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断面を滴り落ちる雨粒はあの日に還れぬ哀しみの匂い

断崖を打つ荒波にとびこんだペンギンたちまさに今とびこんだ

鳥。飛ぶことだけを目的に骨の密 ....
両肩に光るタスキをぶら下げて工事現場を飛び出していけ

おやゆびをついっとつかいサンダルに前をむかせて走りだすきみ

香水の涼しい匂いを嗅ぎながら百貨店のベンチにて待つ

澱みつつ腐りゆく ....
その花は皆太陽を向いていてうつむく私をたしなめている

うつむいて歩き涙が零れ落ち愛した君の輪郭を消す

朝露を人差し指で払っては眼鏡を外した貴方を思う

雨上がり君の唇と ....
水の抜けたプールサイドで話してた言葉は夜に溶かしてしまえ

涙さえ夜の前では無機質で恋してたって今更気付く

友達のはずだった君 空メール 無意味に夜を蹴飛ばしていた

さよ ....
雨、雨、雨、やさしく閉じて透き通る春の惑いの Aquarium の


ふるえては芽生えるおもいこの胸のうすきガラスを風のララバイ


よんでいる心を奪い冬の鳥はるか Голос 遠くへど ....
岩手の湯

やまぼうし白き花つけすっくりと木々のまにまに立ちおりにけり

ソロモンの詠い残せし雅歌なども思い出づる朝のしじまに

もの音も何もせぬ朝一人して歌を詠みたり窓辺に坐して

 ....
母さんの優しさに頼り切っていた十四の頃の海は真緑

深海のクジラの骨に囲まれて眠っています空を夢見て

いつの日か母と歩いた海岸線足跡などは跡形もなく

海原に虹を見たのかあの人は輝け ....
もうちょっと意味があ .... 一、告白


{引用=
飛行機が頭上を通りすぎている さよならのなか密かな発作



骨の間を縫うように飛ぶ飛行機に印字する風 わざと会いたい



透明に傾き無色の戦場を駆 ....
娘さん
未だ独り身の
草食系に
「飲みたい」なんて
言うもんじゃない

君のため
バーを探して
三千里
弾む足取り
下見する夜

「こんにちは」
「夜やから違う、
こんばん ....
降り注ぐ光集めて活性化心の闇が眩しいと言う

兄が聴く歌に影響されている父にギターを教えて貰う

感動の映画で涙溢れ出た無くしたはずの指輪出てきた

山間の旅館は人気高い場所自然の声 ....
「日食の朝」

太陽の闇に隠れる月明かり光と影と表と裏と
芝桜夢に似た世界作り出すあなたと二人未来を歩く

帰り道仕事疲れで重くなるチューリップ色の君に逢いたい

複雑な迷路のような生き方は陽射し入らない孤独な日陰

好きだから「好き」と素 ....
はらはらと花のすずろに散る夜の
天に半月血膿のおぼろ

鉢巻の日の丸手向けきりもみで
修羅が散花の空挺部隊

施餓鬼会の夜風に濁声放ちます
モンペ逆子の父恋唱歌

皮膚病の犬のあばら ....
青春を
回顧するほど深まる絶望
午前三時の菊正宗
体液に青色2号混ぜ込んでカラカラ笑う(まるで機械だ) トリセツをただの一度も読まずとも正しい呼吸の仕方はわかる

もともとはペアであった靴下も気づくと穴が片方だけに

色褪せたペエジをめくる緑風が塗り替え時期と付箋をつけた

強風でバタンッと ....
磨かれた空に足跡つけていくいたずら小僧のような雲たち

なんにでもなれる人がやわらかく五月の樹々の若葉となって

この指をアンテナとして建てました心のスイッチ押して下さい

まなこから鱗は ....
七人のこびとは元は八人で現在一人行方不明で

豆の木が大空高く伸びたけどただ伸びただけ雲乗れねぇし

あなただけ映していたいいつまでも私は鏡あなたの鏡

白鳥になったとはいえ醜さは変わ ....
皐月なり朝早く起き曇り空妻は疲れてまだ起きぬとき

早起きの習慣を付け健康に恵まれている妻とぼくたち

息をして深く吸い込む空気には春たけなわの清々しさ
ゆるゆると解凍されて泳ぎ出す初夏のひざしに冷凍金魚

てのひらに埋め込まれた鉛筆の種 いつまで待っても芽が出ませんが

捨てました古い日記も捨てましたあとかたもなくみじん切りして

虎猫と ....
オッパイの
総面積の
半分を
乳輪が占める
ソフィーマルソー

12年
今年のきみは
いい出来と
アソコの汁を
樽で熟成


ひもパンツ
穿いて脱糞した場合
ウンコは裂け ....
アパートに
合鍵使い
入ったら
巨大バイブで
白目剥くきみ




美熟女の
巨尻で顔を
覆われて
窒息するなら
それも本望




アイコラで
巨乳にしても
 ....
大便を
丸ごと一本
箱につめ
スカトロジストの
きみに贈る




大量に
ヒジキを食べた
翌朝の
ウンコはやけに
まとまりがない



美しい女医に
直腸検査され ....
きみのする
電動歯ブラシ
オナニーは
ミントの香りが
とても清しい




肛門の
周囲に生える
毛を抜いて
あなたを想い
けつ毛占い




肛門に
忘れ去られ ....
チンカスに
似てるときみが
言ったから
わさび漬けが
食べられなくなる



ワキ汗の染みた
Tシャツ失敬し
生で味わい
煮ても味わう



親指の
爪の黒垢
掃除し ....
【確信犯】
 
 ちょっとづつちょっとづつ間違っていく伝言ゲームのように、今日も


【からかい】
 
 本気かと問えばするっと逃げていき 遠くの空で春雷が鳴る


【三面記事】
 ....
するすると滑る皮下にはとくとくと
詰まる水気の多い蜜の脈

悩むのを止める良くはならない違いなど
生まれた幹が違うのだから

寝た後に晴れる身なら良かったの
開いたまぶたに映る霧

 ....
君の声冷たい夜に似合わない手を差し伸べてくれる優しさ

春が来る立ち止まることないらしい永遠の中自分を探す

傷跡は忘れた頃に消えている誰も知らない秘密の仕事

頬杖をついて私は考え ....
チューリップに親指姫が眠ってる起こさないでね春はいじわる

さくらさくらいつか鬼になる日まで散りしきる花に打たれていよう

悲しみはヒヤシンスの深い青君との別れを涙に染める

うっすらと白 ....
梅昆布茶さんの短歌おすすめリスト(676)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
レインシック_或いはシンメトリーな憂鬱- そらの珊 ...短歌9*12-6-18
小豆鍋- 木屋 亞 ...短歌2*12-6-16
花模様- 永乃ゆち短歌2*12-6-15
夜、或いは独りという事実。- 永乃ゆち短歌3*12-6-15
プリズム- 石瀬琳々短歌8*12-6-14
岩手の湯- 生田 稔短歌1*12-6-2
- 永乃ゆち短歌1*12-6-1
コオロギ通り- TAT短歌112-5-27
短歌二篇- 佐藤真夏短歌4*12-5-26
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活性化- 夏川ゆう短歌112-5-25
ムーンライトにサングラス- 村上 和短歌312-5-25
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- 永乃ゆち短歌2*12-5-11
夕焼け心中- そらの珊 ...短歌1212-5-9
離岸流- そらの珊 ...短歌712-5-4
童話短歌- 北大路京 ...短歌19*12-5-4
早き朝- 生田 稔短歌312-5-3
ウワバミの中の象- そらの珊 ...短歌9*12-4-29
変態短歌5- 花形新次短歌212-4-21
変態短歌4- 花形新次短歌112-4-20
変態短歌3- 花形新次短歌112-4-20
変態短歌2- 花形新次短歌212-4-20
変態短歌1- 花形新次短歌212-4-19
春雷- そらの珊 ...短歌11*12-4-17
桃始笑- やや短歌4+*12-4-5
冷たい夜- 夏川ゆう短歌212-4-2
Flowers_〜春〜- 未有花短歌13*12-4-2

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