すべてのおすすめ
静かなる独りのイヴをむかえおり部屋の冷気が骨をいたぶる


友人との今朝のメールで燃えるごみ無事に捨てたとイヴの報告


ほほ冷える耳が悴む指先が出るミトンして作歌の聖夜


いろい ....
指先は頬をすべって触れてゆくやさしい風のような音楽


君の背に耳寄せて聴く森があるざわめき揺れる二人の愛も


黄昏に言葉を失い泣き濡れてモルフォ蝶飛ぶわたくしの夜


白い手にか ....
ふるさとが産まれたベッドだけの子のその後の話知りたいですか


私は春のこどもであなたの子それは悠に変わらないこと


決めているわたしのその後のその次の来世で鳥の子父さんが産む
ひとつだけ私の肩に舞い降りて小鳥になるよ今日は雨降り

  こんなにたくさんの雨粒があるのなら
  ひとつくらい雨粒になってしまう魔法に
  かかっている小鳥がいるのかもしれないと
  思 ....
残されたポールの気持ち考えてレノン忌に聴く赤盤青盤 おかあさん、ジョン・レノンが生きててもうちの村ではライブしないよ バーチャルな世界飛び越え会いに行き気付いた時は秋川渓谷 ゆるゆると水平線を越えていく居眠りという舟にゆられて

カーテンに映す葉陰はモノトーン秋の陽射しはながながと伸び

世界が白く息をして私の眼鏡は優しく曇る

きのこと胎児の水分量 イコール ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです

キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い

ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき

てぶくろ ....
それぞれのはなしのはなしきまぐれにとり散らかしておりまして


鱗雲やきつきすぎて目からうろこくもって、そら、あきがきたらしく


まっさらなノートの白にたじろいでやれることすらで ....
順位のない星占いの English 誤訳しないで誤読してみる


90度で固定された視界からチラシのようなありふれた空


袖口の緋色の染みに宿るX 左手と眼と記憶を喰った

 ....
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス 永久不滅ポイント0のぼくら硬度10の憂鬱ふらっと


こめかみに指ピストルを押し当てるネジ式のサイレントサイレン


こなごなと呼吸うれいてる断片たちうちできない夏に埋めて
 ....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋 なつとあきすきませますぎすきがなくだらけた暮らしすきをほしがる


さらさらときれいに流れない指がひっかかってひっかきもがくざらざら


タトタトと外ハネまわる半角で兼ねて ....
かわいい子にはたびをはかせろつまりとりつくしまへとりつかれてる


とりつくろうためにふくろにおしこむそのよこしまよ、ぼくらがすくう


できることだけして花でいることにいけないわ ....
ねこがねこむとねこがごねるねごとねこごとあなたをねとる

ミセスのちミス続きます武器となるほほえみ引きこもりはじめそう


ふみんにはひだまりにおうオフトニンさようならきのうときょうとうと
 ....
はずされるかいかんえるの手錠してM一錠じゃ足りないかしら


ろうそくはともすのなわはとぶものよおやすみド(エス)はねかせてね


あわよくばガードル越えたらしげみへガードレール跨 ....
とりあえず訳の分からん動物はしっかり加熱して食べようね こういう気持ちの時は 誰かに会いたくなると 言うけれど


そういうものかな 


それは まだ幸せなんじゃないかな



ほんとに辛い時は 誰にも会いたくなんか ならんわい
   不機嫌なジャングルジムに傘さして水たまりにジャンプする夏


   たしかです不確かなのはたしかです雨粒ほどにたしかなのです


   雨粒をあつめて海をつくり ....
路地裏の向こうに見える高いビル陽の当たらない古いラーメン屋

正月と聞けば寒さが増す気分大寒波来る今年の始まり

日本語を聞き慣れている日常に異国の言葉新鮮に響く

年末は賑やかだけどでも ....
幸福は匙で掬ったアイスクリーム みつめていても溶けてしまう 青空に洗濯物のはためいてハミングすればさわやかな風

さまざまに形を変えて雲は行く見ていて飽きない空の劇場

ヒグラシの遠い呼び声懐かしい記憶の森へ心は帰る

炎天下汗をぬぐえば向日葵も{ ....
きみを眠らせない夜の筋書きをにぎっているのはわたしだって

この星のいちぶぶんでいいんだよね微熱を微風がさらうならば

きいてるの?きいているのかいないのかえふぶんのいちにかぜはゆら ....
すがすがしい あさのよろこび ひる歌い ひる歌ったよろこび よる思いだす 坂道を 上ることには 意味はない 上る自分に 意味がある たばこへの率直を置いてみるならばおまえがこの世に居なかったなら



泣きながらマスターにでも絡みつつ飲める体を持ったとしたら



嫌煙家を広場に集め尋ねたい他人に迷惑かけてないかと ....
おしえたくないけどきみだけにおしえてあげるうそでもおしえる


みたいものないけどみえてしまったみたいなことにみたされてゆくみたい


ひっかける気もないというとっかかりひっかかる気は ....
梅昆布茶さんの短歌おすすめリスト(676)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「春が一番好きだからです」_2014.12.24_(一二首)- もっぷ短歌3*14-12-24
風のような音楽- 石瀬琳々短歌3*14-12-17
=★- もっぷ短歌214-12-12
あなたは誰ですか- そらの珊 ...短歌15*14-12-11
残されたポールの気持ち考えてレノン忌に聴く赤盤青盤- 北大路京 ...短歌214-12-10
おかあさん、ジョン・レノンが生きててもうちの村ではライブしな ...- 北大路京 ...短歌6*14-12-10
変死体短歌2- 花形新次短歌114-11-19
うとうと- そらの珊 ...短歌914-10-30
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ- そらの珊 ...短歌19*14-10-11
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋 - 阿ト理恵短歌7*14-9-16
空の葡萄- 深水遊脚短歌6*14-9-15
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス- 北大路京 ...短歌314-9-15
硬度10の憂鬱_ - 阿ト理恵短歌9*14-9-9
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い- 北大路京 ...短歌1514-9-6
ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋- 北大路京 ...短歌314-9-5
その日、風鈴の割れる音をきいた_ - 阿ト理恵短歌7*14-8-25
ぼくらが旅にでない理由 - 阿ト理恵短歌7*14-8-22
_- 阿ト理恵短歌4*14-8-21
さそりの星- 阿ト理恵短歌5*14-8-19
パンデミック短歌2- 花形新次短歌214-8-17
まだ幸せやん- 陽向短歌2*14-8-16
青の夏- 石田とわ短歌11*14-8-14
路地裏- 夏川ゆう短歌114-8-11
アイスクリーム- はるな短歌614-8-8
夕立を待つ- 未有花短歌14*14-8-4
扇風機の口癖_ - 阿ト理恵短歌9*14-8-2
- 陽向短歌2*14-8-1
自分自身- 陽向短歌2+*14-7-31
「たばこのうた」2014.07.30_(一〇首)- もっぷ短歌6*14-7-30
まほうの西瓜 - 阿ト理恵短歌5*14-7-29

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