明日で一学期が終わるので
仕事用のパソコンを持って帰る
念のため個人データはすべてロック
ああ、重い重い…肩が外れそうだ
エスカレータ登ったら
電車 行っちゃったよ く、くやしい
肩が痛い ....
この夏を
挑戦と挑発で 飾れ
(自身へ 挑戦状を叩きつけるのだ)!

秀麗な高山への登山のごとく
重い負荷を背負いつつ

清い汗を流して

トルストイ ロマンロラン ユーゴ 池田大作 ....
コップの中に
朝が残った
醒めきらないままの
水を分けあって
ぼくらはターンする

魚のかたちをして
水がうごく
きらめき降りそそぐ
夏のはじまり

ゆっくり水際を
泳いでゆく ....
日を追う毎に
重く重く垂れ込める雨雲

常に僕は、問う。



そこでしか生きられないのか?
ここじゃないどこかへ行けばまたやり直せるじゃないか?



でも、どうやって… ....
おなじすなをさわっている
別の数を言うから
涙がでるだけ
目を見て。 それか
目を閉じて。
見渡す限りの砂場で
雨が降って
いたとしても
同じところにいる、
それだけで
掘ったり  ....
夏が来ると
あの日のことが
よみがえってくる

君が
突然
いなくなったから
帰らぬ人となったから

あの日
君は
とても
元気だった

僕は
君と
古い
ボート小屋 ....
楽しく生きよう
毎日大切に
色々試そう
直そう

勇気を出して
困難にぶつかる
安楽を避け
小さな喜びに浸る

トボトボ歩いていると
声をかけてくれる
苦労は買って出よ
逃げ ....
街灯は今も寂しく
駐車場へと続く道に
光を落していた。

この微弱な心音と
どこか似ているような気がして
あのまま時が止まっていることが
救いだと思えるほどに。


通り過ぎる ....
そこから
すべてがなくなりつつある

流しの前に立つもの
窓からの鋭い陰が
刺すように滑る
残されたのは
貴重品、
だったという塩

たぶん、
きっと、
大丈夫
ふりかけてみ ....
道に花が落ちていた
大きくて鮮やかなピンク色の百合の花
あんまり綺麗な花だから
歩道の真ん中に捨てられているのに
誰も踏まず
あんまり綺麗なものだから
そのままゴミ置き場のそばに置かれたま ....
あらゆるまがりかどの公園の
無人のブランコ
ばかみたいにゴミ箱の中身はちらかったまま
カラスが群れる

夜道切り分けて曇り空は進む
ガラス窓が割れて
流線型で情報が流れ込んでくる
ひき ....
金魚がプカリ
逆さに浮いていましたので
もうだめだと思って
そっと掬って森の木の下
深く深く埋めてあげましたら
むくむくむと水が湧いて
あっという間に水の中
海のようで沈んでいるようで
 ....
翡翠のみずうみに、溺れてしまいたい。

声が涸れるほど乱暴に、優しい歌だけを歌った。
書簡を往復しながら、
何故暁光は目にしみるのかと問う。
つぶやきには誰にも答えてほしくなかった。

 ....
喉の奥に良からぬ話題が引っ掛かっている
だから、一昨日くらいから喉が痛い
唾を飲み込もうとしてもうまくいかない
段々と不満が頭の中で熱を持ち始めている
もうすぐ風邪でもひくのだろうか
今、と ....
ゆっさ ゆっさと
生の大気が揺すられている

気体の伸びきった胸が大きなあくびをして
寝息を聞いているのは

空はシエスタ
風は動く
胸が開く

雲の足跡を追いながら
南中の太陽 ....
{引用=ばたん――
ドアがしまるような
収穫の音がして、巻きあがる
走り去ったランナーの
一陣の風

よみがえる
まなざしの白さ、
青い息
ゆらぐ光彩に
ぼっ
と一点とどまる
 ....
 おばあさんが今週入院することになった。
聞いたのが今日の九時くらいに突然言われた、
一言でいうと、寂しくなるなって思う。

寂しいなんて言葉ではないけど、もっと複雑だけど、寂しいって言葉に行 ....
遠くそびえ立つビル群
人間が高さを競うように
草木は深さを競い合い
私の横たわるこの下で
取っ組み合いの陣取り合戦を繰り広げている

負けるのも勝つのも好きではないと
酒のない酔いに飲ま ....
また戦争が勃発した、らしい…。
深夜の報道番組が新たな紛争を伝える

花火のようなミサイルの雨、
轟音と共に崩れ落ちる構造物、
逃げ惑う人々の引きつった顔、
叫ぶように惨劇を伝える記者の声、

そ ....
貴方の、
あの黒いワンボックスは
今頃、何処を走っているのだろうか?

錆びたワイパーが、
くすんだフロントグラスを磨き、
ひび割れた塗料が、
何となく良い感じに模様を描いてた

それは、
貴方の ....
僕らを乗せたバスは空を飛んでいく
さまよいながら
それでもなお
高く
低く

僕らのバスには運転手がいない
僕らがはしゃげば高く
僕らが眠れば低く
波音を奏でる
そうして時折、思い ....
タンゴの旋律に
呼吸を合わせるように
茜色のロウソクの火が
ゆらめいている


凪だった{ルビ水面=みなも}を掻き立て
眠っていた感情に爪を立て
ゆさぶりながら


身体の中を貫 ....
星が降る
星が降る
夜空を彩って
涙の数だけ
祭りはめぐる

草の海の彼方は
満天の星空
今宵は星祭り
一年に一度
願いが叶うという特別な夜

もしも願いが叶うというなら
も ....
太陽だけが焼く砂丘に
裸足で踏みいる
私という存在に影は現れたが
大きな耳の黒い犬が居た海の家は
まだない

   深雪に分け入るようだ
   試みの生はなく
   試みの死もないので ....
快速にのって先頭の時間が
紙の奥に消えていく

反対側に満ちる水滴は
音をたてずに指をぬらし

ひとおもいに 破けない陽射しに
汽笛の発車する叫びだけ
むしりとられる花びらに
とどめ ....
何かにつけても
茫洋として寄る辺のない
暗い淵が見えるにもかかわらず
湿りを含まない
重さのない空気を吸い
吸うばかりでそのために
くらり
反転した写真のような明るさと笑顔の中
街を歩 ....
葉に翳る白桃の
香に透き通る憂い
青く伸びやかに
移ろう若き眼よ

白墨の粉に指を染め
唇は今日も弛緩する

午睡の夢に残り
紙の切れ端に
忘れんとする戸惑い

まだ熟れぬ実よ ....
大切だったと
気付いたりするのは
随分と
経ってからのことが
多い

あの感触は
不快でしかなかったりして
そんな風に 
思えてたことに気付いたのが
昨日のこと

生暖かいその ....
{画像=080713215510.jpg}


街角に子供が一人


地に染みる影を従え


かくれんぼする
 *灯台

   かすかにまだ
   光っている
   間違えたままの、
   やさしい思い出
   わたしの幸福な思い違いを
   あなたは
   そのままにしてしまったから
 ....
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