巻頭詩保存スレ[104]
2007 12/04 18:34
とうどうせいら

寂しさはするめに似ていて 
それは案外に味わい深いものだった 
そうして悪友の言うように 
酒のつまみにはもってこいのものだった 
永遠の中にいることだって出来る 
覗き込む水晶玉を覗く水晶体 
ナイトガウンのメンソールが雨夜に光る 
入浴剤がぷかぷか浮いて 屁をこいた 
一辺は過去 
それならばもう一辺は未来だろうか 
三角定規では計れない夢を見る 
なんとなく石を蹴る 
セットしたタイマーを早送りする 
その前にまぶたの裏に 
世界の果てを焼き付けて
#sage あら、半月経ったら葬式がするめになっている…
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