巻頭詩保存スレ[88]
2006 11/11 00:26
藤崎 褥

#(2006.11.11 00:25)


 時の回廊の径 
 未完の詩に 
 いつしか季節風景 
 画になった 
 音に 
 春には花が 
 夏には木影 
 秋黄昏 
 いつしか雪が降り 
 デジタル時計の表示 
 携帯に 
  
いくら詩うの幾度も  嫌がったて君 
  
辞めても何度も幾度も 詩うから 
  
いけないと      想いながらも 
笑ったよそれは    泣き笑いするみたいにさ 
  …… 
太陽に近寄り過ぎれば溶ける 
月には何も無い 
美しいこの青い星は残酷なことも多い 
だけど 
太陽の光でこの時は成り立ち 
月は詩われ海汐 導き 
この星にはいろんな形の愛がある 
  
  
 … 
… 
青い星にはこんなことも起きる 
  
  
太陽 月 星が天に廻る星 
他の星から見れば   天にある青い星 
  
  
… 
 扉が何枚もあった 
 幾重にかさなって 
 開ければ時空の草原を 
 歩き巡りながら 
 また扉はあって 
 ヒライテは閉じ 
  
 天の星がその草原に  舞い降るよな夜に 
  
 今まで存在した扉は 
 見えなくなり 
  
 その人の心の草原は 
  
 時の街に向かった 
 そんなページ何回も  開いた旅の時 

#with dear.sage
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