巻頭詩保存スレ[110]
2008 04/27 12:58
渡邉建志
新緑のさざめきを頬に
立ち止まる時の隙間
宇宙にひとり惑うとき 傷みは
静かな海の浮標
星々の旅のはてに
私に似た君と 出遭うだろうか
少年の瞳と遊び心を持った君
扉の向こうにはあたらしい時間
八重桜咲く駅から
新星号に乗れば
闇にかすれた夢がある
夏の色が少し混じった春の風と
空をゆく白い雲の翼
sage
スレッドへ
前
後