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本当に女子マネがドラッカーを読むんだw
解説の中で「女子マネだったら…」みたいな具体例が出るのかと思ってましたよ by 田代深子 【期間限定〜9月15日】25歳以上の人の『夏休み読書感想文』(原稿用紙3枚) (創作系) | スレッドオペレーター:田代深子 |
・本日より9月15日まで限定(9月16日には過去ログに入れます)。
・25歳以上の方の投稿を募ります(上限はありません、年少者の年齢詐称についても特に追求はしません)。
・文字数は原稿用紙3枚(1200字)程度でお願いします。
・「課題図書」は自分で選択してください。
・べつに夏休みをとれない方でもかまいません。読み書きする時間と欲求がありさえすれば。
【公的注意事項】
・コメント冒頭に「課題図書」の著者名・作品名(必要な場合は出版社名・出版年)を明記する。
・「課題図書」の文中から引用する際には、引用であると明確に判じられるような記載方法を行う。
・他の文献からの引用も同様に記載し、引用元を明記する。
スレオペは夏目漱石『こゝろ』を再読し終えたところで、これをやろうと意気込み中です。
1200字ってきついよ!
きつきつだよ
むりやり収めた…
またなんか書こー
夏目漱石『こゝろ』読書感想文
都内某高校の国語教員である友人Nは常々、『こゝろ』を高校の現代文教科書に掲載することに疑問を感じている。友人Nによると、教科書の抜粋を読んで「Kは先生よりも美形で頭脳も人間性も優れており、お嬢さんが本当に好きなのはKだ」と見なす生徒が相当多いらしい。Kは完璧で悲劇的な被害者、先生はKに嫉妬する卑劣な加害者と色分けされ、構造の単純化が行われる。友人Nはまじめな教員なので、見所のある生徒に対しては小説全体の読み直しを命じ、聞きなおす。「Kは、なんで死んだと思う?」なんと恐ろしい。彼女が教え子に読みとらせようとするのは、人間は、ほかの誰のせいでなく、それぞれの心ひとつで、孤独と死に至るということだ。
『こゝろ』は3部構成で、1・2部は、先生が後年に出会う若い書生が、先生との関わりを一人称で回想する形式になっている。読者はあらかじめ、先生がKの死後に罪悪感を抱き続け、出世を求めずひっそり暮らしていること、人間に根元的不信感を抱きながらも、友愛を捨てることのできない《いたましい》人物であることを知っている。だから3部の、先生自身による自己卑下に偏った書き方を読んでも鵜呑みにはしない。だが教科書にある3部の抜粋を読んだだけでは、上記のような感想も可能になってしまうのかもしれない。
しかし3部だけに注目したとき、先生とKの人物像と関係性はどこまで洞察しうるのか。
先生がつくりあげた手紙の中の世界では、誰にも増してKの存在が大きい。Kの死後10数年、Kを中心に、先生の心の世界は回っている。だがKの生前も、その存在は先生にとって、自分自身に匹敵するほど大きかったはずである。互いにないものを持つ両者。「選ばれる」のは、自分でなければKであり、Kでなければ自分だとしか考えられない。すでにKを内在化してしまっているようなものだ。
Kはどうか。思い込み気質のKの恋は激しいかもしれないが、それ以上に、自分に対する先生の評価、というより感情を、Kは最重要視しているようだ。先生に軽蔑されたくない、不愉快な顔をされたくない。様子が気になって部屋をのぞき込むなど、母親に怒られた子どもと同じではないか。Kが自殺をしたのは、先生に出し抜かれお嬢さんを奪われたからではない。愚かしくも自分が、友人の心も知らずに彼を苦しめ、結果、断絶されてしまったと感じたからだ。《もっと早く死ぬべきだのになぜ今まで生きていたのだろう》。それは若い信念と友情があったからだ。しかし恋によって信念は消え、その恋も破れ、家族もなく、ただひとりの友も失って、もうよるべない。《たった一人で寂しくって》死ぬよりしかたなかった。
そして先生も10数年経ってKのあとを追う。Kを追うのだ、先生は。寂しくて。
3部だけ深読みすれば、そんな二人の寂しさばかりが見えてくる。高校生の抱える寂しさに、響くか、どうか。
#《 》は、夏目漱石『こゝろ』角川文庫(平成18年改版7版)より。
そらーもー本ならなんでも
おもしろおかしく読書感想文してください
あわよくば先生にやな顔される内容で(笑)
課題図書が三流ポルノグラフィーでもいい感想文は書けるもんだと思いますが。
「課題図書」というからには、やっぱりおカタい系の・・・
夏休みの作文に耐える文学作品に限られるんでしょうか・・・
うー。了解です。
んー やっぱ「本」でお願いしたいところですが
原作小説と引っかけてとかならありかもしれないですねぇ
まぁゲームはしばりがあってこそなので
ここは「読書」感想文でお願いします
あー、あと、テレビ番組とか、OVAとか。
しつもーん。
読書、とあるからやっぱり、「本」じゃないとダメですか?
映画とかはダメでしょーか?
感想文の宿題を懐かしく楽しめるのは、まぁそのへんから上かしら、と思ったので。
それに宿題の感想文て、ほとんど人には読ませないじゃないですか。
大人の感想文を読ましたれ、と。
ネット書店のブックレヴューとは違う風味の「感想文」が読めたらうれしいですね。
いま夏休みで、学生さんの閲覧者も多くなってるかもしれないし、彼らに
「こんな感想文は書いたら先生ウケ悪いよ」という見本になるのも期待。
スレオペさま、深子さん、ひとつだけ質問させていただいても宜しいでしょうか?
何ゆえR25指定?
#夏目漱石の「こゝろ」、懐かしいです。教科書にあったので高校の頃は何かと互いに「よござんす、さしあげましょ」とか「馬鹿だ、僕は馬鹿だ」とか言い合ったものでした。
[3]小池房枝[2010 08/16 11:27]
深子さん、スレオペさま、了解しました。説明してくださって有り難う。
#オトナの感想文、なるほどR指定かと、つい・・・。ごめんなさい。冗談ですっ。
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