君の胸が時を刻む
窓の外の冬空は
白い雲が流れてとどまらない

君がいるのに
哀しみが凍みてくる
静かに待とう
もうすぐやってくる夕暮れに
一瞬でも優しい色に染められるよう
俯いて
北風のなかを歩く

一歩一歩が
悲しみと
暗闇に
満ちている気がして

あまりに
風の強い日

押し上げられて
空を見上げれば

青い青い空

白い雲
浮かん ....
きっちり塗っていたのに
反対車線にはみ出す
雲が蜘蛛が雲の隙間から太陽や太陽が鋭い爪を
刺す
差す
おおきなおおきな
くも
はみ出た者を串刺し
みんな応援している
手拍子が聞こえる ....
「求めない」ということは
なんて難しいのだろう…
何をするにしても
私は求めてしまう
愛情を そして感謝を…
ときとしてただ悔しくて
泣いてしまいたいときがある
いや、事実泣いてしまった ....
人として生きている今
僕は薄桃色の言葉を
気付かれぬように
舌の上で転がしている

そっと、さり気無く
普段の言葉の列に
其れを
織り交ぜてしまえれば
いいのに。

伝えたい
 ....
降り続けてる
きらめく雫に
止まらない涙を
混ぜ込んでみた

身体中に
染み込んでゆく
涙の匂いと
冷たい歌に
『淋しい』
そう聞こえた

あまりに鮮明に

ふと空を見上げて
深い蒼をした
瞳を見た
 ....
蕾のようなあなたを信ずる事

翼の無い少女のあなたを信ずる事

深く潜っていた事で
光を失ったという錯覚は


君のゆるやかな一歩で
打ち砕かれました

僕は僕の中で眠っていた ....
                2008年2月14日完成
{引用=〜チョコレート同盟の皆様の合同作品です。〜}
ほんの少しだけでもと君との接点を持っていたくて
なんてないことない質問をなげかけて ....
今 ここ 空間座標 ゼロ点に
今 ここ この流れゆく 瞬時の微分!

ここから 全て 始まる

六十七億 個々 各々のゼロ点で
時空は弾けている 進行形

過去のイメージが押し寄せ
 ....
がたぴし
がたぴし
風の音
夜の
月夜の
風の音

ぴゅうり
ぴゅうりり
隙間風
閉じた
木枠の
隙間風

チャポン
チャポチャン
水の音
積もった
食器に
水の ....
わたしたちを、
平等に迷わせる不規則性


未完成であることだけが
確かな終わりを撫でている

いつもいつも
こぼされてゆく気配のなかに
鵜呑みにされた
わたしたちが
い ....
一つできたら 十できる

一つ 組み合す
「青い空」と・・・

二つ情感 感じて
「まっ青な空」

三つ 広さが欲しい
「青の空に ゆっくり雲は流れる」

四つ 調子を変えて
 ....
立春を過ぎて
この冬一番の冷え込みが続く

ピンと張った透明な空気に
色づいていくのは期待感かな
早くこの冬を綻ばせて

もこもこに着込んだ重いコートにも押しつぶされそう
あ〜あ、今日 ....
靴箱に ぬか喜びのチョコレイト
同じ苗字のモテるヤツ宛て

この時期は
ダジャレみたいで嫌になる
「千代子」という名 隠す如月

チョコレート一生貰えない手相
生命線は やたらと長い
 ....
バターを塗ってちょうだい
きょうもぼく
朝からハチミツレストランで働く

レストランの朝って
きみが思うよりずっと早いんだよ
だってまずは蜂の巣狩りするんだもの
それがぼくの担当
まだ ....
歩いて来た路
振り向けば
沢山の足跡があった

皆が同じ路を
歩いてきている
この先も沢山の足跡
その上を僕も歩くのだろう

別に僕じゃなくても
良いんだと知った

僕でなけれ ....
上品なうぐいす色をした、ふわふわの翼



雪降る前の寒々しい日、
びうびう風は吹き荒れて、
いつもにぎわう公園には誰一人いない

空を仰げば揺れる電線、
どんどん雲は流れ流れて、
 ....
君と僕の間に
閃光弾を落とす

一瞬で周囲をくらまし
光だけ
誰も傷つけず
ふたり
姿を消す

それは
真を幻が包み込み

やがて幻が解ける頃
僕は真を
街に焼き付ける
 ....
{画像=080420120408.jpg}
孤立している、自分は
切実で自分を傷つける想いに苦しんでいる。
手は悴み目の前さえも探ることは出来ない。
顔は上げられず、目は足下を追うことで精一杯 ....
 ニワトリ小屋の扉を開けて
 射し込む朝焼けの光に
 山吹色にかがやく
 あたたかな藁をもちあげ
 あるか
 ないか
 たまごが

 のぞきこむような気持ちで
 布団から起きあがる
 ....
液晶の画面の中では
愛と恋とが
消費されて擦り減って
それでも笑顔を忘れずに
人間の傍にぴたり、と
まるで一人では生きられない
飼い馴らされた犬みたい


マニュアルなんて
何も知 ....
こんな雪の日は
貴方がいた日を思い出す

舞い下りた雪が
二人寄り添う肩で遊ぶ
ひとつのマフラーを
二人で首に巻き
ずっとこのままがいいねと見つめ合う

また明日と別れたその夜
私 ....
この世から 
姿を隠した彼の面影  
浮かんできそうな 
月夜の道 

なにもかも 
すべてをなくしたところに 
「 無 」があった 

四十九日が過ぎる前に 
彼のいない自宅に
 ....
霧状に浮揚していた
掴みどころのない感情が
白い雪の下に沈殿していく
獣たちの目を避けて

二月の
星々の輝きが溶けていく
冷たい明けの刻
氷の群れが叫んでいる時刻

眠りなさい
 ....
冬はやっぱり
おこたがいいな

みんなが自然に集まって
他愛のない話をして

ねこもこたつで
丸くなるし
ひとつ目の少女が横転する

黒髪は素早く泥に犯されて
地にほど近い
割れ目から飛び出した鳩 が
小さく口づけをする

とすぐに
爆走する機関車群
崩れ落ちたレンガの墓標
の蔭を
 ....
意を決し
 送信するも

返事みて
 壁 的にする豪速死球
どうやらそれは
ブーツキーパーというものらしい
ねこ鍋と聞いて
顔をゆがめたリリーのことを笑えない
迷った末に手にしたのは
大好きなキャラクターであるシルベスター

家に帰ると
かわい ....
愛する事が罪ならば
罰を受けても構わない

私の中で貴方は
熱い塊になって
微熱を浴びた身体は
正常な思考を失う

夢かもしれない…
愛ではないかもしれない…

私の中で貴方は
 ....
誰か、などとごまかすのはよそう
あなたを、思うときの空だ
湿った雪雲が切れていく
灰色の向こうに広がる薄い青
きっと強く、遠くのあなたを想っている
灰色と青色が近いのは空のせいだ

   ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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桜咲- AKiHiCo自由詩308-2-15
雨歌- 愛心携帯写真+ ...3*08-2-14
- 藤原有絵自由詩508-2-14
連詩「Saint_Valentine's_day」- ペポパン ...自由詩9*08-2-14
こころして_晴天に!- アハウ自由詩308-2-14
崩壊- プル式自由詩6*08-2-14
ジグソーパズル- 千波 一 ...自由詩10*08-2-14
一つできれば_十できる!- アハウ自由詩408-2-14
*水仙*- かおる自由詩10*08-2-14
チョコっと- 北大路京 ...短歌8*08-2-14
バターを塗ってちょうだい- れんげ自由詩508-2-14
- AKiHiCo自由詩308-2-14
一羽の鶯の命日とも呼べる或る冬の日- 朽木 裕自由詩2*08-2-13
エナジー- こゆり自由詩5*08-2-13
蹴り出す想い- beebee自由詩108-2-13
北風、太陽_新しい音- 水町綜助自由詩1208-2-13
出会い- 小原あき自由詩24*08-2-13
降り積もる想い- @ショコ ...自由詩408-2-12
「_骨_」- 服部 剛自由詩308-2-12
氷点下- 乱太郎自由詩17*08-2-12
冬はやっぱり- 風音携帯写真+ ...7*08-2-12
少女蜂起、その後- 清岡拓也自由詩408-2-12
恋末- Wasabi 短歌608-2-12
生平- FUBAR自由詩5*08-2-12
愛する事は罪- @ショコ ...自由詩208-2-12
もくれんのくも- たりぽん ...自由詩10*08-2-12

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