大海原に流れた涙は
 夏の太陽に照らされて
 大きな大きな入道雲になって
 子羊の僕達の上に落ちてくる

 桜島が噴火する理由を僕は知ってます
 それは僕が怒ってるからです
 僕を怒ら ....
 走り去る季節
 振り返ることなく
 
 
 いじらしい子供達がふざけあっている
 それでいい
 問題はない

 梅雨晴れの空には飛行機雲
 空を割っている
 心奪われる
  ....
 退屈な日々にさりげない優しさ

 無垢な素直さ

 いつも忘れない感謝の念

 苦しさの中であっても探す笑み

 孤独な夜でも見つけられる愛おしさ

 自分に出来ることと出来 ....
 子供の頃に描いた夢から遥か遠くに来たもんだ
 誰もが自分のテリトリーを守るのに懸命で
 助けての叫びさえ飲み込まなくちゃならない
 今なお胸に眠る想い
 いたいけな想念

 
 底 ....
 寡黙な空
 息づかいさえ吸い込む空


 迷い込んだ摩天楼
 季節はずれのため息
 乾いた声
 静かに目を閉じても
 溢れくる涙

 途方もない航海
 彷徨し続ける魂
 叫び ....
ひたむきさは許されず
素直さは捻じ曲げられ
行く当てはなく
なにもないわけではないけれど
ざわめくのは、やはり僕もであって
目的地なんて季節のように
移ろい続けるんのだろう

しとしと ....
 陽炎の中に立つじゃじゃ馬
 決して、涙をみせないジャリンコ
 踊りながら飯を食う
 テレビを見ながらまた飯を食う

 星屑で埋まる部屋
 また飯を食う

 そして
 



 ....
 人は皆移ろいでいく
 夢の線路は行き先ちがい
 くいちがう道の中
 淡くも切ないドラマがうまれる
 遠き日の同じ光に包まれていた頃
 同じ輝きに人は包まれていた
 過ちの欲望に振り回 ....
 ジグザグ
 ただ傍観
 灰色の街で
 想いはから回り
 
 
 這いあがる
 空を目指す
 この星に生を受けた喜びを思い出す
 まだ見ぬ明日も恐くない
 君の輝く笑顔に逢いたい
 ....
 夢の中に巣くった蜘蛛

 かたくなに

 何も残せぬまま時は過ぎて

 想いは届かない

 胸の中で点滅するあなた
 眼鏡が曇って
 それがなんだか気持ち良くて
 梅雨っていいものかもしれないなんて
 思ったりして

 ふざけあいすぎて
 ほころんだ気持ちを
 梅雨の雨は優しく包み込んで
 梅雨 ....
 雨音に目を覚まし 
 あまり親切ではない時計に目をやる
 猫があくびしこっちを振り向いた


 あぁ
 無力の僕にも今日は訪れてくれた
 
 あぁ 
 嘆くのは自由だよね

 ....
 いつも見る街の景色
 行き交う人の顔はすべてモノクローム 
 失った思い出に変えられるものは
 もう、この街のどこにもない

 シンクロしない切なさ
 ビックバーンの時から離れていくさだ ....
 夢は幼き微熱の蜃気楼
 長い道のりを進む
 薔薇色の生活に憧れて
 独りきりの夜なべ
 激動の時代を渡ることの難しさ
 いずれ散っていく命
 毎日色の違う日々を泳いで
 喜怒哀楽の万華 ....
 からからからから空回り
 足元には注意して
 いたずらな子悪魔は
 いつも隙をねらってる

 この想い
 言葉に直せるほど
 まだ消化できないよ
 鮮やかなフレーズよ
 舞い散 ....
 流れるように月日は過ぎて
 あんなに恋焦がれていたあの娘のことなんかも
 色褪せて
 季節風に乗って運ばれる俺達
 君の暖かい声
 君の輝く瞳
 君の柔らかな頬
 すべて時の船にゆらゆ ....
 おばぁちゃん
 ただひたすらに
 愛でてくれ
 今は一人で 
 味噌汁すする
 荒浪に翻弄されるような毎日を送る
 人は人
 我は我
 迷惑千万
 これも自分の心の反映
 自らの行いの不甲斐なさが反映されるんだ
 これからのことを思い
 途方に暮れながらも
 日 ....
 蒼い約束の地は
 遥か遠くで息づいている

 流れる雲の下
 芝生に仰向けで横たわり
 風を頬に受け
 火照った心を冷やす

 気分の折れ線グラフは
 今日は上がり調子
 明日は ....
 支離滅裂な時代
 人の足跡が残っていない場所などない
 ありきたりな人生を
 嘆いたりふざけたり
 ふいに気付くあなたのやさしさ

 大それた夢は見ないことにした
 夕闇に浮かぶ月 ....
 抑えがきかない無力感
 自己嫌悪
 何がそうさせているのか

 わからない

 自己分析してるけど
 鬱とかでもないんだけど
 なんだか世間の蚊帳の外って感覚
 この身から離れ ....
 お前の腹が黒く染まってる
 お口はきれい事
 俺を利用できると思ってる
 俺は怒らないと思ってなめてる
 その言葉の裏にひそむトゲ
 この胸にきしんで刺さる
 痛い
 
 怒るのは簡 ....
 明日へと続く道
 ひび割れた心に雨が凍みる
 
 昨日の欠片舞い散る
 忘却の甘い罠

 スローモーションで流れて行く日々
 くだらないことで笑える幸せ

 胸が痛む
 連日の悲 ....
 鳴かぬなら 私が鳴こう ほととぎす






  (過去作です)
 世界は忙しく陰口をささやくので
 僕は今日もさりげなく諭してやる
 満月の夜
 聞き飽きた音楽を流しながら
 冴えない毎日にバイバイ

 魔法使いは大変だ
 お母さんに内緒でほうき ....
 皆が寝静まり
 子供は子犬の夢をみて
 星空輝く空の下
 突然切り裂くマイケルの奇声

 ほーっ
 明かりを煌煌と付けた一室から
 それは洩れ
 街中に響き渡る
 
 ほーっ ....
 明かりが消えた部屋
 明かりのついた瞳
 夜の喧騒、窓の外
 息遣いが耳に木霊する
 ぐるぐる回る意識よ

 悩みは連れ添い
 真紅の縄を渡る毎日
 途切れない連鎖の罠
 止まらな ....
 慌しい時代に過ぎ去る季節の中で
 僕達は様々なものを見
 僕達は様々な経験をする
 今日も明日も

 乱れる心と降り落ちる絶望
 引きずりながら前に進む
 振り向くとそこに歩んできた道 ....
 新緑に冴える風景の中に飛び込んで
 心に積もった埃をぬぐうように
 青い空のした
 駆け出した

 扉を開けようともがいた寒き日の記憶
 心まで凍えそうになりながらも
 残り火を絶やさ ....
 おぼろげに見え隠れする夢の欠片
 綱渡りしながら捕まえていく

 流れ弾に当たる
 宝くじははずれる

 アスファルトに落とした視線を
 夜の透明な星空に浮かばせる

 何度も ....
山崎 風雅(526)
タイトル カテゴリ Point 日付
桜島自由詩3*07/6/20 22:39
寝ぼすけ自由詩7*07/6/20 14:29
生きるということ自由詩1*07/6/20 0:23
梅雨に心をあずけて自由詩3*07/6/19 19:05
紅の魂自由詩1*07/6/19 0:07
月は見えない自由詩4*07/6/18 0:16
ランチ自由詩3*07/6/17 16:29
風のパラダイス自由詩2*07/6/17 0:53
ダイヤモンドの夜自由詩0*07/6/16 21:25
蜘蛛自由詩2*07/6/15 19:11
もっと降れ自由詩2*07/6/14 11:30
雨音自由詩4*07/6/14 8:15
爆発する切なさ自由詩4*07/6/13 20:57
変換自由詩1*07/6/13 1:48
自由詩4*07/6/10 8:12
普通電車自由詩4*07/6/9 18:18
味噌汁短歌407/6/9 12:06
ダンサー自由詩307/6/6 2:12
信じてるから自由詩607/6/2 18:01
いつか、きっと、僕も、あなたと自由詩407/5/29 23:06
あぁ、温暖化自由詩107/5/29 1:49
お前があげたこぶしにくちづけを自由詩707/5/28 2:59
明日はきっと自由詩607/5/26 0:09
鳴かぬなら俳句207/5/22 0:34
わがままですか?自由詩407/5/18 1:41
誰かマイケルを止めてくれ自由詩2+07/5/17 23:33
不眠症の夜自由詩207/5/15 3:36
眩しい光りのなかで微笑めればいい自由詩207/5/15 1:43
靡くカーテンと透明な気持ち自由詩707/5/13 18:54
続ける自由詩1307/5/2 0:57

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