三角柱の一面は
相変わらずでしゃばっている
白も
相変わらず踊っている

思いきり
死んでしまうほど長く見あげているうちに
目覚ましは鳴りやんだ

かつて
足りないと思っていた美し ....
迷い込んだ 
恋の魔宮殿

入り口はあっても
出口がわからない

毎夜
キミのことを思い
魔宮殿をさまよう

痛い 痛い・・・
あたしの心臓
あたまはキミでいっぱい

でも ....
もうスターバックスに行けない

愛しのカフェモカ

とっておきのキャラメルマキアート

「疲れたなぁ」と思う時は

追加ホイップになぐさめられ、チョコチップに元気をもらう

で ....
月末からとても寒い日が続いたから、隣の留学生のマナが
buy&sellで古い電気ストーブを買ってきたよ、と嬉しそうにみせてくれた

「タイはこんな寒い日ないよ」
「ちゃんと隠して使うんだよ?」 ....
片足けがしてひきずったら
地球はなんて歩きにくいと思った
階段は多すぎるし人も多すぎる
田舎という言葉が頭の前のほうで絵になった

隅っこにいるのはあいつじゃないか
おおい おおい 
ち ....
少年は
死んだ
白血病と戦い
そして倒れた

外にも
出られず
歩けなかった

車椅子に
乗ることが
多かった

少年は
明るく
生きた
素直だった

やさしかった ....
人と
争っても
つまらない
喧嘩してても
もめても
何も良いことはない

最近
はじめて
気が付いた

自分を
大切にしていく
これから
したいことだけを
していく

 ....
歩き疲れて立ち止まり
雨がしとしと降り出して
静かに静かに降り出して
道に敷かれた石畳
次第に次第に濡れてゆく
並木の青いプラタナス
静かに静かに濡れてくる

歯を食いしばり空を見 ....
生まれてからいままで

幾度桜を見上げただろう

 青空の下 雨の降る中 夜の空

 あるがまま咲く花は いつも私を一人にした

  今年の桜はしずしず歩み ぱーっと咲いて 誇らしげ
 ....
ニット

帽子


十六の島に染められた子

遠景と 自動販売機から出た温かい缶を左手に
少女として佇む

移ろいゆくあなたが
ひとり勝手に 丁寧に動いている

遠雷と時報 ....
やたらと動きのよい男は
チーフを取り出して涙を拭う
そして顔を傾けて囁く
女は台本通りに今宵二度目の愛を誓い
嗚呼、悲劇などないのだ、と


そして舞台袖の暗がりでは
黒髪を撫でつけた ....
ひたむきな
春の陽射しが
まぶしくて
空に向かって
つばを吐く
わたしが終わらせたがるものを
あなたはいつも始めたがった

わたしが言葉に似せたものを
あなたは言葉に戻してしまう

同じ魔法をかけられたのに
あなたは青、わたしはくらやみ
大河に落ちた
他愛ない葉っぱにも
一年に一度は
特別な日がやって来る

浮かんでいようが
溺れていようが
沈んでいようが
渦に巻かれていようが

おめでとう
を投げつけられたら
(できるだけ爽やかに ....
{引用=
生ける命を、一つでも、
愛でられるなら、まだ、
生きていられる、私に、

愛されてくれてありがとう。
好きよ

ねぇ もっと好きよ

いつか切れてしまうの?

知らないふりをして

くっきりと笑う裏では

欠片を必死に集めているのよ

それはまるでお天気雨に似て

光の中私 ....
なにも持たずに生まれました
未来さえ
約束されずに

ほしくてほしくて泣きました
与えられると信じて

母でしょうか
父でしょうか
私を創ったひとは
私を抱いたでしょうか
夢をみ ....
{引用=
どんな歓楽街よりも
ありふれた町の公園が
きみの四角い部屋が

どんな美食よりも
炊きたての白ごはんが
つめたい水が

どんな芸術よりも
赤子のようなキャンバスが
無言 ....
一人暮らしを始めてからまだ一年位なのに
だいぶ大きく逞しくなったと思う
濃くなった今時のメイクで貼付けた防波堤の中に
小麦色の残像が見えかくれするけれど


***


一人 ....
小学生のころ正義帳なるものをつくった

表紙には宇宙に浮かんだ地球の絵を描いた

その絵のうえの余白に、せいぎちょう、と記した

1ページめにはまず、せいぎのるーる、五箇条を書いた

あの頃といまも考 ....
(目覚め

君に融けてしまいそうな
早朝の輝き
池の氷がざわめき出す
ほら
滑ったのはピアノの鍵盤
射し込む光の挨拶

  おはようございます】

窓辺から延びる ....
気づかぬように
ゴルフに行き

気づかぬように
帰宅した相方が

また 洗濯物を回している
音で目が覚めた

うざい うざい
目覚めたくない

あたしは
倒れこんだベッドで
 ....
君の街も
晴れてるかい?

こちらは青空
突き抜けて
春が夏を
探していたよ。

きみと初めて出会った季節はすぐそこで
相合い傘を思い出す

寂しがり屋のわたしはいまも
この青 ....
知らない遊びを怖がって
炭酸飲料で約3%に希釈した恍惚を飲み干す

最初から分かりきっていたこと、花より団子

お利口さんな日々を過ごしてきたものだから
東淀川がどうしても大きく見えすぎて ....
自動改札機なんてまだ無い頃
駅員さんに
切符に切り込みを入れてもらう
そのタイミングを計るのに
ドキドキしていた

ちょうどよく駅員さんの前に
立ち止まることができるかどうか
改札に入 ....
今はもういないあなたの席すわり苺みるくのストローをかむ  立ち去る君にかける言葉も無く、
立ちつくす僕は一匹の蛙だ
やっと啓蟄になったのに
気が付いた時に
桜の蕾はパンパンに膨らんで
僕らの別れを祝うように
枝は軋んでいた。

僕が声をかけ ....
夜遅く 家に帰る
澄んだ夜空 揺れる花々
風を切って 月に話しかける
猫が鳴いてる部屋に着く

鍵を開ける カチャリと響いた
隣の部屋にも 上下の住人にも
わかるくらいに静かに響 ....
夜の骨格
白く品性を保った
孤独

孤立とは
アイソレイションとは
ただ向かい合うために
悲しみが訪れるのであれば
僕も君も壊れた宇宙の
円盤で
いつまでも
ロンドを踊っている
 ....
あなたは多くの餓えだった
身長体重は言うまでもなく
学歴年収家族祖先話術 なにもかも優れ
アイドルチックな笑顔で私を魅せた


大きすぎても長すぎても またその逆でも
着なくなる服がある ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17884)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
下に- FUBAR自由詩7*10-4-16
魔宮殿- 森の猫自由詩1*10-4-16
スタバに行けない- 逢坂桜自由詩4*10-4-16
time_for_dinner- mizunomadoka自由詩210-4-15
負傷したなら- 朧月自由詩410-4-15
- そよ風さ ...自由詩2*10-4-15
前向きに・・・。- そよ風さ ...自由詩3*10-4-15
雨上がりの歌- ……とあ ...自由詩5*10-4-15
桜咲くしあわせ- 逢坂桜自由詩310-4-15
窒息- しべ自由詩310-4-14
観劇- 瑠王自由詩9*10-4-14
屈折- 未完自由詩1*10-4-14
blue_and_ash- mizunomadoka自由詩410-4-14
誕生日- nonya携帯写真+ ...8*10-4-14
やわらかな未練- 亜久津歩携帯写真+ ...4*10-4-14
お天気雨に- maricat自由詩3*10-4-14
花吹雪- 朧月自由詩410-4-14
簡潔な好意- 亜久津歩自由詩4*10-4-14
- ゆるこ自由詩310-4-14
せいぎのるーる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...24+*10-4-14
- 乱太郎自由詩1010-4-14
喧騒- 森の猫自由詩4*10-4-14
春が- こころゆ ...自由詩3*10-4-13
いらないララバイ- 中原 那 ...自由詩510-4-13
春の切符- 小原あき自由詩6*10-4-13
四月- ことり ...短歌13*10-4-13
別れの蛙- ……とあ ...自由詩13*10-4-13
デリケートな惑星- 自由詩510-4-13
___痛みが訪れるのはそれから- 瀬崎 虎 ...自由詩410-4-12
餓え- Wasabi 自由詩1410-4-12

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