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もしも
翼があったら
大空
高く
飛んでみたい

もしも
翼があったら
自由に
空を飛んでみたい

鳥のように
人間も
自由に
空を飛べたら
どんなに素敵だろう
どんな ....
 夜明け前
ねこぜのトルソはおののき続ける
亡き妻の過ぎた夢とregretにとらわれ
黒くなった実存へのノスタルジァにこだわる
そのシルエットの孤独に

 起床後も
ねこぜのトルソはおの ....
おとうさん
そう呼ばせてください
あなたをおとうさんと呼んだ記憶がないのです

おとうさん
こっちをむいてください
あなたと視線をあわせて話したことがないのです

おとうさんの娘として ....
幸せってなんだろう
お金?
友達?
家庭?
仕事?

不幸ってなんだろう
病気?
借金?
偏見?
不仲?

そんな事どうでもいいじゃん!
美味しいものパクパク
スポーツして ....
お喋りふえる昼下がり
乳母車がやってきた
子鬼百匹のせてきて
笛太鼓が踊り狂う

電柱そばの主婦三人
近所の浮気を暴露した
音楽隊のエレキギター
 イクラデモ言エチャウワ
 私ノコト ....
疲れすぎると
悲観的になってしまう。

全てが良い方向へ向かっている
心配する事はない。
頑張れペポ!
とつぶやいてみる。

神様!助けてと言っても
助けてはくれない。
自らを助く ....
なんて気持ち良いんだろう
長湯につかって
居眠り
足を伸ばして

よく泡立ててから
シャンプー
よく泡立ててから
体を洗う
よく泡立ててから
顔を洗う。

擦って洗うと
乾燥 ....
ちぇっ!

右肩に強い衝撃を感じたと思ったら
見知らぬ男のひとの舌打ちが耳奥にまで突き刺さる

ちぇって言われてもね

いつもと変わらぬおっちょこちょいだから
うっかり階段踏み外して捻 ....
誰もいない
静かな夜道を
ひとり歩いている

当てもなく
ただ
歩いている

昼間は
大勢の
客で
にぎわう
商店街も

車が
行き交う
オフィス街も
夜になると
 ....
きみのひらがなにぼくの声を重ねて
地層みたいなしま模様になって
それはありふれたメロディーで
すき間にもぐりこむ小さな虫ですら
小気味良いアクセントにしかならなくて


さっき港を出発し ....
ウチ、ほんまは知ってんねん

アナタを好きなる呪文

でも、まだ、唱えたれへんねん
疲れすぎで
寒気がする。
頭が痛い。
皿洗いしたくない。

お客さんの家では
笑顔で明るく
後になって
どっと疲れが出る。

理想と現実の狭間
生と死
善と悪
愛とマスコミ
 ....
頼るだけの愛は、脆い

だから

愛をいそがないで
あたいね
あの人の事が
好きなのよ
こっちを見て欲しいの

貞子には負けないわ
パーティーには
香水で攻撃して
赤いドレス着てゆくの

彼ってね楽しい人なの
彼のね笑顔は最高なの ....
庭に
かまきりがいた
目が
大きくて
黒かった

草の上に
止まっている
バッタを
じっと見ている

あっという間に
つかまえた
そして
食べ始めた

私は
バッタが ....
一人ぼっちの夜
忘れたい夜
こんな時は
ギターを弾こう

ギターを
弾いていると
すてきな
メロディが
心をなごませてくれる

まるで
僕を
はげましているように
ひとりぽ ....
壊れそうな心を
花弁はそっと受け止める。
癒される。
また明日も頑張る。

壊れそうな体
空中分解寸前
苦しみの連続
それでも未来を夢見る

壊れそうな人生
首になって
路頭に ....
姉さんが嫁ぐ日
外は真っ白な雪景色
綺麗な白無垢姿は
雪の中に輪郭を溶かし
唇にひいた
紅の色だけが際立っていた

姉さん
私の憧れの姉さん
なぜ悲しそうなの?
雪を被った椿に
 ....
俺には
たくさん
傷跡がある

喧嘩に
明け暮れていた
あの頃は辛かった

辛いとは
わかっていながら
素直に言うことすら
出来なかった

自分で
自分を
あとで
考え ....
悲しみを食べきれなくて

お腹いっぱいで

ほら、涙がひとすじ
自分自身を型にはめようとしているのかな
知らず知らずのうちに
「ねばらない」
そんな思いに捉われてしまう

誰かにそそのかされている訳でも
強いられている訳でもないんだけどね

つまる ....
お日様
てかてか
お月様
三日月

心を澄ませて
自然を感じよう
ほうら気が見えるから
回る回る体は回る。

考えてはいけない
感じるんだ
見てはいけない
聞くんだ!
わたしらしいわたしは

ほんとはね

わたしだけが知らなかったの
変わらない景色に馴染めなくて
冬の雨も相変わらず嫌いなままだ
冷たい言葉遊びに対して
拒絶という、純粋すぎる答えを与えてくれた
微かにも願ったことがあったなら

さらば、青い花


 ....
あきれるくらいに騒がしい日々

今日もだるい体を無理矢理起こした

歴史の教科書は重くて

過去の寸劇をかきしるしていた

落とし穴を掘っては自分がはまるのを繰り返していた

更新 ....
わたしのあなたは

あなたではないかもしれないけれど、

けれど、いい
こぼれたミルクは飾りボタンの溝を泳いで
くるくると光を跳ね返していた
いつまでたっても混ざり合うことはなく
胸を埋めるような匂いが辺りに漂い
大気ばかりが乳白色に濁っていた


窓の向こ ....
{引用=ジャンクフードからドッペルゲンガーまでを
わたしの小さな世界の一員と認めて陳列したストアで
コスモポリタニズムを宣言するの。
エキセントリックな彼を愛する彼がとても好きだから
シャネル ....
夢をみました

そう、夢を

あなたにいえない夢を
たばこのヤニで煤けたリビングの壁に一箇所
まるで雪景色を穿ったような真新しい壁紙が気になる

あのひとがわざわざ買ってきては飾っていた
贔屓にしてる野球チームのカレンダー
縦じまのユニフォー ....
乱太郎さんの自由詩おすすめリスト(7239)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
もしも・・・。- そよ風さ ...自由詩6*10-1-24
色(しき)は匂えど(六)- 信天翁自由詩110-1-22
おとうさんへ- 朧月自由詩12*10-1-22
What_I_wanted_to_say_you_this.- ペポパン ...自由詩5*10-1-22
百鬼音楽隊- りょう自由詩11*10-1-21
地獄への階段- ペポパン ...自由詩5*10-1-20
お風呂- ペポパン ...自由詩5*10-1-19
歩めるひと- 恋月 ぴ ...自由詩15*10-1-19
静かな夜道- そよ風さ ...自由詩5*10-1-19
地層- あ。自由詩8*10-1-18
知ってんねん- 殿上 童自由詩5*10-1-17
フォーレンエンジェル- ペポパン ...自由詩6*10-1-16
いそがないで- 殿上 童自由詩12*10-1-16
アイサレンダー- ペポパン ...自由詩4*10-1-14
かまきり- そよ風さ ...自由詩3*10-1-14
ギター- そよ風さ ...自由詩4*10-1-14
屈辱- ペポパン ...自由詩5*10-1-14
椿- ミツバチ自由詩15*10-1-13
傷跡- そよ風さ ...自由詩6*10-1-13
食べきれなくて- 殿上 童自由詩8*10-1-13
縛るひと- 恋月 ぴ ...自由詩24*10-1-12
第六感- ペポパン ...自由詩4*10-1-12
わたし色- 殿上 童自由詩10*10-1-10
さらば- 中原 那 ...自由詩10*10-1-10
夜の王様は朝の姫に- こめ自由詩1810-1-8
わたしのあなた- 殿上 童自由詩5*10-1-7
白く濁った世界- あ。自由詩16*10-1-6
解放区- 夏嶋 真 ...自由詩23*10-1-6
夢を- 殿上 童自由詩3*10-1-6
年明けのひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*10-1-5

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