あの日子宮に辿り着いた時
私は多くの仲間を蹴落として
一人の女を犯した

彼女はとてもきれいな
色をしていたから
私は穢したくて
嫉妬していたのだろう

彼女と一つにな ....
 心に穴があいてしまったのです
 新年早々であります
 イヤなことが続きまして
 今年1年が思いやられるのです
 悪夢を見ました
 こぶしが血だらけになっておるのです
 狭い部屋に押し込ま ....
あなたが私を食べたいと言うものだから
服を脱いで綺麗にクリームを塗りつけて
真っ白な皿の上に乗って待って居たのだけれど
なかなか来ないので
これじゃ余りに色気がないのかなと
レタスやらキャベ ....
部屋の灯りは点けないでいて
貴方の顔が月に照らされ
星の瞬きが瞼の上で環となって
睫にはなぜか真珠の光
この手で拭ってあげましょう

大丈夫だと頷けるまで
私が傍に居てあげましょう
過 ....
指先一つ離れた場所に君は座り
{ルビ神経=きもち}を集中させれば触れる
だけど、心の中で触れる事を恐れている

一つになれば「いいこと」も「わるいこと」も同じに感じてしまい
お互いの心の ....
老いてなお 明日に夢を 見る母は 幸せなのか 不幸せなのか こんなにも明るい空
なのに、とどかない

貼り付けの咎人なら
執行される二本の槍

私の枷を知っている
私の枷は知っている
死んでしまえ
そう誰かが言った
死んでやる
そう誰かが言った

命は一つだけで
生きていれば
確実に死に近づいていくのに

どうして 死ねと言える?
「死ね」と言われた人の
心を ....
 昨年、2006年から参加し始めた、このフォーラム。
 自分で書いたものを読んでもらいところ半分、読んでもらいたくないところ半分、そして何より、諦めきれない想い人への思いや、そんなことぐるぐる考えて ....
雪も降らないまま年が明けて
アパートの隣人は帰省したまま
窓の下のちょっとした幹線を
行き過ぎる車もまだ少ない
そんな夕暮れ時、あなたからの電話

あなたはもう恋なんてしない人
ずっとそ ....

ずいぶん昔
わたしたちは恋人同士だった
あんなにも完璧に
理想的な形で
つながっていたのに
満月の夜だっただろうか
わたしが
あの柔らかな部屋から
いとも容易く
追放されてしま ....
◇暮れ

年が暮れる
暗い時代の予兆は
そのままに

初日は
それらを
もろに背負つて
出てくるだらう


◇木にぶつかれば

蝸牛は彼なりの歩みを
何昼夜もつづけて
 ....
自らの足で大地に立つ
風の香りは
今ここに自分が存在することを
意識させる

自らの手で大地を{ルビ掬=すく}う
土の匂いは
今ここに自分が生存することを
認識させる

自らの目で ....
はるをいたみながら
ひとつ、指を折り

なつのまよいに
迷えないまま
指折りは、
ふたつ

みっつ、を数える指には
こころならずも
あきがなついて

ちからずく、のよう ....
人生には三つの弦があるという
理想と現実と失望と
それらをかき鳴らした音色が
夢と呼ばれるものであると
ある人は言う

理想を天とし
現実を地とし
失望を人とするならば
この世界に諦 ....
ドアをあけたら
新年はじめての
ひんやりした外気が
メントールのリップをぬった
くちびるに染みて
まだ夜も明けきらない街灯りへ
飛び出していく


銀河鉄道のように
走っていって
 ....
 今の自分は何を考えてるのか?
 そんなことを見つけるために
 言葉の森を散歩しよう

 獣のような奴だった
 俺の心をかきむしった
 だけど待てよ
 すべては心の反映
 起こることの ....
たいして金のないわが家に 
いずれ残ったら金をくれと言っていた 
付き合いの長いSさんが来たので 
眉をしかめていた僕は 
家にいたくないので外へ出た 

散歩の途中 
なだらかな坂を上 ....
文句を言うんじゃなく
嫌なことがあったら
それを変えたら良いんだよ
むずかしいかもしれない
だけど努力をしないと
手に入るものなんてなにもない
Change it

本当にありがとう
 ....
いつまでも 
ひとりでいるのはさみしくて 
旅先で 
出逢ったきみに会うために 
遠い雪国へ
ぼくはゆく 

金はなく 
新幹線にも乗れず 
長いトンネルを抜けた
夜行列車で目覚め ....
照る岩に
砕かれてゆく波のうつくしさ
それはもはや
言葉には乗ってゆかない
冷たい、
というわけではなくて


いつからか
鋭いものが岬だとおもっていた
まるくても
まるくな ....
{引用=僕がチャーくんに出会った頃は
魚が飛んでいました
鳥が泳いでいました
月が溺れていました
太陽は寝ていました
僕の世界は笑うことを知りました


初詣に行く前に
チャーくん ....
「今、決めた。 君、明日 銃殺ね」

不感症の空の夢
肩にオウムをのせた男がそう告げて終わる夢

ざらり

咽喉が渇いて
冷たい白い空を見る

夜のあいだに生まれたばかりのかまきり ....
 
まるで、その背中から
おぼろに光る翼が生えてきそうな
おんなのこ達
三十を過ぎても
ひらひらと

生きていると初めて知るのは
人が曲線で結ばれている
と解る時だ


黄 ....
男は病気にかかっていた。

しかし、とっても幸せだ。
なによりも心が満たされている。

だって、家に帰ると大好きな人が待っていた。

だから仕事も辛いと思わないし、体も苦しいと思わ ....
除夜の鐘が鳴るたび夜は更け
私の手元には読みかけの本
なにも変わらずただ
静かな世界に時だけが音を刻む

目を瞑ると蘇るのは
外の木々と爽やかな風

傍に居るのが自然だった貴方の笑顔
 ....
フライングで駆け出したあの 太陽を
追いかけてみようかと 君は言った


暗闇の中



何も見えないのに 走れるわけないじゃないかと
嘲笑って僕は

その場に座り込む ....
最後の日、最初の日
間の少しの瞬間に
私は眠る

何にも属さない真空の時間に
私は密かに
眠っている

最後の日
私は何を思ったか
張り詰められた息苦しい
そんな時 ....
彼は
あたしが寝た頃にいつも電話をしてくる
きっと
人が一番寂しくなるような時間に

事故からまだ半年
彼はよく将来のことを話す
そして吐き捨てるように過去を話す
あたしに脅しかけるよ ....
今日夢を見た
内容は思い出せないけど
でも、あったかい夢


君の笑顔を
見れた気がした


ねぇ、もう一度
夢見ていいかな
勘違いしてもいいかな



君は僕がすき
 ....
恋月 ぴのさんのおすすめリスト(17884)
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あおの馬- 千波 一 ...自由詩14*07-1-1
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『_思_い_』- しらいし ...自由詩607-1-1
時が発つ- 茉莉香自由詩5*07-1-1
as_if- ウデラコ ...自由詩3*07-1-1
最後の日、最初の日- なかがわ ...自由詩4*07-1-1
車椅子の彼- ごまたれ自由詩33*07-1-1
勘違い- ことは自由詩4*07-1-1

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