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の予感 sage by 山内緋呂子 完成しない巻頭詩(20031121午後8時) オー イエスっす 今、強く思っている…… 抱きたいのにそばにいない ワイキキ つけた歯型の裂け目から 叫び声が絶え間なく聞こえる あら、 そう、 このままワイキキを抱けずに ねむってしまうのだろうか ウォー あら、 添い? かもねかもね ぼくは生粋のヤマトンチュなのに 曾祖母の名前はなぜかモカといって 好きなのはネモ船長だ かもねかもね なかなかしよをひとりかもねむ オー イエス…… かもんかもん ハポン #sage by 渡邉建志 参照先不明 参照先不明 (2004/12/03 2:04) 難しく考えんなよって、マイラブドクトル キンキラ模様の金魚姫 てとしゃんしゃん、と、ヒトトヨウ もどきさ サーティエンジン重圧で飛べ 釘のバットで従者を殴る トラベルセカンド2時間半 バーミヤンまで5時間半 俺の兄貴はコアな臆病 サマーソニック・ヨーガレポート 逝っちまえマイケル! そらのしたじき どけどけ邪魔だどいつもこいつも俺さえも 本末転倒、 天獄までなら0,2秒で事足りる ナチュラルビューティーベーシック 「修羅道は郵便局を曲がって直ぐね」 魚の過去が充満する水槽で ああ、鯖、泣いてるから。 思わず浮ついた感嘆詞で息を継ぐのさ #sage by (1+1)/4 (2004/12/7/16:37) ペールエールとアゲハ蝶 透明な羽根で鳴き交わす 蛙の 悲しみらしき 雨のあがらぬ泥の池 油膜で転んだ 明日なき日溜まり 踊る曼荼羅慰めの井戸 鬼の居ぬ間の行水と ベロを出してベロを出して さあさ事件の始まりだよ 歴史の好きな蛙が死んだよ 愛に刺され油で煮られ 南の島の白い骨 希望の色した靴下履いて 二十一世紀の空を舞う 音速ジェットの蛙になるよ #sage by 藤崎 褥 2004/12/12 16:16 さらさら零れ落ちる 他人の時間を さかさまにして 還らせてあげる くだらない昔に バイバイ 嘲笑する カーニバル用の仮面を 僕は 目を閉じて 叩き割ってやった それからゆっくり ガーゼで泣いた それから唸る木々と 青い朝が60個 sage by 山内緋呂子 #いい感じでさがってきたのである。なんとなく「好きなフレーズ」出張編としてここいらで本スレの「好きなフレーズ」を書かんとぞ思う。この場合「思う」は連体形である。連体形というのはなんとなく萌えである。皆様も好きなフレーズを教えてくださると幸いである。スレオペとしては活性剤を投下していくの姿勢である。不評ならやめることも辞さない、強気の姿勢を持っている。勝手に萌えやがれ!がスローガンで、つまり癌を投げるのである。 >>1 ちょっとこの詩は強敵だな >ぉおお パッキマラッタ パパパ のっけから小文字である。パッキマラッタって言いにくー!それにぱぱぱて!と突っ込みましょう。 >江戸川備前に電報を打とうか? >2つに割れた銅貨のときめきのように 「2つに割れた銅貨のときめき」、これは萌え詩句ですね。21世紀型詩の重要な要素である。 >ブルウタス はたき カタカナ カタカナて(汗)!それに、はたき、カタカナちゃうし!と突っ込みましょう。はたき、これは所謂大正萌えです。いわゆらない。これも21世紀型詩の重要な要素である。 >百合のようにあなたは言うのです >わたしはなす術もなく >ビクター と ロルフ > すでに「ブルウタス はたき カタカナ」で悶えている我々に、「百合」というのは止めのような殺し文句であり人によってはいらいらするかもしれませんが、注目はそのあとの「なす術もなく/ビクター と ロルフ」である。固有名詞て!それはどんな術!と突っ込みましょう。 >From A の境界線 世の中のニートたちを心臓麻痺にしようとするかのごときフレーズである。 >アゼルバイジャン 春巻き 心底 >凱旋する男たちを横目で視ながら おお、今TVニュースでアゼルバイジャンと言った。なんという{ルビ偶然=コインシデンス}であろうか。驚いている私を横目に男は凱旋するのである。「アゼルバイジャン 春巻き 心底」という一行は「ブルウタス はたき カタカナ」に対応しているとおもわれるが、前者のインパクトに負けず劣らずである点が立派である。春巻きというのは萌えである。春を巻くのである。巻く自体が萌えであるが蒔く、幕、膜などへも無意識的に繋がっていくのである。 >>2 >エリュアールに手紙を書こうか? 聞かれても困るのである。ポ−ルエリュアールというのはなんとなく少女漫画に出てくるフランス人の名前ぽいのであり萌えである。 >>4 >巻き寿司を頭に乗せて また巻くのである。頭に乗せる、という行動は萌えである。関連に、背中に乗せるhttp://po-m.com/forum/i_thres.php?did=15339&did2=121という行動もある。どうも、普段乗せない体の部位に、普段乗せないものを乗せる、というのは萌えであろう。(枕元さん勝手に借りました。不味かったら消します) >>5 すばらしいと思うのにノーポイントである。過去は2つぐらい付いていたのだが… >オー イエスっす のっけから付いていけない乗りがすばらしい。 加えて低姿勢である。 >今、強く思っている…… >抱きたいのにそばにいない >ワイキキ これほど強い三点リーダーを私は知らない。主人公は本当に抱きたいのであるがそれにしてもワイキキて!と突っ込みましょう。固有名詞萌えである。ワイという響きが気高い。キキというのは――なお気高い。 >かもねかもね >ぼくは生粋のヤマトンチュなのに >曾祖母の名前はなぜかモカといって >好きなのはネモ船長だ かもねかもねと畳み掛けておいて、次々と固有名詞を重ねていく。「なぜか」がせこい。好きなのは、とか聞いてない。ネモ船長て。すばらしい。飼い猫の名前にしたくなる。 >>13 >河川敷。 >合法、違法はともかく >雲が浮かんでいる。 これこそが巻頭詩の味わい。もともとはおそらく >河川敷。 >合法、違法はともかく >花火をする若者たち(あるいはバーベキューをする) などであったのだろう。で、それではつまらないということで、 非合法の雲を浮かべてみた。その無茶な繋がりこそが完成しない巻頭詩の喜びであるといえよう。 >>15 >痛 >口ック >君 >Make >ペンデュラム これだけ短く凝縮された時期もあったのである。しかし「痛」が最初というこの構成はすばらしい。「いた/ろっく/きみ/めいく/ぺんでゅらむ」という、発音の並びもすばらしい。2、2.5、2、3、5と盛り上がっていく音数である。漢字、カタカナ、漢字、英語、カタカナである。「痛」々しいぐらい「ロック」な「君」が「ペンデュラム」(振り子)を「つくる」のである。つくる、というのは、何をつくるにせよ、萌えではなかったか?(なかったか?って文体ムカつくよね知らないよそんなこと) >>18 >ああ、鯖、泣いてるから。 「鯖」は注目の萌え単。水中にいるべきものが陸上や空中の世界に出てくるという要素。そもそも魚は感情とは遠い存在に思われるのに、泣くのである。やっぱり名詞は萌えですね。名詞は突然性というか突発性がある。形容詞とか動詞は係って行くから、イメージの突発性とか独立性に欠けるけど、そのへん名詞とか特に固有名詞は萌え要素が強いですね。なぜなら筆者は「萌えとはある程度突発性とか意外性と関連があるのではないか」と考えるからである。それにしても鯖だけで詩が一個書けそうですね。泣く鯖、笑う鯖、怒る鯖。船乗りさんの「いるか」も、水中にいるべきものが陸上に現れる話でしたが、いるかは感情に近い存在(哺乳類であるし)なので、萌えというよりはしんみりした詩になっていると思われます。 >>19 >歴史の好きな蛙が死んだよ これも鯖と同じ萌えパターン(擬人化)である。加えて「歴史」というのは「科目萌え」である。「図画工作」とかそういうやつである。すばらしい。萌えの合わせ技であり、高度であると言えよう。関係ないけど工作員という言葉を聞くと図画工作を思うのは筆者だけであろうか。 >>20 >それから唸る木々と >青い朝が60個 これは数詞萌えと言えよう。具体的に数を示されると眼前に景色が広がるというものであるし、数詞こそがよくわからない意味をかかえはじめたりする。関連に「3匹の子ぶた」、「白雪姫と7人の小人」、「11人いる!」などがある。 by 渡邉建志 参照先不明 (2005 5/17 1:32) 水芭蕉の中の 芭蕉じいさんが落としてった 時計の針 博多どんたく 新緑の威力、驚きの緑々さ と これまた驚きの 天然白色 、 共に 真昼の太陽が 青っぽく さんさん あいを廻り ぞらを詠う よびかたを考えたりしないような時計、その進み方 針の位置、くるくるめぐる 、動きの連続につられて季節は 在 何時 いつ、といってもそれは瞬間のことだ 蓮の池辺に映る月 水芭蕉の傍はた には さあさや と泳ぐ時間 蓮の池辺に映る月 水面が さや ざわ 揺れる 月も太陽も あまり語られることはなかったが 26行目あたりに突然表われ それらしい顔をしていた 呪いをかける兎 太陽 彩々 さいさい 歳々 青く移りゆく ゆくり ゆりうごけ ゆらん うたに写る 逆さの月は湛える水に( ざわ ゆら) 明止 そして完成しなくなった #sage by 藤崎 褥 (2005 5/22 1:13) 逆さまつげ 都会の月 落としてった 時計台の 針 鎖 針金 鉄筋コンクリート 金属音も羨ましくない 天然白色 共に 発育し 真昼の太陽は さん さん さん 驚き悲しみ喜び流れ流れ行き着く先は 針の位置も、くるくるめぐる 、動きの連続 何時? いつ? といってもそれは 瞬間のこと 白夜の辰 水面が さや さや ざわん 揺れる 月も太陽も それらしい顔 している 呪いをかける兎 くけけけけ くけけけけ 其処にも哂う太陽 彩々 さいさい 歳々 青く移りゆく ゆくり ゆりうごけ ゆらん 写る 逆さの月は湛える水に明止 ざわ ゆら ゆらん by 藤崎 褥 #↓全く同じ状態のを保存しようとしてました これかわいい〜sage by とうどうせいら
新緑のさざめきを頬に 立ち止まる時の隙間 宇宙にひとり惑うとき 傷みは 静かな海の浮標 星々の旅のはてに 私に似た君と 出遭うだろうか 少年の瞳と遊び心を持った君 扉の向こうにはあたらしい時間 八重桜咲く駅から 新星号に乗れば 闇にかすれた夢がある 夏の色が少し混じった春の風と 空をゆく白い雲の翼 sage 波は白く 流れ着く言の葉 白き雲がフワリ 砂文字の細かな泡と散るころ うららかな朝こそ間近に 静寂な瞳は碧を湛え 闇夜は僕を見ていた あいまいなかなしみ 石英を陽に透かす 鳴き砂の そのぬくもり たおやかな 潮騒の記憶 #sage... 寂しさはするめに似ていて それは案外に味わい深いものだった そうして悪友の言うように 酒のつまみにはもってこいのものだった 永遠の中にいることだって出来る 覗き込む水晶玉を覗く水晶体 ナイトガウンのメンソールが雨夜に光る 入浴剤がぷかぷか浮いて 屁をこいた 一辺は過去 それならばもう一辺は未来だろうか 三角定規では計れない夢を見る なんとなく石を蹴る セットしたタイマーを早送りする その前にまぶたの裏に 世界の果てを焼き付けて #sage あら、半月経ったら葬式がするめになっている… あなた食パン わたしバター あなたグレープジュース わたしストロー あなたグリーンサラダ わたしドレッシング あなた目玉焼き わたしクレイジーソルト − あってもなくてもいいもの だけどそばにいたい − よくできましたって 言ってほしい − あなたがくれたキャンディーは とても不思議なあじがした − おもいで − 思い出のギターの話を笑ってしていた 髪の先がきらきらしてたな 僕はといえば相槌をうちながら 砂山のとなりで両手足をひろげていた 右からやってくる波に冷たくされても まったくかまわなかったんだ そして僕は左耳を砂浜に埋める するとどうだろうふわりとあの子が消えてしまった と同時に誰かの声を聞いたんだ 「これで天秤座がうまく釣り合いました − 波間に揺れながら分銅が影絵になっているのがわかりますか むかしギターを捨てたのはあの辺りです だから波音はギターの音色です 日が暮れればきっと雨水はピアノの音階で町を打つでしょう 昼夜打たれて痣だらけの町が大好きだ − 子供たちが新宿駅の地下で迷子にならない ためにはどんな味の煙草を吸えばいいの? 地球に初めて海が出来たのは何月のこと? 七月です 七月の味のする煙草を吸えばいいのです そして七月の味のする煙草を吸っているとき きみの唇はどのくらい乾いているかな」 それで声は消えた 070706 23:08 #thyme, sage, marjoram 20日19時25分 微笑むよ 小さな唇から 詩 それは夢の世界 やりつくされた退屈な 踏み出した一歩はもう 繰り返し微笑むといい もっとやさしさが要る さしのべてくれた 手のような そう 山田くん ねえ 山田くん ・・・ もう一枚 持ってきて #sage 完成しない巻頭詩 ■月面から ■転がり落ちたのは ■淋しいウサギ ■青すぎる湖の底 ■横たわって遠い空を眺める ■お月さまはどこかしら ■揺れる影を通して ■目に映る影を ■重力に浮かべる ■少女は一輪の白い花 ■砕かれた光 ■この水底に ■町は永久に眠っている ■静かに ■静かに微笑む ■昨日の事を振り返り ■今日のことを感じ取り ■明日のことを夢みて ■希望を捨てない ■漆黒の ■夜空に ■空いた ■小さな ■光の穴 ■私 ■金魚姫なの・・・ ■金魚も ■人魚に ■なれますか? ■海へ行こうね #偶にはageようかと。 ■環色 ■毀れる ■日だまり ■熟れる ■篝火 ■蕩け ■飴色 ■腐る ■ぷ ■ろ ■れ ■す ■は ■の ■あ ■泣かす ■爪切る ■それが ■あの日 ■潰れた ■あの坂くだるよ ■日の浅いうちに ■君の肩に透けてく ■ゆるゆる ■たるたる ■くるくる ■りるりる ■ふるふる ■かるかる ■るるるるる ■心だってつかまえた ■顔の上 ■ほらね ■「メッセージは5件です」 ■・・・君が好きだよ ■・・・0番線のホームで待ってます ■・・・あいつ空を飛んだんだぜ ■・・・そろそろ返してください ■・・・そうそう、あのラーメン屋 ■・・・あなたに教えてもらった味です ■・・・二十秒で完食しました ■「メッセージは以上です」 ■あっけないな ■手を振ったりするさ ■薄めて増やしてばら撒いて ■優しさを大安売り ■ビール片手に ■天国のはしっこで ■ホイップ ■クリーム ■たっぷり ■クッキー ■シナモン ■いれなくていいや ■もっと別のこと ■もっと素敵なこと ■君の涙とか ■鼻から ■いれたいよね ■みんな ■みんな ■夢なのかな ■真っ白い ■口の臭い ■起きると ■ははは ■ぜんぶ忘れちゃった ■「発信音のあとにご注文をどうぞ」 ■レッドアイ ■野菜ジュ ■「承りました」 #sage #↓全く同じ状態のを保存しようとしてました これかわいい〜sage ■石鹸で詩をあらったり ■卵をあたためて割ったりしていたら ■しゃぼん玉が窓から飛び込んできて ■雛になり巣立ちしていったので ■なんだか疲れてしまった ■猫の生き方に憧れて ■もっと楽に生きればいいのにと ■砂浜に一人落書きをした ■そんな夏も遠ざかってしまった ■ ■白い布をまとい ■ぼろぼろになるまで歩いた私は ■風に吹かれて ■砂漠の砂に会いに行った ■伝言を手当たりしだいに残して ■それ以外の時間は空を見ながら歩き ■たまに醜い言葉を口にしたりした ■それからどこに行ったかは覚えていない ■ただ ■何かがこぼれ落ちていくのに気付きながら ■止めることができなかった ■ ■休日は いつまでも忙しかった 絵の具がないんだ 失ったんだ 記憶みたいに 消していく 消えていく詩 遠くで春の雨 その遠い音 聴覚が詩を奏で 探してるんだ そんな風に 心と感がさ迷いながら 君色の言葉 未だ空そよぐ 泳ぎながら その空から降る 春雨 聴覚は見ようと ねえきみ 雨がふれば いいのにね うんときれいな 絵にするのにね とうめいも 虹にぬってさ お空は青にしようね おなかが空いたかな 川原へいこうかな きっと涼しいよ 曇り空も すっとこどっこい けっこう悪くない このまま二人でいようかな それとも 十人になろうかな そして 雲にのろうかな どこまでもいなくなるよ そして未来は桜色 #sage ノータッチ #(誰かの作風を思い出すな) ちょっとした幸せ探しに行くから おやつのホットケーキは残しておいて わがままきいてもらえるのなら おみやげはハチミツを プーさんごめんな・・・ 蜜壺はあとで返す #sage 金木犀が揺れる 小さな花が零れる 甘い香りは届かない ただ哀しみの香りだけのする そのひとに 届いてるのだと思うけど 波紋だけが淡く広がって 夜明け ばら色の輪郭が 朝焼けの空に しずかに重なる 喜びの記憶は 腕時計から砂塵となりこぼれおちる 凍えた温もりをほどくように 花はそれでも咲いている #すごく好き〜 #(2006.11.11 00:25) 時の回廊の径 未完の詩に いつしか季節風景 画になった 音に 春には花が 夏には木影 秋黄昏 いつしか雪が降り デジタル時計の表示 携帯に いくら詩うの幾度も 嫌がったて君 辞めても何度も幾度も 詩うから いけないと 想いながらも 笑ったよそれは 泣き笑いするみたいにさ …… 太陽に近寄り過ぎれば溶ける 月には何も無い 美しいこの青い星は残酷なことも多い だけど 太陽の光でこの時は成り立ち 月は詩われ海汐 導き この星にはいろんな形の愛がある … … 青い星にはこんなことも起きる 太陽 月 星が天に廻る星 他の星から見れば 天にある青い星 … 扉が何枚もあった 幾重にかさなって 開ければ時空の草原を 歩き巡りながら また扉はあって ヒライテは閉じ 天の星がその草原に 舞い降るよな夜に 今まで存在した扉は 見えなくなり その人の心の草原は 時の街に向かった そんなページ何回も 開いた旅の時 #with dear.sage 乾いた指先に乾いた風 ミュート音だけが響く遠い場所に 私とあなたは立っている 二人は歩を沿わせる そして徐々に速度を落としていく 雲の速度も 光の透過も 立ち止まって二人を見つめる 世界の回転がゆっくりと ミュートされた音自身と戯れるように見えた 私とあなたは無音を透過して 片側通行の雨がはるかに通り過ぎる きのう宇宙をつかまえたはずで 氷細工のように溶けた 誰も彼岸を知らないけれど 乾いた風の音を見ている今 #ノータッチ おお、うごいておる ばんざーい(適当オペ)sage やっほーい 空が 近い ああ 世界は なんて 美しい 雲のかたちに名前をつけて 青が私を眺めている 私も見上げて声をかける やっほーい 稲穂が泳いでいる 彼岸花も やっほーい #sage 火がついたように 笑い出した 焼け落ちた橋の下 崩れ落ちた建物が燃え尽きるのを待つ 耳をすますと 夜空でニヤつく小嶋 学会に帰依している 爪の破片で縫われた階段の奥に 白いギターを隠して 白くなくなったチュウリップハットを脱ぐ 花より先に 沈めた約束を 忘れるための朗読会 彼岸にて なのなの菜の花 笑うたくさんのあなたがすき たくさんのペア 見てみようよ いろんなツガイがある 新鮮の極致にある魚卵を 探している 地球の核まで掘っても 猫には一文字足りない 根無しの子なの ヤクルトの空容器で数学を 解いている間にも ベルリンを知らない少女のはにかんだ笑顔が眩しすぎて レゲエダンスがおじいさんに できるかなできるかな マルコスさんより 歳食ってる 窓は切り取り線の別名ですらなかった マジシャンの帽子へ隠せ 帽子の中は亜空間 宇宙に向かって開かれて 目指される西にもつながっている そうして 帽子の中で 歌だけがいつまでも廻る だって餅を乗っ取った黴だもの 徴と黴はよく似ている 06/04/23 12:35 sage 突如歌いだした ロンドンブーツの女の子 千年杉の下で 待ち人はいつも ベルボトム 耳をすますと 音符を演じるひとつの題名が 夜空に帰る 時刻だった 干の階段が迫る 針で縫われた階段の奥に 白いギターを隠して チュウリップハットを脱ぐ さてさてほほー ノッポさん ハサミが光ること ゴンタくんのトラウマ おねえさんはいつも横暴 いつだって一方通行 沈めた約束を 明後日の午前にはもう忘れる 忘れるためのパントマイム そのための できるかな 対照的に 笑うたくさんのあなたがすき たくさんの工作員 見てみようよ いろんな約束がある 1つずつ違う 2キロ掘っても 猫には一文字足りない つまり苗? じゃないよ 根無しの子なの ヤクルトの空容器で奇跡を ああゴン太くんがかんしゃくを お姉さんが突っ込みを できるかなできるかな 切って駄目ならノリを使いなさい #sage #(2005.3.16 23:23) そら だまされた だまされたのですか りょうぽん いいえ、まだされたのです ずぼん被ってみますか? 被れるもんなら被ってみろよ ぱんぱかぱーん 破れましたよ ショックだよ ガッツ石松並みさ ランデブー 温泉めぐりで のぼせて どーん コニャックのんだら だらしないよね それ かめはめ波でもだしてやろう どーん おまけでドドンパ どーん すーぱぁさいやじーん レトルトバンクーバって 呼んでもいいかな? いいとも! ではおまちしてまーす 俺はFF発売日であることを知らず並んでいた そしてドラクエだけを買った 家に帰ってテトリスをする 飽きたらWPで三冠馬育成 ヨン様が大漁です あにき (とにかく大勢で微笑み続けている) この国には型枠があるのだよ すっ ぽん がちゃ これで誰でもヨン様になれる なら ポワゾンでいいや 微笑んだところで滑稽だし 今流行のウィニー効くよぉ んじゃ 個人情報大盛り 追加で #sage オリオンビール 片手に おもむろに 西へ3° 湖の魚たち 尻目に 大車輪から 月面宙返り 銀の鎖と 鉄の体 あなたが落としたのは、どちら? 夜闇に紛れる 開演 5分前 舞台袖に隠れて出てこない 男と女 ドームで覆う 部屋を 暖めて 隔たり 無くす ネクタイ 緩めながら ついでにタール 啜りつつ 哲学書 めくりつつ 君の 油断した 口へ 生け捕り うなぎを 注ぎ込む ブザーのような 低い呻き声 ∂ 06/03/13 0:30 sage いや ちがう この世界は 光ばかりで (ほんとうに?) (ええ、望むなら) 伸ばしたその手から つかんだ先から 鈴の音 海辺 歩く (現実に?) (現実でしょう?) 小鳥 波 転がされ 君は僕によりそう 明日は晴れるだろうか あなたはご存知か? まあ、それはいいや それよりも今すぐあなたに キスをしたいのです ずっと長いこと 思ってたんです (思い出して) ほら もうすぐ溶けてしまう 僕はこんな気持ちに手を振り 別れを見届ける (そばにいることを) 最初で最後の望みは 消え去りはしないだろうか 歩いて あなたは歩いて 光あふれ 満ちて 小鳥 涙なんぞぬぐい 水を蹴り 飛びたつ 花束は君を抃たない 抃たないけど両手にいっぱい ありがとうって顔をして #sage 立ちはだかる海 風のしぶき 冬のよく晴れた空 潮騒を胸に吸い込み 言葉を掴め もし心を知りたければ 10cm先の未来へ とびこめ ここはどこかと 問うならば それは僕の部屋であり 君の一年後である 手を結び 玉石の上の 僕たちが走り出す #sage ■ ■のり巻き 食べ過ぎた ■ ■「かなしみゃってなぁに?」かなしみ は頷く ■ ■悲しみはないのよ。 ■ ■悲しみは言葉のかずだけある。 ■ ■でも決していそがないで。 ■ ■引っ込むことはないわね。 ■ ■そう仕方ないのよ。 ■ ■荷物まとめて鍵までかけたら ■ ■二人でお出かけ。 ■ ■洗濯物は乾くかしら。 ■ # 時刻はRTでいっす。 やっかいならば あなたの最後の事件には、どうか探偵を 夕暮れの暗号で呼び出して 公園ではベンチが燃えそうに佇む 剪定済みの大木の前にて、待っている 朝と昼と夜と深夜の顔 秒針がふたりぶんの余命を告げる、時計は 今も昔も型作るたくさんの肺胞の細胞の羨望のまなざし 名刺入れは爆発しがちで 弁護士やら、六法全書やら、遠くの祭りのように あなたは気泡を文書化すると ダイソンメッセージは 時限付き粒子となって世界へ 隣の季節はもう燃やしてください そんな可燃物を赤く引っ掻くクセがある 話をあまり大きくはしないでおく。 おしゃべりな蛍光インコが言うには それは不貞腐れたきみに等しく 再来年の手帳が微笑むには それは該当する穴に落ちる 鏡対称の空面へ、船頭が煽動を先導してゆく あ、から始まる暗号を 限りなく果てしなく偽りなく悪気なく 気まぐれにプログラミングされた羅列として 職人は願っていた。 もうすぐ燃やす、のを好きになって たくさんの疑問符は追加だが わたしはこの下の流れが好きだな ね、探偵さん もうおわる いつおわる まだおわる? いいかげんおわる そろそろ終わりにしたくないかい? 最後の行が書きたいかい? 書いてしまうよ そろそろ次の世界へ 連れてってくれ #sage 2005/08/35 採取 -------- skyとITの間の話をしよう。 君が何かを見上げたとき それは熱転写処理済みのskyだ。 朝と夜の顔は違っているか。 それだけ軽量化された時計が いまを形作るたくさんの砲心、の秒針。 祈ることはIT化だ それは急ぐことだ 夜明けやら、日暮れやら 恋愛とやらも 首長に託すだろう。 むしがたくさんいる。 君は気泡を文書化し 3丁目の気象庁に提出しなさい。 雨ほどのホチキス留めで 隣のITはdepriveしてください。 そうしてITは赤い、 ポスト光線で空をカスタマイズして行く。 カスタマイズの踊子 目の前の鉛筆 やがてしゃべりだす蛍光ピンク やがて歌い出す夜光性の黄色 テクノロジの詰まった頭陀袋は 害虫もハケーンして 鏡対称の空面へ、先導してゆく 誰もがitを必要とする しあわせにまたはふしあわせになるために it、それはただの有料の窓に過ぎない 限りなく気まぐれにプログラミングされた サカイを越えるskyがここから見える eye?love?sky それ そら 閉じ込められた GD GA 翼パタパタはためかせて 未完成を上昇中 。 空知らぬ雨を、知ってますか (ぽたぽた、り) 空の知らない雪を、知ってますか (ひらりら) 300分の1秒でいい 彼の彼女の、醜悪に 追いつけたら良かった 風が囃し立てるよ ほら、飛べと 自身が最後の風。であると つぶやくかのように く る り ============== まとまってたので、なんとなく。実は一人の人が書いたものなのかも。 2,3日前の管制室からの「ハローハロー」ってやつ、明るくてちょっと哀愁があってよかったんだけどなあ。ここにコピーし損ねた。見る間に崩されてってちょっとかわいそうだった。 (鳥のかげが ちいさく飛びゆき ぼくの影は 朝を知った) やがて カノジョが くるだろう 。 が よるは えいえんに こない 。 ( 影を 連れて キハシナイ 。) 凍りついた性のしるし ひび割れた地平の遠方に掲げられた ぼろぼろの君の肖像画だ 朽ちても 褪せても まだ 消すことだけはできないのだ おおお 血の一筋の溝 悔恨が 今日も朽ちたお前に向かって伸びてゆき 俺は荒々しい 一人称だけを叫んでよろめく 記憶にあらわれた鍵穴からは ながく細く デクレッシェンド 裂け目に落ちこむちいさな花のいろと 舞う蝶のむらさき 鍵盤の白と黒は交互に光を吹きあげた 軌跡 アルペジオ ピアニッシモ ピアニッシモ・・・ おお リタルダンド いのちの りたるだんど を! まっかな鉄塔を溶かし くずれ落ちる夕日に 最後のコードをうちつけ ======== すんません。いじって遊んでるうちに消しちまったようです。消える直前形を書いときます。 # 2005/09/15 13:50 mesage 夕方で 暮れ方で 僕らが消えれば霊界だ 夕方で 触れ方で 彼らは気づけば難解だ 夕方で 紅方で 虚無と無限の境界だ 夕方で 揺れ方で 現れないのが限界だ 夕方で この目方で 落ちない林檎が爽快だ #リスペクト・最終行!(・∀・)/ 遠くの雲が吹きだす 笛 碧か君か うでんが原の夜 光るそ あいくつ斎目 麿、煙で茶湾 天気予報に夢中のあの娘 ツクツクボウシになる夢は諦めた君 左手から右手へカマンベール 後ろが見のスか?後ろの何のスか? 焼うら原け野ががましいや 2;48am 7/19 >後ろが見のスか?後ろの何のスか? >焼うら原け野ががましいや #がすき。意味がわからないのに一生懸命会話してる感じ。 #見のスか、何のスか、がましいや、て。 風鈴の音 きらりん、飛沫は鮮やかに 七色の虹 金魚鉢の メロン 詩 このごろ流行りの 詩 みんなバナナなんだ らん るん らん やわらかな ふで、君の あしあと ( 天国からバナナとメロンを取返したぞ ) 赤詩 隣のねー詩 詩 迷子の子猫詩 ウクレレ詩 ごーやー詩 詩 長崎詩 詩 ううむ ( いろんなものがまた天国に奪われた? ) #sage #禁止用語って意外と多いなぁ〜って思う状態です。 #リアルタイムじゃないと判らないけどネOo。('へ')y-゜゜ 真夜中。スクリーン。天気予報。 フラレル確率は100%。 コードを抜く。 スクリーンの向こう。 明滅。リフレイン。 #7/21 2320 >明滅。リフレイン。 #が好き 遠くは雑誌の誤植「インド人を右に」に アンナミラーズ、ブルータス どういたしました? 終電が原の夜 光るそ 禿山の一夜 地平線に定規をあてる。 子供天気予報士に夢中のあの娘 フラれたら降水確率100% ひとり た詩ロッケ 今晩はカレー ツクツクボウシが夢中の君 左手から右手へマンドリン 君といえば詩カー 自分の尻尾を追いかけるスピッツ 毬藻気どりで目くるめく話術 「赤子が泣いてもフタを取ってはいけない!」「やっぱり釜だよな」 気取ってはみたが上手く炊けなかった 気をつけろ哀しい挑戦Macintoshにか? 「右だ!」「左だ!」「せっかくだから赤いドアだ!」 三十路過ぎの若大将または釈迦が行く 真夜中 テレビのブルースクリーン 勝手に西東京と名付けた方、川獺皮が干乾びた男 「みんなのうた」 「どうもくん」「受信shi料」「みなさまの...」 「げんだい詩を書く行為には送信料がかかります」 すべて 夢の中の出来事でした。 #7/24 1220 いいフレーズがたくさんだとおもう >子供天気予報士に夢中のあの娘 #マニアックですね >今晩はカレー #どうでもいいですね >左手から右手へマンドリン #身軽ですね >毬藻気どりで目くるめく話術 #気どっても >「赤子が泣いてもフタを取ってはいけない!」「やっぱり釜だよな」 #会話されても >「右だ!」「左だ!」「せっかくだから赤いドアだ!」 #せっかくって、、 道端に立てられた標に腰掛けて、ぼくはきなこを撒く 遠くで誰かが地平を眺めた。 あいつが目を細めたから、 僕も煙草をくわえた。 彼は天気予報士 僕は耳から煙を出す 右手にはあいつから借りたiPod So what? So are you!!" はるかむかし 或所に おじいさんと おばあさんが いて 後ろが見えたのか? 後ろの何を見たのか? 笹の葉 さらさら 心の中心で葛藤が始まった >道端に立てられた標に腰掛けて、ぼくはきなこを撒く #きなこはせこいよ >彼は天気予報士 僕は耳から煙を出す #天気予報士関係ないよ! >心の中心で葛藤が始まった #名フレーズですね 手を伸ばす 首を伸ばす 足を伸ばす PPを伸ばす 何故かと言うと そこに 茶碗があって ひび割れているから 俯いて歩くと 宝物が落ちていた それは子供の頃―― 出し忘れた テストの直し それは大人の頃 忘れている筈の いい加減で純粋なPP >PPを伸ばす #いいですね (2005 7/9 12:08) 水色の夢 川原で背中合わせになって 朝を見つけた 雪になりきれなかった雨が ゲラゲラと笑って地面ではじける 僕は フロントガラスを拭いた どこまでも悲しい右腕 映り込んだ画面に 覗いたビンの底に 翌朝なんて どこにも無かった 淡色の光 今日と明日の栞を下さい #sage (2005 5/22 1:13) 逆さまつげ 都会の月 落としてった 時計台の 針 鎖 針金 鉄筋コンクリート 金属音も羨ましくない 天然白色 共に 発育し 真昼の太陽は さん さん さん 驚き悲しみ喜び流れ流れ行き着く先は 針の位置も、くるくるめぐる 、動きの連続 何時? いつ? といってもそれは 瞬間のこと 白夜の辰 水面が さや さや ざわん 揺れる 月も太陽も それらしい顔 している 呪いをかける兎 くけけけけ くけけけけ 其処にも哂う太陽 彩々 さいさい 歳々 青く移りゆく ゆくり ゆりうごけ ゆらん 写る 逆さの月は湛える水に明止 ざわ ゆら ゆらん (2005 5/17 1:32) 水芭蕉の中の 芭蕉じいさんが落としてった 時計の針 博多どんたく 新緑の威力、驚きの緑々さ と これまた驚きの 天然白色 、 共に 真昼の太陽が 青っぽく さんさん あいを廻り ぞらを詠う よびかたを考えたりしないような時計、その進み方 針の位置、くるくるめぐる 、動きの連続につられて季節は 在 何時 いつ、といってもそれは瞬間のことだ 蓮の池辺に映る月 水芭蕉の傍はた には さあさや と泳ぐ時間 蓮の池辺に映る月 水面が さや ざわ 揺れる 月も太陽も あまり語られることはなかったが 26行目あたりに突然表われ それらしい顔をしていた 呪いをかける兎 太陽 彩々 さいさい 歳々 青く移りゆく ゆくり ゆりうごけ ゆらん うたに写る 逆さの月は湛える水に( ざわ ゆら) 明止 そして完成しなくなった #sage # real-time 完成しない巻頭詩 下駄庭園でどの詩呑む 異人たちとの春風 嵐 初夏はどの姿詠む リンダは教会へ 大学生の赤ヘルが賛美歌を ジーナはあの服着てお散歩 鐘が鳴る 思わくば幻覚寺 限り無く透明なブルーと 銀色夏生どちらが好み? かあさん僕のあの帽子何処へ行ったんでしょうね 朔次郎と三島とリルケと そんなカンパリオレンジ焼酎 ハートカクテルな芥川賞 江戸川乱歩嬢 恋心詩う18番 アングラ詩情の事情兼ね 太宰がこけた下駄の路 試験管の中 遠い夏が詩うという フラスコに盗んだ花飾る詩 すでにあの若い娘はあの詩人の,,人 夜を殺めて 世が空けて 異人たちが集う 庭園の詩集 ... ,, もうすぐまた 初夏の入り口 芭蕉の幽霊にでも逢いたいか? 麻の夏服よ 白い帽子よ ジーナはあの服着てお散歩の日々 ジーナーは初夏の 森のなかへ #十数日前からながめていたけど 完成しない巻頭詩 というタイトルの一編のようでおもしろかった。と、mesage だだん。 #sage 49のかんそう #電話ボックスの透明な扉を開けるのは #寒い春だからだよ # #「すきさ 」 # #のあたり、なんだか好きです。 #47,28のあたりの話面白く読みました。みなさんそれぞれ思い入れをもって書いてらっしゃるんだろうなあと思いました。 #無駄に、という言葉があまり僕は好きではないので、勝手に巻頭詩では削ったりしました。 #こうやっていろんな人の好みで付け加えられたり削られたりいきなり全部変わったりしていく様子は見ていて面白いですね。参加する立場に入ると、面白く見ることができますね。 >51 渡邉さんへ ありがとうございます。 実は47の直前形にしたのも私です。それをあざれあさんがスッキリさせたり、また渡邉さんが48で、私の加えた、まだ荒いデッサン的な連(あなたが/(鐘の音が うかび あがり ぃ・・/わたしヶ淵 沈んだ/kane no ne)にさらに手を加え、この部分を爆発点とした形に持っていったことなど、非常に面白かったです(お二人以外にも手を加えている方がいらっしゃるかもしれませんが)。星はその私が及ばなかった部分に対する賛辞です。 で、49の形を作ったことも、結構自分にとって刺激となりました。 ひとつは、私は49では推敲技術の、しかも「削る」ことしか使っていません(「寒い春だからだよ」「すきさ 」は作りましたけど)。一晩経って再読すると、特に第2連は私がインターネット上に氾濫していて少々食傷気味だと思っていたタイプのものにそっくりでした。つまり推敲のセンス・技術だけとってみれば、軽蔑気味の詩と私の詩には大差がない。という仮定が成立しうるわけで、こいつは新鮮かつちょいと重大かな、と。 二つには、これも一晩経って朝になってみると、巻頭詩の前半に大きく手が入れられていて、それによって私が問題視していた「私は多分消えていない」がごくさりげなくしっくりと他に馴染んでいました。また、この方(おそらく一人と思うのですが)は私よりも言葉の生産能力は上で、好みは私よりも甘め(ロマンティック)などと想像するのも面白かったです。 むしろコメントあるほうが楽しい感じで好きですsage ぼくもよく削ってから投稿しますよ。 49についてのコメント 1 ほとんど削っただけ(私の前に書いた方々、ごめんなさい) 2 とりあえず自分的に疑問のある行 「私は多分消えていない」 〜「私は多分」までは悪くないと思うのだが、いい言葉が出なかった 「すきさ」 〜これが無いと意味通じないかもしれないけど、ないほうがリズムや喚起力が強く なるかもしれない。でも長考になるのでこの形で。 「耳元でささやくものだから」 〜「ものだから」ってのがどうも垢抜けないのじゃないか、最終行なのに。でも決 めすぎも重い。なんかふつーの生活感があってこれもいいかもしれないし。いず れにせよ長考必至なのでこの形で。 ※保存スレなのに、こんなこと書くとルール違反だったかもしれません。何かの話の種または参考になればと、sageもせず。 空き缶は 軽々と吊るされ 曇り空の 錆びた蛇口に 赤と白 紋切り型の うわさ話 まるで誰も見て居ないから 空に向って消えて行く カラスの影 風に向って飛んだのか 飛ばされたのか 「ここまでおいで」 声を耳ではないところに 聞かせてほしい 私は多分消えていない 無駄に公衆電話のベルが鳴る 電話ボックスの透明な扉を開けるのは 寒い春だからだよ 「すきさ 」 あは は 月の無い夜 電信柱に向かって吼えてやる なんて、 ああ 、そう でも 愛してしまいそう 声が 耳元でささやくものだから 空の壜だけが あなたの名残です 半円を描いて 爪を赤くぬる あなたが好きだったマニキュアで 爪を赤く おわりのないしあわせ 遮光カーテンの向こう ついぞ見たことの無い ひとりの 月影 鹿のいない風景をつくるように この、流れていくみどり ぶれていく指 ぶれていく情熱 みどりの爆発 あなたが (鐘の音が うかび あがり ぃ・・ わたしヶ淵に沈んだ 散る桜ばかりがうつくしい (沈んだ) (沈んだ) (沈んだ) (沈んだ) どうして地平線は 曇り硝子の壜のとなりで #ちょっと自分の趣味入れすぎたかsage 1 2 3 スレッドを新規に作成したり、コメントを書き込むにはログインが必要です。
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