いのちを懸けて
あなたを愛した(する)     

あなたを護る風になり
あなたを暖める陽になり
あなたの憩う陰になり
あなたを想う空になり


私は融ける
股開いた、股開いた
真っ赤な薔薇が
固く閉じた君の中の花を、食べた

丸の中 四角の中
おっ広げたら
蕾だった君の中の、花が割けた

やがて咲いた 君の中
真っ赤な薔薇は
僕に溶け ....
指の痛みで目がさめた
握り込んだ爪が刺さって痕が深い
まだ夢を憶えてる
フリーマーケットでマスキングテープを買った
店主が困っていたので裁縫道具をあげた
家に帰るとパーティがもう始まって ....
もしも願いがひとつ叶うなら
僕は幻の里へ君を連れてゆきたい
雨で濡れた大地を踏みしめ
柔らかく笑う空を見上げれば
七色に光る橋が僕らを優しく迎えてくれる

どんな苦悩も目的も到達してしまえ ....
小さな惑星(ほし)に棲む僕らは
何かを信じるたびに傷付いてばかり
憎しみから解き放てない

ほら、涙を拭いて
前を向いて
眼下に広がるイバラの路を歩いてゆこう

どんなことでも怯まず進 ....
僕のアタマのなかは黒い嵐が渦巻いて
僕を困惑と狂気のさなかへと陥れてゆく

あぁ、信頼という壁は
砂糖で作られた家のように崩れ去り
まるで、唖のように押し黙っているよ

なにもかもが混沌 ....
毎日アンパンを食べている
このアンパンはすべての栄養がバランスよく入ってると宣伝されていて
飢えないためだけに食べる

完璧な栄養のアンパン
それを手にしたブラウン管のなかの刑事、張り込みを ....
私以外の人間がグレーの幾何学柄になって
頭を垂れたまま小さいネオンを見ている
国道沿いを走っている事はわかってないだろう

少し開けた窓から
春ぼこり
乾いた目が更に
泣かせてくれな ....
『宇宙は木造細工でできている』


って
詩を読んだとき
僕は
じぶんが詩人である意味を失ったことに気づいた
喉笛吹いて思考のなるなる
これこそ宇宙、わたしに宿る
こんな意識の内奥から
ヴァーク 原音響き続け

「私である」と、僕に告白。◯
『詩人の素顔』という本を買った。
シルヴィア・プラスのことは
ガスオーヴンに、頭を突っ込んで死んだ詩人
ってことくらいしか、知らなかったけど
読んでみたいと思った。
死に方にも、いろいろある ....
花粉が賑やかに飛ぶころ
木蓮の花の蝋燭が灯る
さようならも言えないまま
誕生日みたいに巡りつづける年
降り積もってみれば
だんだん記憶も曖昧になって
凝縮された切なさが
心に小波を起こし ....
                     ひとつだけ席を離れて座る
みんな携帯を見つめているから
                           混み合う電車の中には広告のチラシが  ....
ビリーバンバン

方とかを
知っても

むさか
いわはきごうなんだわ

でもでも

さるのは春も
夏も

秋も 秋も 秋も

そうなるんでしょ?
ですから

そう ....
日曜はお祝い
友達が旅に出るから

月曜は大雨
海の方から潮風が吹く

嬉しそうに
それが詩だと叫ぶ予言者

道具として
使えないのならば

火曜は飲み会
安酒で悪酔いする
 ....
まるくなる
何もない診断書
横風が吹いて
わたしは縦を思った

たくさん浴びて
湖のほと、り
泳ぎそびれた
手漕ぎボートの
車掌の後姿が
群衆に
触れた

汗、それを ....
カフェに入ると
いつも 街で
僕は探すのだ
僕の僕であることを
だけど そこを出ると
外はもう夕暮れ
飲んだ珈琲の味も忘れて
歩いた 僕は
そこに いた


部屋を出たとき
僕 ....
人間が平等だなんて未だに信じているの?
君の中ではサンタも神様もいるんだろうね
大人になったらサンタなんていないし
神様もいない事を知るのに…
今までに何か平等だった事があったかい?
見たこ ....
ひと、ひびく
響きの人
ひと、ひびき
響きの人となる

何も足すことも引くこともなく
巨きな満月のひかりしずかさ
自らの内に抱き白銀に染め抜かれ

ひびきひとひとひとりなる
人人人 ....
陽光の下で
青と黄を混ぜると
草原の芽吹きが広がった

もっと青と黄を溶かそう

芽覚めてゆけるように

きみと
この景色を見るために
すれ違う影がまた新たな哀しみを映し出す

このまま君と再び出逢うことなく一生を送るのだろうか
顔を見合わせ君の本当の気持ちが知りたい

いっそのこと、僕のココロのうちを明かそうか

ねぇ ....
君の肌の感触を想い描きながら丸いカーブを這う指先
まだ出逢ったコトのない感触が私を夢の世界へと誘(いざな)う
それは白い、白い夢
誰にも邪魔されない私だけの幻

ひとりぼっちの遊戯(アソビ) ....
ヒトは見た目ですべて決まるんだって
もしもそれがホントなら人間ってよっぽどカシコイんだね

見た目だけですべて判断されるならきっと清いココロなんていらなくなる
仮面の下にキタナイ下心隠していて ....
また東北新幹線の連結器が外れた
二度目とのことで対策を打つまでは
連結しないで走ったことで
連結走行のメリットを知った

連結することで
限られたリソースを
効率的に使っているのは
結 ....
○「終活」
一日一日を
丁寧に生きていこう
後戻りできない人生だから

○「待っている人」
ワイフが入院して気づいたことがある
誰もいない真っ暗闇の家だと
帰る気持ちがいつものようにわ ....
狂える世界の中で
正常なのは己一人だったら

己一人が狂っている
ということになりはすまいか

ガリレオさん
あなたのような身の上になるとは

せめても身の回りだけは
青く清浄なる ....
おれたち闇を見てる
おれたち夜を見てる
おれたち風を見てる
おれたち今を見てる
おれたち虹を見てる
おれたち春を見てる
おれたち海を見てる
おれたち光を見てる
 ....
おっぺけぺ
と、
魂を透き抜け
脳髄に足音
響かす宇宙の
自らに宿り 、

月明かりに照らされ
浮き立つ
自らの肉身の滅び 、

賭博投機の
対象となり果てた
母なる大地に
 ....
あなたに会ってすぐに
夢を見ていることに気づいた
夢の中でくらい元気でいてほしかったのに
弱々しいかつての微笑み
もう二度と会えない眼差し
懐かしくて抱き寄せてもすり抜ける
夢が覚めないよ ....
よもぎが新芽をだしました
そろそろ餅をつくころです。
茹でて混ぜてペッタンペッタン
餅がだんだん色づきます。
一口切りにとりわけて
きな粉をふって
はい、お地蔵さん

その、あしもとに ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
最愛リつ2*25/3/25 7:52
真っ赤なバラード/ナイス真木鏡文志4*25/3/25 3:59
E Altadena Drmizuno...625/3/25 2:27
微かな願い栗栖真理亜225/3/25 1:22
僕らの惑星(ほし)1*25/3/25 1:15
黒の嵐125/3/25 1:04
アンパン凍湖(とおこ...425/3/24 22:48
かすかな(3月)唐草フウ6*25/3/24 21:53
喪失秋葉竹325/3/24 21:50
五行歌、鳴る成る春の喉笛(改訂)ひだかたけし325/3/24 20:37
WHOLE LOTTA LOVE。田中宏輔16*25/3/24 19:15
木蓮の蝋燭7*25/3/24 18:23
ほ わいと洗貝新10*25/3/24 14:15
そこも数番目でした、感想はて陽向(2躯-...4*25/3/24 10:23
日曜の作り方201225/3/24 6:01
蒲鉾たもつ4*25/3/24 5:07
日曜日は終わった番田 325/3/24 0:53
純粋リィ2*25/3/23 20:43
パッセンジャーズのうた(LoveMeTillDawn)ひだかたけし525/3/23 20:39
芽覚めの草原5*25/3/23 19:28
恋のジレンマ栗栖真理亜225/3/23 14:45
快楽の宴125/3/23 14:39
愚者の呟き025/3/23 14:35
外れた連結器イオン3*25/3/23 11:34
独り言3.23zenyam...2*25/3/23 8:07
お呼びでないりゅうさん4*25/3/23 7:53
ジュピターには何時に着くの?TAT925/3/22 21:53
春が来た日、えっ?。◯。ひだかたけし425/3/22 20:29
瞼の裏のあなた6*25/3/22 18:38
はるwc8*25/3/22 17:16

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