冴えわたるのが空なら
 曇り濁るのは僕の心

 色めく街路樹をくぐり囁き合いながら
 温まるのが恋人同士なら
 寂れた時代遅れの廃屋に
 うち捨てられた萎れた花は僕の心

 幸せを競 ....
 こびりついた塊
 夜更けに通りすぎる重いイメージ
 まな板の鯉
 振り降りてくる

 刹那
 
 すべてがフリーズする


 冴え渡る秋の空のそれ

 明日への扉は望まな ....
 目の前に舞い落ちてくる花びらにさえ
 おびえていた
 自分に与えられる喜びに
 見当違いの手紙が来たときのような
 戸惑いを抱えつづけていたのは
 おそらく
 光に目をつむることで
  ....
 歩き出すことにためらうのは
 まだ君が若いから

 過ちを冒すことを
 恐れない人などいないけれど
 すべてを枠にいれて辿る道に何があるだろう

 君を導くほど
 僕は偉くはない ....
 走り去る季節の鼓動を
 少しためらいがちに聞いている
   
 

 窓の外に浮かび上がった満月
 なんだか憂いを帯びたような朧月

 

 いつもこの季節
 なぜか やりのこ ....
 朝陽が
 ただまぶしいから
 目を伏せて
 あなたをみれなかった

 思い通りにいかない日々のわき道に
 ほころんだ
 言い訳の言葉と
 満たされない思いを
 かき消すために
  ....
 胸に映る青空の輝きは
 いつか
 あなたがくれた
 暖かなやさしい気持ち

 呼吸が止まるほどの
 まっすぐなあなたの笑顔に
 出会ったときから
 僕の時間は始まった
 
 空回 ....
 熱い想いは
 季節とともに
 落ちついて

 今
 語らうは
 
 恋・・・

  
 恥ずかしい季節

 
 彼岸花たちは
 散らばって寄り添い
 その紅き華
 気 ....
 愛されたい
 
 愛されたいと
 
 愛されたいと叫び続けた

 寝ても覚めても

 愛されたい

 愛されたことがなかった

 
 どんな季節の中でも

 どんな街に ....
 ついに政府が動いた!

 山崎風雅を国を挙げて救済する!

 山崎風雅救済の運動が高まる中、政府与党が時期選挙の危機感を憂慮しての決断だった。
 野党第一党の民主党は猛反発。しかし、一部の ....
 心を撫でる光景

 美しいものばかりじゃない

 思いのほか 裁判官が多いので

 不器用なコメントには要注意

 
 怪我してみて 初めて分かる痛み

 経験してみて 初 ....
 悩むことは苦しい
 出来たらいつも美味しいもの食べて
 美しい衣装纏って仲間と愉快に
 愛情に囲まれている方がいいに決まってる

 あえて悩むことなんかない
 悩む力を持っている人は ....
 言葉が時代の上空を走っていく
 夜も昼も黒も白も
 ハイソもセイホも
 自民も民主も越えて

 想いがやせ衰えて行く
 かぼそい真実が怯えている
 見過ごすのか生贄か
 選択を洗濯に ....
 ニンニンが餌をねだる
 初夏には寒い夕暮れ
 上の部屋からカップルが団欒を囲みながらこぼれる笑い声
 散かった部屋
 灯りが白々しい
 ニンニンが餌をねだる
 初夏には寒い夕暮れ
 ....
 午前3時のオルゴール
 
 ぜんまい仕掛け

 午前3時のオルゴール

 涙で濡れた

 

 午前3時のオルゴール

 ぜんまい仕掛け

 午前3時のオルゴール

 ....
 もう子供には戻れないのだから
 一人目覚める部屋には今日の予感は転がってない
 でもだいじょうぶ
 もう子供には戻れないのだから
 いつもの気だるさといつもの痛み
 もう理由を探すことをや ....
 右肩を叩く理想は音符
 左肩に寄りかかってくる現実は数字
 ベッドの下には欲望の雑誌
 頭に被るは理性の帽子
 風が靡くだけで揺れる心よ咲け咲け
 
 大志を抱えて出たはずの旅路
 強 ....
 baseballは楽しくやらなきゃ
 お レフトスタンドに素敵なlady
 僕のloveをプレゼントしよう
 カモン ピッチャー
 気楽に行こうぜ
 take it easy
 お  ....
 赤紫の記憶は消せないみたい
 でも時は流れていて
 曇り空が晴れて今日神聖な今日晴れていて
 
 囲いから出たなら
 監視が怒るのは無理もない
 望みを絶つ言葉を塗りかえる言葉
  ....
 人は寄り添い歩くもの
 でも頼りになる人がいつもいるとは限らない
 知らない街を一人歩いた青春時代
 守られ守り強くなり弱くなり
 繋がっていると信じることこそ本当の強さ
 
 目に ....
 思い違いで吐いたせりふに
 独りの夜が寝られない
 震える心は何故なのか
 
 人が恐い 人の悪意が恐ろしい

 人を信じることを諦めた時
 生きてることは痛々しい
 人の心は季節の ....
 優雅な衣装を纏ったうそが世界中を行進してる
 人々は笑ってりゃいいとうそが振舞う酒を呑んで酔うしかない

 教会ではカップルが神父のもと今日も華やかにうそを誓う
 街角では選挙カーに乗っ ....
 やすりで刻まれる心をあの手この手であやす日々
 救いを求めてちっぽけな独り旅
 白い視線はいつものこと
 無邪気な少女達と柔らかな風
 目の前にひとひらの桜の花びらが舞い落ちる
 
 ....
 彼女の左腕には無数の傷跡がある
 彼女はノースリーブを着れない夏が嫌いだ

 些細なことだった
 18の時に親友と祇園祭りに出かけた
 祭りの熱気が冷めない河原町を深夜ふざけて歩いていた
 ....
 振り返ってみれば
 なんてことないことばかりに
 すべて姿を変えていく

 自分に嘆き 自分を責めて
 他人に嘆き 他人を責めて
 
 ため息まじりでも
 騙し騙しここまでやって ....
 胸の真ん中がキュルキュルしてる
 なんなんだ その白さは
 心をえぐるようなことは
 後生だから やめてくれ

 悟られまいと懸命な俺を
 クスリと笑う妙齢の娘
 きっと矢印のしっ ....
 精神を病んで手がつけられなくなった男達が
 運ばれる精神科閉鎖第一病棟

 初めに医師の診察が体を鍛えた看護師2人の監視のもと施される
 それから逆らう意思を麻痺させる注射を打たれ
 無力 ....
 胸に染み込む言葉は
 とても暖かで
 いつも頭でかっちの僕の脳を
 愛撫するようです

 特に好きな詩人がいるわけでもなく
 こうして詩を書くような柄でもないのですが
 ただ
  ....
 人はみな苦しみの旅路を楽に行きたがる

 美しさの罠
 心地よい誘惑

 誰も彼もが主人公の物語などありはしなないのに
 皆そればかりを求めて
 
 行き場を失う視線は
 自分をプ ....
 零れ落ちた想いが過ちのシミを残す
 責める人ばかりで
 生きていく資格が奪われていくようだ
  
 人はそんなに強くない
 独りで生きていくにはこの社会は冷た過ぎて
 いつか心は凍死 ....
山崎 風雅(526)
タイトル カテゴリ Point 日付
セツナイ自由詩108/11/10 2:48
切断自由詩208/10/15 3:52
コトバをみがく自由詩108/10/14 12:31
金森くんへ自由詩108/10/12 23:46
あなたの声が聞きたい自由詩208/10/12 23:06
今はひとりでいい自由詩808/10/10 20:51
あなたがいる自由詩108/10/10 3:16
紅色のきみ自由詩108/10/3 23:44
一緒に自由詩208/7/12 4:57
ハリウッド散文(批評 ...0*08/6/12 0:14
僕には分からない自由詩408/6/11 4:16
ほっとする時自由詩2+*08/5/19 20:20
ビオレータ自由詩108/5/18 1:48
自由詩4*08/5/14 20:14
午前3時のオルゴール自由詩4*08/5/13 3:37
戻れない自由詩408/5/11 11:34
タンポポ自由詩308/5/10 15:55
ラミレス自由詩2+08/5/8 11:15
今日晴れていて自由詩708/5/1 6:40
地中の根自由詩108/4/24 7:51
あなたの中に咲く光自由詩308/4/15 0:43
パレード自由詩208/4/13 15:14
桜散りゆく自由詩408/4/12 12:04
ノースリーブ自由詩408/4/12 0:38
優しさの点数自由詩208/4/10 9:53
矢印の尻尾自由詩008/4/9 18:19
精神科第一病棟自由詩2*08/4/8 23:07
バレリーナ自由詩108/4/7 23:46
絶望の歌自由詩408/4/7 17:00
自由詩308/4/3 19:48

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 
0.08sec.