2005 11/14 22:30
(1+1)/4
# 時刻はRTでいっす。
やっかいならば
あなたの最後の事件には、どうか探偵を
夕暮れの暗号で呼び出して
公園ではベンチが燃えそうに佇む
剪定済みの大木の前にて、待っている
朝と昼と夜と深夜の顔
秒針がふたりぶんの余命を告げる、時計は
今も昔も型作るたくさんの肺胞の細胞の羨望のまなざし
名刺入れは爆発しがちで
弁護士やら、六法全書やら、遠くの祭りのように
あなたは気泡を文書化すると
ダイソンメッセージは
時限付き粒子となって世界へ
隣の季節はもう燃やしてください
そんな可燃物を赤く引っ掻くクセがある
話をあまり大きくはしないでおく。
おしゃべりな蛍光インコが言うには
それは不貞腐れたきみに等しく
再来年の手帳が微笑むには
それは該当する穴に落ちる
鏡対称の空面へ、船頭が煽動を先導してゆく
あ、から始まる暗号を
限りなく果てしなく偽りなく悪気なく
気まぐれにプログラミングされた羅列として
職人は願っていた。
もうすぐ燃やす、のを好きになって
たくさんの疑問符は追加だが
わたしはこの下の流れが好きだな
ね、探偵さん
もうおわる いつおわる まだおわる? いいかげんおわる
そろそろ終わりにしたくないかい? 最後の行が書きたいかい?
書いてしまうよ そろそろ次の世界へ 連れてってくれ
#sage