
何処に行く
食事は北京ダック
メンフィスのタバコを吹かし
マチュピチュをミラバキッソ
ホテルはオークラ
ミネラル水を飲む
....
{引用=
夏がころがりおちてゆくのを
陸橋のうえから
ぼくは
ずっとみていたんだ
いつかかならずくる
嵐が
ニンジン畑のどこに潜んでいるのか
だれも知らないことが残念でなら ....
ベットから這い出し
コーンフレークを食べ
コーヒー飲んで
ヒゲそって
あーまた遅刻だ
目やにをつけたまま
社長に怒られる。
あーまた残業だ
たった10分早く起きれば
いいこと ....
今日の私は
聞き上手
2時間半黙って聞いて、
30分話した。
要約、
質問、
否定、批判、
助言、アドバイスはしない
久しぶりに
有能な人に
情熱的な人に
会った。
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242