吼えたくなるような夜
 神経がギラギラ研ぎ澄まされて
 目が光る

 癒しの静かな夜
 絆は曖昧で
 不確かな明日に怯える

 弱肉強食の人生の迷い道
 時折訪れる温度の下がる
 ....
 ひらべったい毎日が続く
 回る寿司みたいに幸せが回ってきたらいいのに
 
 身体がだるいのは精神のたるみ
 張り合いのない日常
 金網の中で過ごすような日常

 有難さも忘れて
 ....
 4年と言う間待ちに待った夢の舞台に
 我等が代表が望んだ

 数年前まで弱小の国との対戦
 我等が誇りにしていたジーコの采配
 経験を豊富に積んだ選手たち
 
 日本の威信をかけて挑ん ....
 子供の頃から
 一人だと感じていた

 見栄を張り合う親の中で育ち
 親の顔色をうががって過ごした幼少時代
 
 心を通わす友達もいなくて
 弟 妹を虐めて
 心の憂さを晴らして ....
 風が吹く
 僕はなびく

 雲の切れ間から日の光が射し込むと
 休日の街は輝きを増す

 今朝は遅くまで眠りすぎた
 午後の喫茶店のテラスで
 コーヒーを飲みまどろむ

 空を賑 ....
 まどろむ中で目が覚める
 ここはどこだ?

 一瞬自分が誰かも
 どこに住んでるかもわからなくなっていた

 それにしても静かだ
 土曜日の朝
 少し曇りがちな朝
 ひんやりとした ....
 暗やみの夜の中で
 煌くネオン
 家庭の団欒のともし火

 人はそれぞれ
 胸に暖かい暖炉が灯ってないと
 生きていけない弱き存在 
 
 つながりのなかに  
 自分を見つける
 ....
 重くのしかかる空の雲は
 梅雨入り宣言を確信させる
 
 長く続く雨の中
 傘もささずに歩いてみる
 路地裏で黄色やピンク色の傘が咲いている
 小学生の下校途中
 
 梅雨も悪く ....
 そこはかとなく
 身体がだるい

 見上げた空の色は
 僕の心に積もるようで
 重くのしかかる

 そんな日に運命の出会いがあった

 妹が子供を授かった
 かわいい女の子だ
 ....
 極彩色のこの世界
 今日見る景色はどんな色
 眩い光は満ち満ちて
 暗闇から這い出てきた

 身に降りかかる世間の無情
 立ち向かうその姿勢
 鳥達さえずる朝には
 おいてけぼりの僕 ....
 わずかな思考のすきまから
 過去の過ちの風が吹きつける
 
 無念

 もう戻ることはできない
 船出に出ている

 川の水が海に流れ込み
 いずれ蒸気となって
 空に帰るよ ....
 時つばめ一人夜なべに見上げては

   聖天山荘浮かびて涙す



 冒険し探検したのはいつの日か

   杉山夕陽に冴えて見惚れる


 
 庭に咲く野バラはほのかなピンク ....
 京都市立博物舘に
 大絵巻展を彼女と見にいった
 大盛況だ
 2時間待ちだと聞いて止めることにした

 暑い日中
 初夏の日差し
 休日の昼
 
 バスに乗って四条にまで行った
 ....
 コンビニまで下を向いて歩く
 ヤケに喉が渇く
 紙パックのお茶だけを買う
 
 コンビニにはおっちゃんが店員をしてる
 お客がかたまると
 テンぱるおっちゃん
 マニュアル通りにで ....
 深夜の静けさ
 心地よい気候
 誰もいなくて気楽な部屋

 カラオケで歌った歌が
 頭の中でリプレイされてる
 何度も何度も

 永遠にはじきあう
 プラスとマイナスの磁石のように ....
 よくは覚えてないけれど
 おばぁちゃんに連れられて
 町のうどん屋に入って
 にしんそばをたべたのを覚えている

 初めて食べるにしんそば
 なんて美味しいものが
 この世にはあるのだ ....
 
 壁をへだてた隣人に
 その生活を伺いしれない
 もどかしさ

 完全な存在にはなれぬゆえ
 人は一人では生きてゆけぬ

 ひとり相撲には飽き飽きした
 この世界欲望だけがふくら ....
 鳴かぬなら 私が鳴こう ほととぎす  眠れぬ夜
 自分の呼吸だけが心を
 捉える
 
 生きることの難しさ
 困難に耐え凌ぐ毎日

 少しでも希望をうたおうとするけれど
 容赦なしに心に塵が積もる

 時には楽しいこ ....
 僕達の住む星
 地球
 思惑の違う者どうし
 ひしめき合っている

 産まれてきたときは皆一人
 死ぬときも 
 また一人

 限りない選択肢を神様から頂いた
 だからって何をし ....
 夜の静寂にポツリと咲いた
 一輪の花
 決して不満や愚痴をこばさず
 欲ももたず
 雨にも負けず 
 嵐にもまけず

 時間の貨物列車に運ばれ
 現実と夢の世界に
 揺れ動く僕の心 ....
 太陽の日差しが
 風に乗って運ばれる雲に
 遮られるように
 この気持ちも
 貴方には届かないんだね

 宇治川に浮かぶ中之島
 風はまだ冷たく頬を撫でる
 二人で寿司詰めをほおばっ ....
 この空間を
 時間が静かな音をたてて
 崩れていく

 なにもない 
 
 なにもない

 僕は身体が空になり
 想念だけの存在になる

 ただ想うのは
 月を追いかけること ....
 ぽつんと一人ワンルームマンション
 猫を2匹飼う

 飼いならされた僕の情熱
 
 放たれない恋の微熱


 遠くまで 遠くまで

 届いているのか僕の声

 虚しい時間 ....
 悪夢に襲われ呆然といる僕
 外ははなまるの晴天

 しめった心を日向干しようと
 公園まで足を引きずりながら
 出かけた

 サラサラ髪の坊やは 
 季節に波乗りサーフィン

  ....
 灰色の空は低く今にも泣き出しそう
 紅の夜へと向かう電車

 平日の午後七時
 皆は疲れ顔

 穏やかに欲求が満たされる日々を夢見て
 雑踏に紛れて運ばれる

 心の熱は冷めて瞳は ....
 灰色の空が重くのしかかる
 ため息の午後

 プライド 劣等感 トラウマ

 そんなものに囲まれてる
 冷たい壁に囲まれている

 自分が変れば
 周りも変る

 墜落して ....
 この世のはかなさにつぶされそうでも
 矛盾の果てに苦しくとも
 生きることは最低限の仕事です

 嵐の日が訪れようと
 日差しの強さにめげそうでも
 生きることは最低限のルールです

 ....
 チカチカ
 星が瞬く
 
 難しいのは人間関係
 やっかいだ

 ほんの一言で事態は一変するのだもの

 チカチカ
 星が瞬く


 こんな小さな星の一角で
 小競り合 ....
 さつき晴れ
 疏水を十石船が波しぶきをあげ
 行き来する

 子供達は太陽の子
 眩しい日差しの中を飛びまわる

 一人で佇む伏見港公園
 柳が風に揺れている

 僕の心のよ ....
山崎 風雅(526)
タイトル カテゴリ Point 日付
負けないよ自由詩4*06/6/18 5:23
見つけ出せ自由詩4*06/6/15 1:48
屈辱 自由詩3*06/6/13 1:26
肩にかかる重み 希望に変えて自由詩5*06/6/12 2:19
そろそろバイバイ自由詩3*06/6/11 19:24
笑顔の連鎖自由詩3*06/6/10 10:01
真面目に生きる自由詩2*06/6/10 0:37
嫌われなきゃいいな自由詩5*06/6/9 15:59
新生自由詩6*06/6/8 11:21
奇跡の出合い自由詩3*06/6/6 8:25
続く道自由詩5*06/6/5 23:59
望郷3首短歌5*06/6/5 21:33
大道芸人とアイスコーヒー自由詩2*06/6/5 2:54
永遠のガキ自由詩5*06/6/3 2:10
一瞬自由詩8*06/6/2 2:57
詩なんてくそ食らえと思ってた僕が詩をかいてるわけ散文(批評 ...8*06/6/1 22:27
平成のルネッサンス自由詩5*06/6/1 3:53
鳴かぬなら川柳10*06/5/30 18:25
疲労自由詩4*06/5/29 4:45
踊ろう自由詩3*06/5/29 0:18
神様よ思いどおりにしてください自由詩5*06/5/27 2:36
いにしえ自由詩5*06/5/26 15:54
なにもない自由詩3*06/5/26 2:35
虚しさを知っている自由詩4*06/5/24 19:21
休日自由詩6*06/5/24 2:52
母想う自由詩3*06/5/23 22:13
人は恐い自由詩3*06/5/23 12:44
生きる道自由詩3*06/5/23 0:53
チカチカ自由詩5*06/5/22 2:24
伏見港公園自由詩6*06/5/21 16:12

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