恋人を待つように
 明日を待ちわびる
 
 繰り返し押し寄せる波のように
 昼と夜が交互に入れ替わるように
 毎日の出来事は移ろい変る

 過ちを犯しても挽回のチャンスは与えられるのよ ....
 その男は
 昼過ぎまで寝ている
 仕事はしていない
 
 その男は
 病気を患っている
 統合失調症だ

 その男は
 一見普通に見える
 病人には見えない

 その男は
 ....
  
  なにとぞ なにとぞ
 
 いつものおっさんが金をねだりにくる   

  パチンコでやられちゃってさぁ

  全額ですか?

  タバコも買えないです

 なんて無茶な ....
 ネオンが瞬き始める夕暮れに
 あの娘は小さな部屋でもがいてる
 
  すぐ行かなきゃ

 隣り街まで各駅で行く
 群集に混じっても
 僕は詩人
 
 皆が見落とす雫を拾い集め
  ....
 まだ少しひんやりす深夜の公園に吸い込まれるように出向いた
 暗く街灯のともらぬ疏水沿いを誰にも会わずに眠れないので来てしまった

 疏水の流れる様を見て流れるスピードに合わせて歩いてきた 
 ....
 忙しく行き交う電車
 その車窓から見る景色は
 瑞々しい緑に栄えているのに
 僕の瞳には虚ろに映るのは何故だろう

 行き先案内のない我が行路
 人々はただの虚像にしか写らなくて

 ....
 眠りから覚めると真っ白い世界が待っていた
 黄金週間の真っ只中
 僕には予定なんかありゃしない
 
 こんなに神々しい日においてけぼり
 こんなに喜びに満ちた日に喜びを感じない

 い ....
 期待していた約束は
 
 この新緑の季節風で

 あっさり破られた

 人は期待するから

 腹が立つ

 絶望する

 堰を切った奔流のように

 日差しは僕らに降り注 ....
 ちょっと寝不足
 コーヒーを飲みながら
 スズメの鳴き声
 子供たちの黄色い歓声
 隣のおじさんの洗車の水音を耳にする

 休日の朝
 今日は晴天だ
 光がこぼれてる
 
 ゆっ ....
 振り落とされた
 行き場のない気持ち
 
 助けを求めて午後の公園まで泳ぐ
 目に映るのはツツジの赤だけ
 燻った気持ちに火をつけ
 情熱の色にすがりつく

 上空からひばりが襲撃
 ....
 あの空の下にきっとあの娘がいる

 透き通った空気の中で

 花と蝶と戯れながら

 黄色い笑い声で

 初夏の調べにあわせて

 舞っているんだろう

 昨日にさよなら ....
 重苦しく背負った影を
 どこかに降ろそうと
 少しひんやりし始めた夕暮れ時に
 ぶらぶら散歩した

  ふぅー

 一息つく

 風景は確かに初夏の緑に包まれていて
 日差しも確 ....
 羽をたたんで天使が降り立った

 悩み事 弱音を語っても

 天使はニコニコしている

 なんだか悩むのもバカらしくなった

 いずれすべての人は一つになる

 まばゆい光に ....
 混沌とした世の中
 自然はしゃべらなくとも
 何かを語っている

 人の心にオニが宿る
 人の心に天使が宿る

 長く寒く暗いトンネルを抜けると
 しばしの楽園
 安らぎの季節
 ....
 飽きもせず詩という冒険をしようとしています

 無限に溢れる言葉と美しく鮮やかな言葉と

 戯れていたいのです

 昨日の夜の三日月は繊細で壊れそうなほど
 
 美しかったです
  ....
 読んでください
 あなたが読んでくれないと詩になりません

  読んでくれてるんですね
 
  
 ありがとうございます

 お礼に言葉を紡ぎます
 
 
 良き日よ訪れよ
 ....
 

 昨晩の友人とその妻きたりて
 私と妻と4人で囲む団欒に
 花も喜び猫は寝たふり

 お日様が玄関口までやってきた
 ポカポカポカポカ
 うれしいな
 ワクワクするな

  ....
 ふうせんに様様な想いをつめた
 この手ににぎりしめ
 今青白い朝やけの中に放つ

 いずれ誰かが見つけるだろう
 この想い届いたらいいなぁ

 時の流れは天使の人形に
 降り積っ ....
 ホー 
 ホー 
 ホー

 梟が森のみんなに子守り歌

 安らかな慰めの夜は
 生きることを勇気づける

 長く眠れない日が続き
 約束を破った後悔の響き
 それでも季節は煌 ....
  もうちょっと
  眠らせて
  楽しい夢の余韻を味わっていたいの

 彼女はそう言って静かに瞳を閉じ
 しばらくして頭から布団をかぶった

 鏡のない部屋にぷつりと残された僕は
  ....
 嵐の去った大地に
 若い芽が顔を出す

 その生命
 その希望

 絶えることなく続く命のバトンリレー
 僕達もそのサークルの中で生きている

 さぁ 手を伸ばせ
 さぁ 心 ....
 
 ガリガリガリ
 
 潤滑油の切れた
 頭の回路
 親友さえも
 疑ってしまうほどの
 罪な波長を出してしまう

 一人の夜の散歩
 孤独の月が僕を
 照らしてくれる

 ....
 切なさが僕の胸をしめつける
 反射する想いのベクトル
 
 電池切れの時計のように
 僕の心はにぶく重たい

  南風はいつ吹くの?

 問いかけた空には
 少しグレーの雲が流れる ....
 青い思い出
 遠ざかる青春の光
 
 理の道
 けもの道
 
 タイミングの悪い信号を無視して
 となり街のあの娘に会いに行こう
 
 夜の中 孤独に灯る自動販売機
 瞳に映る光 ....
 そばにいてあげるよ

 嫌かい?

 そう…

 なら 僕は旅に出るよ

 会いたくなったらメールして

 すぐに帰ってくるから

 おみやげたくさんもって

 すぐ帰っ ....
 
 僕達に与えられた時間と場所は有限で
 その砂場の中で
 色んなドラマが生まれてくる

 これまでに出合ってきた人
 その行き先は知らないけれど
 いずれは再び会う気がしてる

 ....
 身支度を整え
 今日も出発だ
 新しい靴をはいて
 ご機嫌だ

 仕組まれた偶然
 試される時
 これまでの生き方を問われる

 振り向くことしない
 人の話は最後まで聞く
  ....
 春の光よ
 降りそそげ
 我に 
 君に

 太陽の季節の予感に
 この胸の情熱よ
 目覚めよ

 新緑の風に吹かれる
 緑の香り
 その頬を
 撫でていく

 嗚呼 ....
 ありきたりの生活に
 雲行きの悪い空

 何度も何度も
 生きることに真剣に取り組んできた
 
 一人でいきること
 その無情

 無理をして
 生きてるけど
 どこまでつづく ....
 ごまかしの日常に
 気まぐれに訪れる天使
 嘘をついてしまった時には
 天使もふくれっ面

 今も僕の斜め後ろ上空で
 僕のことを眺めてる

 見つめている視線の先には
 限り ....
山崎 風雅(526)
タイトル カテゴリ Point 日付
三日月の涙自由詩7*06/5/7 21:04
その男は自由詩3*06/5/7 18:09
調子のいいおっさん自由詩1*06/5/7 9:45
行かなきゃならぬ自由詩1*06/5/6 20:35
深夜の公園自由詩2*06/5/6 2:54
寂しさはとまらない自由詩7*06/5/5 19:17
暇なんだろう?自由詩4*06/5/5 14:17
風に舞う約束自由詩2*06/5/4 14:57
光がこぼれてる自由詩3*06/5/4 11:44
バカにするカエル自由詩3*06/5/3 15:52
真実を見据えて自由詩2+*06/5/3 13:49
名も知らぬ草花自由詩2*06/5/2 21:04
きまぐれ天使自由詩8+*06/5/2 15:04
猫は何故鳴くのか自由詩4*06/5/1 18:58
完璧です自由詩2*06/5/1 14:53
永遠自由詩5*06/5/1 0:57
まだ寝るのか自由詩5*06/4/30 11:55
百年自由詩2*06/4/30 2:24
ホー ホー ホー自由詩3*06/4/29 23:18
マジっすか?自由詩1*06/4/29 11:02
隠居者自由詩4*06/4/28 22:17
にんまり自由詩2*06/4/28 0:30
つぶやき自由詩2*06/4/27 20:46
飴をくれる神様自由詩2*06/4/27 17:40
僕の愛の形自由詩4*06/4/27 0:05
一人と運命自由詩4*06/4/26 15:11
新たな旅立ち自由詩2*06/4/26 13:53
春の光自由詩7*06/4/25 16:17
希望の詩をつづりたい自由詩3*06/4/25 2:42
幸せに気付く自由詩1*06/4/24 13:43

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